宮島未奈さんデビュー作『成瀬は天下を取りにいく』の続編『成瀬は信じた道をいく』が刊行
第20回「女による女のためのR-18文学賞」で史上初のトリプル受賞(大賞、読者賞、友近賞)した「ありがとう西武大津店」を含む連作短編集『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)の続編『成瀬は信じた道をいく』が新潮社より2024年1月24日に刊行されます。
刊行半年で10万部突破!『成瀬は天下を取りにいく』待望の続編『成瀬は信じた道をいく』が発売!
2023年3月に刊行され、発売半年で10万部を突破したベストセラー『成瀬は天下を取りにいく』。新人賞で三冠を獲得した著者・宮島未奈さんのデビュー作であり、発売前のゲラの段階から西川貴教さん、東村アキコさん、石田衣良さんなど12人もの著名人から推薦コメントが寄せられたことでも話題を呼んだ青春小説の続編が、ついに発売となります。
『成瀬は天下を取りにいく』は、我が道をいく唯一無二の主人公・成瀬あかりを中心とした青春小説です。その続編となる『成瀬は信じた道をいく』では、前作よりさらに成長した成瀬と、それを取り巻く新たな登場人物たち、そして成瀬のよき幼馴染である島崎らが活躍する物語が描かれます。
<『成瀬は信じた道をいく』あらすじ>
『成瀬は天下を取りにいく』でその名を轟かせた最高の主人公・成瀬あかりが帰ってきた!!……と思いきや、まさかの事件勃発!?
成瀬とお笑いコンビ「ゼゼカラ」を組んでいる幼馴染の島崎はもちろん、「ゼゼカラ」ファンの小学生、成瀬の受験を見守る父、近所のクレーマー(をやめたい)主婦、観光大使になるべくして生まれた女子大生……個性豊かな面々が、新たな成瀬あかり史に名を刻む!
前作ファンの期待を軽々と上回る成瀬カムバックの第2作、全5篇。
著者・宮島未奈さんからのコメント
『成瀬は天下を取りにいく』を書いているときはデビュー単行本を出したい一心で、続編のことなど考えていませんでした。
それが世に出た途端、「続編を読みたい」とのお声をたくさんいただき、こうして第二弾を生み出すことができました。
これからも成瀬あかり史は続いていくことでしょう。末永く見守っていただけるとうれしいです。
著者プロフィール
宮島未奈(みやじま・みな)さんは、1983年生まれ、静岡県富士市出身。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒業。2018年「二位の君」で第196回コバルト短編小説新人賞を受賞(「宮島ムー」名義)。
2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR-18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞し、同作を含むデビュー作『成瀬は天下を取りにいく』は10万部を突破する話題作に。今作はその続編にあたる。
![]() | 成瀬は信じた道をいく 宮島 未奈 (著) |
<既刊>
![]() | 成瀬は天下を取りにいく 宮島 未奈 (著) 「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。 2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。 |
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