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【キノベス!2022】紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30を発表! 1位は逢坂冬馬さん『同志少女よ、敵を撃て』

紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2022」

紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2022」

紀伊國屋書店は12月24日、”紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30”「キノベス!2022」を発表しました。

 

紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2022」 〔敬称略〕

 
1位:『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬/早川書房)

2位:『正欲』(朝井リョウ/新潮社)

3位:『テスカトリポカ』(佐藤究/KADOKAWA)

4位:『スモールワールズ』(一穂ミチ/講談社)

5位:『夜が明ける』(西加奈子/新潮社)

6位:『常識のない喫茶店』(僕のマリ/柏書房)

7位:『自由研究には向かない殺人』(ホリー・ジャクソン、訳:服部京子/東京創元社)

8位:『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』(福井県立図書館/講談社)

9位:『死にたがりの君に贈る物語』(綾崎隼/ポプラ社)

10位:『ここはとても速い川』(井戸川射子/講談社)

11位:『リボルバー』(原田マハ/幻冬舎)

12位:『海が走るエンドロール』(たらちねジョン/秋田書店)

13位:『みじかい髪も長い髪も炎』(平岡直子/本阿弥書店)

14位:『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き』 「選ばれた才能」を120%活かす方法』(加藤俊徳/ダイヤモンド社)

15位:『まとまらない言葉を生きる』(荒井裕樹/柏書房)

16位:『7.5グラムの奇跡』(砥上裕將/講談社)

17位:『琥珀の夏』(辻村深月/文藝春秋)

18位:『サメ映画大全』(知的風ハット/左右社)

19位:『花束は毒』(織守きょうや/文藝春秋)

20位:『たまごのはなし』(しおたにまみこ/ブロンズ新社)

21位:『赤と白とロイヤルブルー』(ケイシー・マクイストン、訳:林啓恵/二見書房)

22位:『狂女たちの舞踏会』(ヴィクトリア・マス、訳:永田千奈/早川書房)

23位:『島さん』(川野ようぶんどう/双葉社)

24位:『ブラック・チェンバー・ミュージック』(阿部和重/毎日新聞出版)

25位:『インディゴ』(クレメンス・J・ゼッツ、訳:犬飼彩乃/国書刊行会)

26位:『アンオーソドックス』(デボラ・フェルドマン、訳:中谷友紀子/辰巳出版)

27位:『あんなに あんなに』(ヨシタケシンスケ/ポプラ社)

28位:『黒牢城』(米澤穂信/KADOKAWA)

29位:『アンソーシャルディスタンス』(金原ひとみ/新潮社)

30位:『らんたん』(柚木麻子/小学館)

 

「キノベス!」について

「キノベス!」は、過去1年間に出版された新刊(文庫化タイトル除く)を対象に、紀伊國屋書店スタッフが「自分で読んでみて本当に面白い、ぜひ読んでほしい本を選び、お客様におすすめしよう」という企画で、2003年にスタート。

今年は17名の選考委員が、紀伊國屋書店の全スタッフから公募した推薦コメントを熟読し、ベスト30を決定しました。

 

「キノベス!2022フェア」を開催!

紀伊國屋書店では、2022年2月1日(火)より「キノベス!2022フェア」を全国の紀伊國屋書店およびウェブストアにて一斉開催予定です。

スタッフが各作品に寄せたコメントを掲載した小冊子を店頭にて配布します。

★詳細:https://store.kinokuniya.co.jp/event/kinobest2022_20211224/

 

同志少女よ、敵を撃て
逢坂 冬馬 (著)

発売前からSNSで話題を呼び、刊行一週間で5万部を突破。
史上初、選考委員全員が5点満点をつけた、第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作

アクションの緊度、迫力、構成のうまさは只事ではない。
とても新人の作品とは思えない完成度に感服。──北上次郎(書評家)

これは武勇伝ではない。
狙撃兵となった少女が何かを喪い、
何かを得る物語である。
──桐野夏生(作家)

復讐心に始まった物語は、隊員同士のシスターフッドも描きつつ壮大な展開を見せる。胸アツ。──鴻巣友季子(翻訳家)

多くの人に読んで欲しい! ではなく、
多くの人が目撃することになる
間違いなしの傑作!
──小島秀夫(ゲームクリエイター)

文句なしの5点満点、
アガサ・クリスティー賞の名にふさわしい傑作。──法月綸太郎(作家)

 
独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵”とは?

 
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