【第25回小学館ノンフィクション大賞】三浦英之さん『牙~アフリカゾウの密猟問題を追って~』が受賞
小学館は11月30日、第25回小学館ノンフィクション大賞の受賞作を発表しました。
第25回小学館ノンフィクション大賞が決定!
第25回小学館ノンフィクション大賞の最終選考会が11月30日に開催され、次の通り受賞作が決定しました。
■第25回小学館ノンフィクション大賞
三浦英之(みうら・ひでゆき)さん
『牙~アフリカゾウの密猟問題を追って~』
受賞者の三浦英之さんは、1974年生まれ。新聞記者・ノンフィクション作家。元・アフリカ特派員。『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』で第13回開高健ノンフィクション賞、『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』(布施祐仁さんと共著)で石橋湛山・早稲田ジャーナリズム大賞を受賞。
三浦さんには賞金として300万円が贈られます。受賞を祝う会は単行本の刊行に合わせて執り行われる予定です。
最終選考会の選考委員は、高野秀行さん(ノンフィクション作家)、三浦しをんさん(作家)、古市憲寿さん(社会学者)。
受賞作の概要など詳細は、https://www.shogakukan.co.jp/sites/default/files/manual/20181130.pdf(PDF)をご覧ください。
なお、最終候補作は以下の4作品でした。
【最終候補作】
森本修代さん『赤ちゃんポストの虚実』
三浦英之さん『牙~アフリカゾウの密猟問題を追って~』
秋山千佳さん『よその子であれ、わが子であれ ─「広島のマザー・テレサ」の真実―』
今村優莉さん『ラオラオ 波乱の中国を生き抜いた祖母の記憶』
小学館ノンフィクション大賞について
小学館ノンフィクション大賞は、小学館の『週刊ポスト』『女性セブン』『SAPIO』3誌主催による、ノンフィクションを対象とする公募の文学賞です。
1993年、創刊25周年を迎えた『週刊ポスト』が『SAPIO』とともに「21世紀国際ノンフィクション大賞」として創設。第7回より現在の名称となりました。
受賞作は、小学館より単行本として刊行されます。
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