「第7回斎藤茂太賞」受賞記念!『ホームレス女子大生 川を下る inミシシッピ川』著者・佐藤ジョアナ玲子さんトークショーを開催
報知新聞社は、佐藤ジョアナ玲子さん著『ホームレス女子大生 川を下る inミシシッピ川』が優れた旅行関連の著書に贈られる第7回斎藤茂太賞を受賞したことを記念して、佐藤ジョアナ玲子さんのトークショーを7月28日(木)にモンベル御徒町店4階サロンにて開催します。
〈「ホームレス女子大生 川を下る」inミシシッピ川 著者 佐藤ジョアナ玲子 第7回斎藤茂太賞受賞記念トークショー〉開催概要
■日時:7月28日(木)18時30分~20時30分(開場18時)
■場所:モンベル御徒町店4階サロン(東京都台東区上野3-22-6 コムテラス御徒町)
■観覧料:無料
■定員:50人
■出演:佐藤ジョアナ玲子さん
★詳細&申込み:https://joana-talk-ticket.peatix.com/
現在はドナウ川下りを敢行中…緊急帰国でトークショー
この旅で経験したこと、感じたことを伸びやかに、素直に綴ったジョアナさんの「めったにできない旅」を追体験できる貴重なトークショーです。
出版後は米国内のカヤックレースに出場し、現在はドナウ川下りを敢行中で、その「旅」のことも、ちょこっと話します。
本イベントは無料ですが、入場には予約申し込みが必要です。席は自由席です。予約があっても開始から10分以上過ぎた場合、お席の予約は無効となります。なお、当日座席に空きがあれば予約なしで当日観覧も可能です。
「アメリカ人も知らないアメリカを書き残せた」
うっかりしていてアパートの更新が出来ず、ホームレスに。でも、家がなければ、テントに住めばいい。
そうだ、ついでにカヤックでミシシッピ川を下ってメキシコ湾まで漕いでいったら、楽しいかもしれない!
カヤックとテントと10万円を握り締め、川を下った。3000キロを漕ぐ中、柔らかな心で地元の人たちと交流し、多様な文化に触れ、一歩踏み出さなければ決して見られない景色を味わい尽くした。
ジョアナさんいわく「アメリカ旅行でまず行かないような中西部・南部地域での交流を通し、『日本人が知らないアメリカ』どころか『アメリカ人も知らないアメリカ』を書き残せたのではないかと思います」。
こうして昨年に出版した「ホームレス女子大生川を下る inミシシッピ川」が、旅にかかわる優れた著作を表彰する第7回斎藤茂太賞を受賞しました。
著者プロフィール
著者の佐藤ジョアナ玲子(さとう・じょあな・れいこ)さんは、1996年生まれ。東京都港区出身。日比ハーフ。都立工芸高校卒業後、生物学を志し米・ネブラスカ州に大学留学。
現在はコロラド州のダン・フレンチ剥製工房にて剥製師を目指して修行中。ロッキー山脈に点在するフォーティナーズと呼ばれる標高1万4000フィート(4267m)を超える53の山々を制覇するべく、山登りにも興じている。
斎藤茂太賞について
斎藤茂太賞は、一般社団法人日本旅行作家協会(会長:下重暁子さん/会員数180人)が、同協会創立会長の故・斎藤茂太さん(作家・精神科医)の功績をたたえ、またその志を引き継ぐため、斎藤さんの生誕100年、没後10年にあたる2016年、旅にかかわる優れた著作を表彰するために創設された文学賞です。第3回にはお笑いコンビ・オードリーの若林正恭さんの『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』が受賞しています。
今年が7回目となり、2021年に発表された紀行文、エッセイ、ノンフィクションのジャンルから旅にかかわる優れた著作を表彰するもので、『旅する少年」(黒川創さん/春陽堂書店)、『戦争とバスタオル』(安田 浩一さん・金井真紀さん/亜紀書房)、『JK 、インドで常識ぶっ壊される』(熊谷はるかさん/河出書房新社)と『ホームレス女子大生 川を下る in ミシシッピ川』が最終候補作として選出され、6月16日に開かれた最終選考会で受賞作が決まりました。
ホームレス女子大生川を下る―inミシシッピ川
佐藤 ジョアナ玲子 (著) 訳あって単身異国の地に渡った著者のノンフィクション冒険記。ワクワクとドキドキが詰まった一冊です。 <目次> |
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