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東川篤哉さん初の「幽霊ミステリー(?)」『博士はオカルトを信じない』が刊行

2011年に本屋大賞を受賞し、シリーズ累計420万部突破した『謎解きはディナーのあとで』で知られる東川篤哉さん著『博士はオカルトを信じない』がポプラ社より刊行されました。

コミカルなキャラクターの掛け合いで東川さんの真骨頂を見せるだけでなく、初めて「幽霊ミステリー」を試み、かつ東川作品史上で最も若い中学生が主人公となる一作です。

 

探偵の息子でオカルト好きな中学男子 × 自称・天才発明家のアラサー博士――「癖つよ凹凸コンビ」に注目!

本作は、町の有象無象のオカルト事件をめぐって、<探偵の息子でオカルト好きな男子>と、<廃墟に住む自称・天才発明家の博士>からなる異色凸凹コンビが、「幽霊のしわざ」を名推理で暴いていく連作短編ユーモアミステリーです。

新鮮なキャラクターの組み合わせと、癖の強い登場人物たちの掛け合いが読みどころ。

 

狐憑き、瞬間移動、幽体離脱、幽霊の声…超常現象の正体が気になる!

離脱した幽体が本体を刃物で殺した?
誰もいないところから聞こえる謎の声と、ガラスが割れた正体は?

「これって、幽霊がやったとしか考えられない――」
不思議で愉快な、幽霊ミステリーの世界へ誘います。

 
【あらすじ】

丘晴人は、君立市君乃町に住む中学2年生。
両親が「有限会社オカリナ探偵局」という私立探偵事務所を営んでいるため、町の有象無象の面倒事や困りごとや事件が舞い込む。

両親の手伝いで事件に立ち会う中で、晴人が目にした数々の不思議な事件。
これって、幽霊がやったとしか考えられない――。

事件解決の糸口を見いだせない晴人がひょんなことから出会ったのは、廃墟に住む、白衣を着た女博士。
「ひらめき研究所」の看板を掲げながら、謎の発明に日夜没頭する博士に事件を相談するのだが――。

その事件の犯人は、幽霊?それとも人間?

 

著者・東川篤哉さんよりメッセージ!

「まだミステリを読んだことない子供たちもスラスラ読める。
 もうミステリを読まなくなった大人たちもワクワク読める。
 そんな作品を目指しました。どうぞよろしくお願いします」

 

著者プロフィール

東川篤哉(ひがしがわ・とくや)さんは、1968年生まれ、広島県出身。岡山大学法学部卒業。2002年『密室の鍵貸します』でデビュー。2011年『謎解きはディナーのあとで』で第8回本屋大賞を受賞し、社会現象級の大ベストセラーに。

その他の著書として『交換殺人には向かない夜』『放課後はミステリーとともに』『探偵少女アリサの事件簿』『仕掛島』『君に読ませたいミステリがあるんだ』など多数。

 

 


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