「三省堂書店めくる塾」内田剛さんが2024年本屋大賞受賞作品を解説する講座を開催 宮島未奈さんも登壇
三省堂書店が主催するオンライン講座「三省堂書店めくる塾」は、5月15日に「本屋大賞発表記念!小説がもっと面白くなる読書会」と題し、2024年本屋大賞受賞作品『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)を解説する講座を開催します。
〈著者と読者の、知のひろば。〉「三省堂書店めくる塾」 にて2024年本屋大賞受賞作品を解説する講座を開催
ブックジャーナリストで本屋大賞実行委員会理事の内田剛さんが2024年本屋大賞受賞作品を解説する今回の講座では、特別ゲストとして、2024年本屋大賞受賞作家の宮島未奈さんをお招きし、『成瀬シリーズ』執筆の裏話や本屋大賞受賞体験談、書店への想いについて迫ります。
<「内田剛の本屋大賞発表記念!小説がもっと面白くなる読書会」開催概要
■日時:2024年5月15日(水) 20:00―21:00(60分)
■講座料金:1,705円(税込)
■開催場所:オンラインのみ(Peatixでの事前登録必要)
★詳細&申込み:https://peatix.com/event/3905261
講師プロフィール
内田剛(うちだ・たけし))さんは、ブックジャーナリスト、本屋大賞実行委員会理事、ポプラ社「全国学校図書館POPコンテスト」アドバイザー。30年の書店勤務を経て2020年よりフリーに。
これまでに書いたPOPは5,000枚以上。ブックレビューの執筆や講演活動、POP講習会を実施。著書に『POP王の本!』がある。
特別ゲスト:宮島未奈さん(2024年本屋大賞受賞作家)プロフィール
宮島未奈(みやじま・みな)さんは、、1983年生まれ、静岡県富士市出身。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒業。2018年「二位の君」で第196回コバルト短編小説新人賞を受賞(「宮島ムー」名義)。2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR-18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞し、同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』でデビュー。同作品で2024年本屋大賞を受賞。
内田剛さん コメント
宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』は、デビュー作でありながら発売前から出版業界内で大きな話題となり、2023年3月の発売後も圧倒的なパワーで世代を超えて支持され続け、2024年4月10日に晴れて本屋大賞を受賞しました。続編『成瀬は信じた道をいく』ももちろん絶好調。今回の読書会では、そんな今もっとも勢いのある著者・宮島未奈さんご本人をお迎えして、「成瀬シリーズ」執筆の裏話はもちろん、受賞して間もない「本屋大賞」体験談や、本屋や書店員に対する想いなどをお伺いします。物語のご当地・滋賀県だけではなく、日本中を元気にしている愛すべきキャラクター『成瀬あかり』はどのようにして生まれ、これからどこへ向かうのでしょうか?三部作の完結編である次作の構想などにも迫ります。成瀬ファンはもちろん、本屋大賞をはじめとする文芸作品に興味のある方々、そして日本中の書店を愛する皆さまに向けて、作家と作品の魅力をお伝えしたいと思います。ぜひお気軽にご参加ください。
三省堂書店めくる塾について
三省堂書店めくる塾は、三省堂書店がクラブ三省堂会員および読者に向け2023年11月よりスタートした新サービスです。
日頃三省堂書店をご愛顧いただいている読者の方々の更なる知的好奇心に応え、著者と読者をつないだ新たな学びの場を提供する書店ならではの試みです。毎月様々なジャンル、テーマでオンライン講座を開催しています。
★「三省堂書店めくる塾」サイト:https://www.ssdmekuru.com/
成瀬は天下を取りにいく 宮島 未奈 (著) 成瀬の天下取り! 「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。 2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。 |
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