水瀬さらさん〈図書館での出会いから始まる青春ストーリー〉『君と過ごした、さよならの季節』が刊行
『君が、僕に教えてくれたこと』などで知られる、〈感動の名手〉水瀬さらさんによる青春物語『君と過ごした、さよならの季節』がことのは文庫より刊行されました。装画はX(Twitter)21.6万フォロワーのフライさんが担当。
居場所を失った少年と雨の日に出会う不思議な少女の、切なくも爽やかな青春物語
【あらすじ】
――雨の降る日、僕は図書館で不思議な少女と出逢いました。
余命×高校野球。ほんの少しビターでホットな青春ストーリー。
「君は誰?」――高1の夏、ある出来事がきっかけで大好きだった野球から遠ざかり、学校にも野球部にも居場所がない柚原瑛太は、偶然立ち寄った図書館で真宮栞里と出会う。
初めて会ったのになぜか懐かしい気持ちになった瑛太は、栞里のことが気になり、本が好きだという彼女と一緒に図書館で本を読むことに……。
それは居場所を失った瑛太にとって優しく穏やかで心地の良い時間となる。
だが、ある日それは突然の終わりを迎えてしまう――。
野球ができなくなった少年と、不思議な雰囲気を纏う少女が織りなす、図書館から始まる感動の青春物語!
<一足先に作品のゲラを読んだレビュアー・書店関係者の感想>
◎涙するくらい切なくなるのに、読み終わったあとの心がとても温かく晴れやかな気持ちになりました。
恋だけではなく仲間や家族に支えられ挫折や恐怖心を乗り越えていく姿は、『挑戦する事を恐れないで!』という読者への応援メッセージのようです。
(書店関係者)
◎試合のシーンはみんなで勝ちたいんだ、という熱気が伝わってきて感動でした。
透明な炭酸水のような淡くはじける恋と泡の命の儚さ。
それもまた美しいと思える爽やかな青春小説。
栞里ちゃんは瑛太くんと出会えて、本当に幸せだったんじゃないかな。
(書店関係者)
著者プロフィール
■著者:水瀬さら(みなせ・さら)さん
神奈川県在住。『あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った』(アルファポリス)で作家デビュー。
『涙の向こう、君と見る桜色』(ポプラ社)でピュアラブ小説大賞〈大賞〉、『青い風、きみと最後の夏』(スターツ出版)で第6回スターツ出版文庫大賞優秀賞を受賞。
著書に『神様のお手伝いっ! 恋の赤い糸、結びます』(ポプラ社)、『君が、僕に教えてくれたこと』『水面の花火と君の嘘』(ことのは文庫)、『溺れながら、蹴りつけろ』(PHP研究所)など。夏の話を書くのは大好きだが、暑い夏は大の苦手。秋の楽しみは、さつまいもや栗のお菓子を見つけて食べること。
★Twitter:https://twitter.com/minase_sara
■装画:フライさん
漫画家、イラストレーター。
『君が、僕に教えてくれたこと』(ことのは文庫)、『サクラの降る町』(KAエスマ文庫)など書籍装画実績多数。TVアニメ「色づく世界の明日から」のキャラクター原案等も手掛ける。
★Twitter:https://twitter.com/flyco_
オトナ女子向け文芸レーベル【ことのは文庫】について
「心に響く物語に、きっと出会える」
ことのは文庫は、マイクロマガジン社より発行しているオトナ女子向け文芸レーベルです。
2019年6月に創刊後、『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズや、『陰陽師と天狗眼』シリーズ、『妖しいご縁がありまして』シリーズなどなど様々な作品が登場しています。新作は毎月20日ごろに発売。
★ことのは文庫公式サイト:https://kotonohabunko.jp/
★Twitter:https://twitter.com/kotonoha_mm
★Facebook:https://www.facebook.com/kotonohaMM2
★Instagram:https://www.instagram.com/kotonohabunko/
★TikTok:https://www.tiktok.com/@kotonoha_mm
君と過ごした、さよならの季節 (ことのは文庫) 水瀬さら (著), フライ (イラスト) |
◆佐原ひかりさん〈令和の青春×アイドル〉文学『スターゲイザー』が刊行 | 本のページ
◆五木寛之さん×栗山英樹さんが対談!『五木寛之×栗山英樹 「対話」の力』が刊行 | 本のページ
◆吉田修一さんが初の本格的ミステリ『罪名、一万年愛す』が刊行 | 本のページ
◆水縞しまさん「もふもふ小説コンテスト」大賞受賞作『はたらくぽんぽこ神様』が刊行 | 本のページ