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小川哲さんが語る『地図と拳』秘話特別番組「『地図と拳』をめぐる対話~満洲に夢を描いた者たちは何をみたのか」をラジオ放送

小川哲さん著『地図と拳』

小川哲さん著『地図と拳』

TBSラジオは、直木賞を受賞した作家・小川哲さんが語る「地図と拳」秘話特別番組「『地図と拳』をめぐる対話~満洲に夢を描いた者たちは何をみたのか」を2月17日(金)20時から放送します。

 

「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」

TBSラジオは、小川哲さんによる、満州を舞台に600ページ以上にも及ぶ大長編傑作『地図と拳』がこの度、第168回直木賞を受賞したことを記念して、特別番組を放送します。

 
『地図と拳』では、1899年から始まり、日露戦争、関東大震災、満州事変、満州建国、瓦解、終戦と歴史とフィクションが交差し、ドラマチックなストーリーで進行。戦争や国の在り方など、今を生きる私たちにも様々な事柄を示唆する作品にもなっており、その制作背景や作品への思いを著者の小川哲さんが語ります。

インタビュアーは、TBSラジオでもおなじみ、ライターの武田砂鉄さん。著者の小川哲さんは何を思い、『地図と拳』を描こうと思ったのか、作品の朗読などを交え、武田砂鉄さんが1時間じっくりと掘り下げます。
放送後は、ディレクターズカット版もPodcast配信されます。

 
<特別番組「『地図と拳』をめぐる対話~満洲に夢を描いた者たちは何をみたのか」番組概要>

■放送日:2023年2月17日(金)20時~(予定)

■出演者:小川哲さん(作家)×武田砂鉄さん(ライター)

 

著者プロフィール

小川哲(おがわ・さとし)さんは、1986年生まれ、千葉県出身。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。

2018年に『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞第31回山本周五郎賞を受賞。2022年に今回の受賞作『地図と拳』で第13回山田風太郎賞も受賞

 

地図と拳
小川 哲 (著)

「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」
日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野……。奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。

ひとつの都市が現われ、そして消えた。
日露戦争前夜から第2次大戦までの半世紀、満洲の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。日本SF界の新星が放つ、歴史×空想小説。

 
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