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古泉迦十さん「第17回メフィスト賞」受賞作『火蛾』が23年の時を経て文庫化!

古泉迦十さんの幻のミステリー『火蛾』が23年の時を経て文庫化され、講談社文庫より刊行されました。

 
<空前絶後のイスラーム神秘主義本格!>

Twitterで話題の『火蛾』が遂に文庫化されました。

「第17回メフィスト賞」受賞、「本格ミステリ・ベスト10」「週刊文春ミステリーベスト10」などにランクインをした『火蛾』は、中世の中近東を舞台に、修行者たちを襲う不可解な死の謎を解く、本格ミステリ史上に残る伝説的傑作と評価された作品です。

 
【あらすじ】

12世紀の中東。
聖者たちの伝記録編纂を志す詩人のファリードは、伝説の聖者の教派につらなるという男を訪ねる。

男が語ったのは、アリーのという若き行者の《物語》──姿を顕さぬ導師と四人の修行者だけが住まう《山》の、閉ざされた穹盧(きゅうろ)の中で起きた連続殺人だった!

未だかつて誰も目にしたことのない鮮麗な本格世界を展開する、第17回メフィスト賞受賞作がついに文庫化。

 
<古泉迦十(こいずみ・かじゅう)さん プロフィール>

1975年生まれ。本書で第17回メフィスト賞を受賞しデビュー。

 

火蛾 (講談社文庫)
古泉 迦十 (著)

 


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