浅原ナオトさん『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』が文庫化 ドラマ再放送も
KADOKAWAは、LGBTの問題に切り込む浅原ナオトさんの青春小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』の角川文庫版を6月12日に刊行します。
Web小説サイト「カクヨム」(https://kakuyomu.jp/)発の小説で、2018年2月に単行本として刊行された後、2019年4月には本作を原作としたテレビドラマが放送され話題になりました。なお、ドラマの再放送が6月13日よりスタートします。
『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』について
著者:浅原ナオトさん/装画:新井陽次郎さん
Web小説サイト「カクヨム」に発表され、大幅加筆した浅原ナオトさんによる小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』(通称:カノホモ)は、繊細かつリアルな描写で若者を中心に読む者の共感を呼んでいます。
LGBTにまつわる悩みや葛藤を一組の少年と少女を通して描かれる心の交流は、ときに切なく、ときに痛く、ときに救われ、ときに笑い、ときに号泣……。
複雑な感情が入り乱れ、悩みを抱える当事者もそうでない人も、必ず自分の物語として寄り添って読み解くことができる、究極の青春恋愛小説です。
自らもカミングアウトした著者が生み出す〝琴線に触れまくる“フレーズの数々と結末に涙する読者が続出。「カノホモ現象」がジワジワ広がっています。
<あらすじ>
繋がれない僕らは、それでも、あたりまえの幸せを手に入れたい。
同性愛者であることを隠して日々を過ごす高校生・安藤純は、BL(ボーイズ・ラブ)好きの同級生・三浦紗枝の告白を受け入れ、付き合うことに。
しかし、純には身体を許す既婚の中年男性のパートナーがいて……。
純、紗枝を応援するクラスメイト、唯一純の苦悩を受け入れ共有してくれるネット上の友人「ミスター・ファーレンハイト」……周囲との軋轢の中、すれ違う二人が導き出した理想の関係とは?
決して交わることのない少年と少女が、壊れそうな関係を必死に守ろうとする姿を追う感動の青春群像劇。
■角川文庫版の解説は、ドラマの脚本を手掛けた劇団ロロの三浦直之さんが執筆!
「多くの人に届く普遍的なドラマをつくろう……ということだけは絶対にやっちゃいけないとおもった」(解説より)
TVドラマ再放送が2020年6月13日(土)スタート!
『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』は、昨年(2019年)4月にNHK総合でテレビドラマ化され、『腐女子、うっかりゲイに告(こく)る。』のタイトルで放送されましたが、同ドラマが6月13日より再放送されます。
詳細は、https://www.nhk.or.jp/drama/yoru/fujoshi/ をご覧ください。
<脚本&出演者>
◎脚本:三浦直之さん
◎出演:金子大地さん、藤野涼子さん、小越勇輝さん、安藤玉恵さん、谷原章介さん ほか
彼女が好きなものはホモであって僕ではない (角川文庫) 浅原 ナオト (著), 新井 陽次郎 (イラスト) |
■コミックス全3巻も発売中!
彼女が好きなものはホモであって僕ではない 1 (BRIDGE COMICS) 平原 明 (著), 浅原 ナオト (原著) |
【関連】
▼彼女が好きなものはホモであって僕ではない – カクヨム特設ページ
▼腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。 | NHK よるドラ
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