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【本間一夫文化賞】藤野稔寛さんが受賞 図形を点訳するパソコンソフト「エーデル」を開発

視覚障害者の文化向上に貢献した個人・団体に贈られる「第14回本間一夫文化賞」の選考会が9月12日に開催され、元徳島県立高等学校教員の藤野稔寛(ふじの・としひろ)さんが受賞者に決定しました。

 

本間一夫文化賞について

本間一夫文化賞は、社会福祉法人「日本点字図書館」が、平成15年8月に亡くなりました同館創立者の本間一夫さんを記念し、視覚障害者の文化の向上に関する分野で優れた業績をあげた個人・団体を顕彰するために設けた賞です。創設には読売光と愛の事業団などが協力。

同館理事長が委嘱する選考委員会で検討を行ない、毎年10月に発表、11月に表彰を行なっています。

 

第14回は、図形を点訳するパソコンソフト「エーデル」の藤野稔寛さんが受賞

第14回の本間文化賞を受賞した藤野稔寛さんは、盲学校教諭時代の1991年に、図形を点訳するパソコンソフト「エーデル」を独自に開発して、フリーソフトとして無償で提供。現在に至るまで改良を続けてこられました。

「このソフトは今や広く普及し、これを通じて藤野氏は全国の点訳ボランティアを縁の下で支える存在として、視覚障害者の教育や福祉の向上に大きく貢献」していることを評価され、今回の受賞となりました。

なお、選考委員は、炭谷茂さん(選考委委員長:恩賜財団済生会 理事長)、大塚信一さん(元・岩波書店社長)、岡村喬生さん(声楽家・音楽監督)、北沢巌さん(読売光と愛の事業団 事務局長)、三田誠広さん(作家・日本文藝家協会 副理事長)、本間一明さん(本間一夫さんの長男)。

 

日本点字図書館について

日本点字図書館は、1940年創設。点字図書・音声図書の製作・貸し出し、中途視覚障害者のための点字教室、視覚障害者のためのIT教室、視覚障害者用具の販売等の事業を行なっています。

ネットワーク視覚障害者情報総合ネットワーク 「サピエ」の管理も行なっています。サピエでは、視覚障害者を始め、 目で文字を読むことが困難な方々に対して、さまざまな情報を点字、 音声データなどで提供しています

★日本点字図書館 URL:http://www.nittento.or.jp/
 
 
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