本のページ

SINCE 1991

芥川賞作家・諏訪哲史さん『昏色の都』刊行記念トーク&サイン会を開催

芥川賞作家・諏訪哲史さんの幻想小説集『昏色の都』が国書刊行会より4月30日(火)に刊行されます。これを記念して、東京堂書店 神田神保町店にて、諏訪哲史さんによるトーク&サイン会が5月11日(土)に開催されます。

 

「『昏色の都』(国書刊行会)刊行記念 諏訪哲史さん トーク&サイン会」開催概要

 
■開催日時:2024年5月11日(土)14:00分~(開場 13:30)

■会場:東京堂書店 神田神保町店 6階 東京堂ホール(東京都千代田区神田神保町1丁目17)

■参加費:1,500円(要予約)

■対象書籍:同店で発売予定の諏訪哲史さんの著作単行本のみがサイン対象です。
※購入レシートを確認させていただく場合があります。
※文庫・出版社品切れの本のお持ち込みは不可。

★詳細&申込み:http://www.tokyodo-web.co.jp/blog/?p=23145

 

著者プロフィール

諏訪哲史(すわ・てつし)さんは、小説家・批評家・随筆家。1969年生まれ、名古屋市出身。國學院大学文学部哲学科卒業。恩師は独文学者の故・種村季弘さん。2007年「アサッテの人」で第50回群像新人文学賞および第137回芥川賞を受賞。

著書に『アサッテの人』『りすん』『ロンバルディア遠景』『スワ氏文集(すわし・もんじゅう)』(講談社)、『領土』『岩塩の女王』(新潮社)、『うたかたの日々』『スットン経』(風媒社)、『偏愛蔵書室』『紋章と時間 諏訪哲史文学芸術論集』(国書刊行会)、編著に『種村季弘傑作撰Ⅰ・Ⅱ』『新編・日本幻想文学集成 第1巻』(国書刊行会)、『驚異の函――種村季弘コレクション』(ちくま学芸文庫)など。

 

※以下はAmazonへのリンクです。

昏色の都
諏訪哲史 (著)

昏色に彩られし悪魔の文業――

芥川賞に輝いた第一作以来、作品ごとに文体を変幻させてきた《小説狂》作家による高踏的、唯美的、反時代的な、幻想文学の金字塔!!
                       
《狂躁の夜、悪魔の筆を藉り、これらの小説は書かれた》
初出時の3倍に改稿された耽美的・象徴主義的な表題作「昏色(くれいろ)の都」170枚に、極限地の中洲でただ独り夢現のあわいを行き惑う幻想紀行譚「極光」、零落散逸した古漫画の記憶に遠い幼少期を幻視する瘋狂小説「貸本屋うずら堂」の2編を併録。文体や世界観を全く異にする鏤刻の3編。《夜ごと悪魔の筆が紡がせた》畢生の記念碑的小説集。

――低い冬の陽が平原を黄金に透き、雲と地平、幾百年変わらぬ廃都ブリュージュの翳を紅に焦がし、日々わたしの眼裏に燃え落ちてゆく――

 
【関連】
2024年5/11(土)14:00~『昏色の都』(国書刊行会)刊行記念 諏訪哲史さん トーク&サイン会 | 東京堂書店

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です