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【第63回毎日芸術賞】詩人・高橋睦郎さん、小説家・皆川博子さんらが受賞

毎日芸術賞を詩人・高橋睦郎さん、小説家・皆川博子さんらが受賞

毎日芸術賞を詩人・高橋睦郎さん、小説家・皆川博子さんらが受賞

毎日新聞社は1月1日、第63回(2021年度)毎日芸術賞の受賞者を発表しました。

 

「第63回(2021年度)毎日芸術賞」受賞者が決定!

第63回(2021年度)毎日芸術賞を詩人・高橋睦郎さん、小説家・皆川博子さんらが受賞しました。

高橋睦郎(たかはし・むつお)さんは、1937年、福岡県生まれ。。安東次男さんに師事。小説、オペラ台本、新作能、新作狂言、新作浄瑠璃などの創作も加えつつ精力的に芸術活動を行っており、蜷川幸雄さん演出の上演台本も作成しています。
1982年『王国の構造』で藤村記念暦程賞、1988年『稽古飲食』で読売文学賞、『兎の庭』で高見順賞、1993年『旅の絵』で現代詩歌椿賞、1996年『姉の島』で詩歌文学館賞、2007年に織部賞、2010年『永遠まで』で現代詩人賞、2014年『和音羅読─詩人が讀むラテン文學』で鮎川信夫賞、2017年『稽古飲食』などの業績で現代俳句大賞、『十年』で蛇笏賞を受賞。2000年に紫綬褒章を受賞。2017年、文化功労者。

皆川博子(みながわ・ひろこ)さんは、1930年、旧朝鮮京城市生まれ。東京女子大学英文科中退。1973年「アルカディアの夏」で小説現代新人賞を受賞。1985年『壁 旅芝居殺人事件』で日本推理作家協会賞、1986年『恋紅』で直木賞、1990年『薔薇忌』で柴田錬三郎賞を受賞。『死の泉』で、1997年の「週刊文春ミステリーベスト10」の第1位に選ばれ、1998年に同作で吉川英治文学賞を受賞。2012年『開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―』で本格ミステリ大賞、同年にその功績を認められ日本ミステリー文学大賞を受賞。2015年、文化功労者。

 
なお、全受賞者は次の通りです。

 
<第63回(2021年度)毎日芸術賞 受賞者・受賞理由>

■風間杜夫さん(俳優)
〔舞台「女の一生」「セールスマンの死」「白昼夢」「ベンガルの虎」「帰ってきたカラオケマン」での演技〕

■下谷洋子さん(かな書家)
〔「下谷洋子書展―上州の韻き こよなく・かな―」(銀座・和光ホール)の成果〕

■高橋睦郎さん(詩人)
〔詩集『深きより 二十七の聲(こえ)』(思潮社)〕

■三島喜美代さん(美術家)
〔「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」(東京・森美術館)での展示〕

■皆川博子さん(小説家)
〔『インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー』(早川書房)〕

 
【特別賞】
■吉野直子さん(ハープ奏者)

〔「ハープ・リサイタル2021」(サントリーホール・ブルーローズ)に至る長年の功績〕

 
※贈呈式は2月3日に東京都文京区のホテル椿山荘東京で開催されます。

 

毎日芸術賞について

毎日芸術賞は、毎日新聞社が主催する賞で、文学、演劇、音楽、美術、映画などに功績があった人に与えられます。信越化学工業株式会社が特別協賛。

 

深きより 二十七の聲
高橋 睦郎 (著)

伝統という冥界下り 現代の詩人にとって冥界とはひたすら伝統のことではないか―。稗田阿礼、額田王から、蕪村、河竹黙阿弥まで、古代から近世にいたる先人の霊をして、その詩心を語らしめる。 日本語詩歌との長い歳月を結実させた、空前絶後の試み。「現代詩手帖」好評連載を集成。〈三島由紀夫〉との交信・対話を付す。装幀=原研哉+梶原恵

インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー (ハヤカワ・ミステリワールド)
皆川 博子 (著)

本格ミステリ大賞受賞作『開かせていただき光栄です』、その続篇となる衝撃作『アルモニカ・ディアボリカ』
そして――

作家生活50年目を迎える著者の集大成、魂を揺さぶる傑作歴史本格ミステリ、エドワード・ターナー三部作、ついに完結!

18世紀、独立戦争中のアメリカ。記者ロディは投獄された英国兵エドワード・ターナーを訪ねた。なぜ植民地開拓者(コロニスト)と先住民族(モホーク)の息子アシュリーを殺したのか訊くために。残されたアシュリーの手記の異変に気づいた囚人エドは、追及される立場から一転、驚くべき推理を始める。それは部隊で続く不審死やスパイの存在、さらには国家の陰謀にかかわるものだった……『開かせていただき光栄です』シリーズ最終作。

 
【関連】
社告:第63回毎日芸術賞 | 毎日新聞

 


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