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幻想的な能登が舞台〈あやかしファンタジー〉第3弾『妖しいご縁がありまして 常夜の里と兄弟の絆』が刊行

マイクロマガジン社は、オトナ女子向け文芸レーベル「ことのは文庫」より、汐月詩さんの「妖しいご縁がありまして」シリーズ第3弾『妖しいご縁がありまして 常夜の里と兄弟の絆』(装画:紅木春さん)を4月20日に刊行しました。

 

二紫名と八重子の過去に迫る!「妖しいご縁がありまして」シリーズ第3弾

本書は、「第11回集英社みらい文庫大賞」で大賞を受賞した金沢在住の汐月詩さんが能登を舞台に描く、穏やかでノスタルジックな、あやかしファンタジーの第3弾です。

 
<『妖しいご縁がありまして 常夜の里と兄弟の絆』あらすじ>

町の記憶を取り戻したものの黒幕が分からない八重子たち。
ある日、鈴ノ守神社の先で記憶をなくした少女・花純(かすみ)と出会った八重子は、記憶を失った事情が自分に似ていたことから縁さまや望さまを問いただすも2人の神様は知らないという。

「記憶を失くした女の子」の存在は八重子にあの冬の日の事件を思い出させるが、果たしてその正体は――?

二紫名と八重子。
能登のあやかしと人間の心の交流を描く、それぞれにかけられた愛情とそれに応えるための優しい記憶の物語。

 

書店員・レビュアーから寄せられた感想を紹介

◇いつもの登場人物が次から次へと登場し、ひとりまだ? なんてもう八重ちゃん目線になり、最初からワクワク感でいっぱい。器用でなくていい、不器用でもいい、隣の誰かを、周りのひとたちを一層大事にしたいと思える作品だった。
(未来屋書店ボンベルタ成田店 森川由香さん)

◇大切な人の知らなかった記憶に触れることに心が締め付けられ、まさかの展開にハラハラしました。誰しも思い通りにいくことばかりではないからこそ、「後悔は尊い。ここから始めればいい」。この言葉がとても印象的でした。
(レビュアー あおいさん)

 

「妖しいご縁がありまして」シリーズについて

汐月詩さん著『妖しいご縁がありまして お狐さまと記憶の欠片』(イラスト:紅木春さん)

汐月詩さん著『妖しいご縁がありまして お狐さまと記憶の欠片』(イラスト:紅木春さん)

能登を舞台にした穏やかでノスタルジックな、あやかしファンタジー

【あらすじ】
ある夏祭りの夜、祖母の言いつけを守らなかった八重子(やえこ)は、田舎町で過ごした数年間の記憶をなくしてしまう……。

時は過ぎ、祖母の死をきっかけに再び田舎町で暮らすこととなった八重子はそこに突然現れた男に失礼な言葉をかけられる。
「おまえ、面白いものをなくしているな」
二紫名(にしな)と名乗るこの男、どうやら八重子のなくした記憶について何か知っているようで──!?

記憶を取り戻すため、八重子は自らを神使の狐だと名乗る二紫名と祖母とともに過ごした田舎町を奔走する。
記憶が戻った時、八重子の心に残る感情は果たして──。

 
★作品特設サイト:https://kotonohabunko.jp/special/ayashiigoen/

 

著者プロフィール

■著者:汐月詩(しづき・うた)さん

金沢在住。2018年より「エブリスタ」にて小説『妖しいご縁がありまして』を発表。
デビュー作となる1巻『お狐さまと記憶の欠片』は、自身の祖母との思い出をベースに執筆されており、思い入れも深いものになっている。音楽が好きで自らもヴィオラを嗜む。
2021年には集英社みらい文庫大賞(第11回)で大賞を受賞。

 
■装画:紅木春(あかぎ・しゅん)さん

東京都在住。書籍の装画やゲームイラスト、CDジャケットやMVイラストなど、フリーのイラストレーターとして幅広く活動中。

 

オトナ女子向け文芸レーベル【ことのは文庫】について

「心に響く物語に、きっと出会える」

ことのは文庫は、マイクロマガジン社より発行しているオトナ女子向け文芸レーベルです。
2019年6月に創刊後、『わが家は幽世の貸本屋さん』や『神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル』『極彩色の食卓』など様々な作品が登場しています。新作は毎月20日に発売。

 
★ことのは文庫公式サイト:https://kotonohabunko.jp/
★Twitter:https://twitter.com/kotonoha_mm
★Facebook:https://www.facebook.com/kotonohaMM2
★Instagram:https://www.instagram.com/kotonohabunko/
★TikTok:https://www.tiktok.com/@kotonoha_mm

 

妖しいご縁がありまして 常夜の里と兄弟の絆 (ことのは文庫)
汐月詩 (著), 紅木春 (イラスト)

「後悔は尊い。ここから始めればいい」

能登を舞台とした、ちょっと不思議な記憶とあやかしの物語。
八重子と二紫名の過去に迫る、待望の第3巻!

<既刊>

妖しいご縁がありまして お狐さまと記憶の欠片 (ことのは文庫)
汐月詩 (著), 紅木春 (イラスト)

大好きな人との記憶を、もう一度思い出してみませんか?
女子高生と白狐が織りなす、記憶と宝探しの物語。

「決して手を離してはいけないよ」 そう、言われていたのに――。

ある夏祭りの夜、祖母の言いつけを守らなかった八重子(やえこ)は、田舎町で過ごした数年間の記憶をなくしてしまう……。
時は過ぎ、祖母の死をきっかけに再び田舎町で暮らすこととなった八重子はそこに突然現れた男に失礼な言葉をかけられる。
「おまえ、面白いものをなくしているな」
二紫名(にしな)と名乗るこの男、どうやら八重子のなくした記憶について何か知っているようで──!?
記憶を取り戻すため、八重子は自らを神使の狐だと名乗る二紫名と祖母とともに過ごした田舎町を奔走する。

記憶が戻った時、八重子の心に残る感情は果たして──。

妖しいご縁がありまして わがまま神様とあの日の約束 (ことのは文庫)
汐月詩 (著), 紅木春 (イラスト)

幻想的な能登を舞台にしたノスタルジックな妖ファンタジー!
謎解き要素満載の第2弾!!

祖母との記憶を取り戻し、平穏な高校生活を送る八重子に新たなトラブルが降りかかる。
どうやら学校や商店街の人々から何か大切な記憶が失われているようなのだ。

自分以外の皆に何かが起きている!?

不安にかられる八重子のもとに白狐の二紫名が再び現れる。
なにやら鈴ノ守神社の神様、縁さまから町で起きている怪異について相談があるようで――。

八重子が新たに繋ぐ大切な約束――。
それは悠久の彼方に忘れられた優しい約束。

 
【関連】
妖しいご縁がありまして | ことのは文庫

 


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