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「日本おいしい小説大賞」受賞作家・古矢永塔子さん〈花の香りの恋物語〉『今日、君と運命の恋に落ちないために』が刊行

2020年に第1回「日本おいしい小説大賞」を受賞した古矢永塔子さんによる花の香りの恋物語『今日、君と運命の恋に落ちないために』(装画:セカイメグルさん)が「ことのは文庫」より刊行されました。

 

舞台は弘前、絶対に運命を信じる彼×絶対に運命を信じない彼女 二人の恋の行く末は――。

本書は、青森出身の古矢永塔子さんが弘前を舞台に描く、花の香りの恋物語です。

 
【あらすじ】

好きになったら、絶交。赤い糸を叩き切られた「運命の恋」の行く末は――

「運命の赤い糸」を幼い頃から信じて生きてきた立花颯太(たちばな・そうた)。
20歳になった彼がついに出会った運命の相手・宝生(ほうしょう)まゆらは、少し変わった「予知能力」を持つ少女だった。

「私は絶対にあなたと恋なんかしない」そう言い切るまゆらは、颯太にある提案をするのだが――。

能力を持ったためにずっと苦しんできたまゆらは、運命が「絶対」ではないことを証明しようとし、
運命を信じてきた颯太は、好きな相手の思いも尊重したくて思い悩む。

いつ破綻してもおかしくないこの関係の行く末は――!?

 
<担当編集が語る『今日、君と運命の恋に落ちないために』おすすめポイント>

◆じれキュン感満載の「運命の恋」
片や運命に従って付き合いたくて、片や運命に逆らって付き合いたくない。
そんな真逆な状況で、気を抜くと「恋人」になってしまいそうなところを、なんとか「親友」で持ちこたえる二人のやりとりがじれキュン感Maxです!

◆未来に進む勇気をくれる「青春小説」
運命は決して「絶対」じゃない、と自分の人生をかけて証明しようとするまゆらの力強さと、運命を受け入れたいと思いつつも、大切な彼女の生き方も同じく尊重する颯太の姿勢に、「人生」を真剣に歩む・自分で選択する勇気をもらえる、さわやかな青春小説です。

 
<ひと足先に作品のゲラを読んだ方たちの感想を紹介>

◎2人が近づいていく様子がとても微笑ましく、『名前で呼んでいいよね。親友だから』のセリフにキュンとして、『あの夜―――今まで一番、悲しかった』 に切なさが込み上げてきて涙しました。
二人の関係が変化していく様子や心境にスパイスを加えるようなたくさんの花言葉。
甘酸っぱい運命の相手との恋に、私の心にもたくさんの花が咲きました。
恋を諦めたくない時に読みたくなる1冊です。
(書店関係者)

◎「運命の赤い糸」を幼い頃から信じて来た立花颯太がついに出会った運命の相手・宝生まゆら。
まゆらは予知能力を持つ少女だった。
恋する気持ちが溢れ出しているのにも気付かず、
「あなたと恋なんかしない」そう言い切るまゆらが可愛くて可愛くてたまりませんでした。
今年一番可愛いヒロインはまゆらに決まりでしょう!
予知能力により苦しみながら生きてきたまゆらが、自分が見た未来を受け入れるのではなく、必死に自分の未来を変えようと努力する姿もとても好きです。
そして颯太のまゆらへの思いは、自分の思いを優先せずに彼女を思うからこその優しさを感じきゅんとします。
手の届く範囲の半径50cmにいる人達を心から思い大切にする颯太、その半径50cmに入ろうとしないまゆら。
2人の距離は章ごとにつけられた花の花言葉と共に変化していきます。
この「運命の赤い糸」で出会った2人の思いが叶い、2人の思いにぴったりな花が咲いてほしいと応援したくなる素敵な物語です。
(レビュアー)

 

著者プロフィール

 
■古矢永塔子(こやなが・とうこ)さん

青森県出身。高知在住。2018年『あの日から君と、クラゲの骨を探している。』(宝島社文庫)にて書籍デビュー。

2020年『七度笑えば、恋の味』で小学館主催「第一回日本おいしい小説大賞」受賞。他既刊に『今夜、ぬか漬けスナックで』(ともに小学館)がある。

 
■装画:セカイメグル(せかい・めぐる)さん

イラストレーター。漫画家。『お伊勢水神様のお宿に嫁入りいたします』(スターツ出版文庫)、『キミの生きる世界が、優しいヒカリで溢れますように』(野いちご文庫)等書籍装画実績多数。

 

オトナ女子向け文芸レーベル【ことのは文庫】について

「心に響く物語に、きっと出会える」

ことのは文庫は、マイクロマガジン社より発行しているオトナ女子向け文芸レーベルです。
2019年6月に創刊後、『わが家は幽世の貸本屋さん』や『神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル』『極彩色の食卓』『陰陽師と天狗眼』など様々な作品が登場しています。新作は毎月20日に発売。

 
★ことのは文庫公式サイト:https://kotonohabunko.jp/
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今日、君と運命の恋に落ちないために (ことのは文庫)
古矢永塔子 (著), セカイメグル (イラスト)

好きになったら、絶交。
赤い糸を叩き切られた「運命の恋」の行く末は―!?

青森を舞台に「日本おいしい小説大賞」受賞作家が贈る、花の香りの恋物語。

 


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