【第14回小説 野性時代 新人賞】奨励賞に関かおるさん「隣も青し」
KADOKAWAは3月7日、公募の新人文学賞「第14回〈小説 野性時代 新人賞〉」(旧「野性時代フロンティア文学賞」)の選考結果を発表しました。
第14回小説 野性時代 新人賞の選考結果について
第14回小説 野性時代 新人賞は、3月7日午後4時より選考会を開催。応募総数704作品の中から最終選考に残った3作品について審査し、今回は該当作なしとなりました。
なお、受賞に準じる賞として、関かおる(せき・かおる)さんの「隣も青し」が奨励賞に選出されました。
<第14回小説 野性時代 新人賞 受賞作品>
■大賞(賞金100万円)
該当作なし
■奨励賞
関かおる(せき・かおる)さん(東京都在住)
「隣も青し」
※受賞作に準じる奨励賞の作品には、賞金および刊行の予定はありません。
賞の贈呈式および祝賀パーティーは、2023年11月に都内にて、〈山田風太郎賞〉〈横溝正史ミステリ&ホラー大賞〉と合同で開催される予定です。選評は、2023年4月25日(火)発売の『小説 野性時代』5月号(※電子雑誌)に掲載されます。
第14回〈小説 野性時代 新人賞〉 奨励賞受賞作について
【受賞作「隣も青し」あらすじ】
落語家の父を持つ安達松葉は、中学生の頃に父の千社札を見て<寄席文字>の世界に興味を持つようになった。寄席文字の家元・楠流の末弟子である花千(かせん)から教わるも、高校生の時に起こしたある出来事をきっかけに筆をとらなくなる。大学生になった松葉は寄席文字と自らの過去に向き合い始める。
<受賞者:関かおる(せき・かおる)さん プロフィール>
「関かおる」はペンネーム。1998年[平成10年]生まれ(満25歳)。東京都出身、在住。慶應義塾大学環境情報学部卒業。
小説 野性時代 新人賞について
「小説 野性時代 新人賞」は、2009年に創設された公募の文学新人賞です。これまでにない新ジャンルを築きあげるエンターテインメント作品を広く募集し、読む者の心を揺さぶる、将来性豊かな稀代のストーリーテラーを選出します。
※第11回より「野性時代フロンティア文学賞」を「小説 野性時代 新人賞」に改称しました。
■原稿枚数:400字詰め原稿用紙換算200枚から400枚(長編1作品)。
■対象作品:広義のエンターテインメント小説。恋愛、ミステリ、冒険、青春、歴史、時代、ファンタジーなど、ジャンルは問いません(ノンフィクション・論文・詩歌・絵本は除く)。
■選考委員:冲方丁さん・辻村深月さん・森見登美彦さん(50音順)
★公式サイト:https://awards.kadobun.jp/yaseijidai/
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