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『90日で「貯める力」をつける本』「貯蓄から投資へ」の前にまずは「貯める力」をつけよう!

横山光昭さん著『90日で「貯める力」をつける本』

横山光昭さん著『90日で「貯める力」をつける本』

横山光昭さん著『90日で「貯める力」をつける本』がディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。

 

「貯蓄から投資へ」本格始動

岸田政権が「貯蓄から投資へ」の大綱を発表し、金融教育の開始やつみたてNISAの見直しなどが進められています。
昔から「日本人は貯金好き」と言われていましたが、これにより世間の投資に対する関心は高まってきています。

 
しかし、安易に投資に手を出すと、お金を増やすどころか、お金を減らすことにもなりかねません。
まずはお金の基礎力である「貯める力」を身につける必要があります。

 

なぜ今「貯める力」なのか?

なぜ、「貯める力」が重要なのか。理由は2つあります。

 
(1) リスク対策のため

ここのところ、スーパーではいつもの食品が値上げになり、気づけば光熱費も増え、物価高・インフレの時代になってきています。なのに、収入は増えないどころか手取りが減っている人さえいるでしょう。
そのうえ、世界的にも今後の景気が不透明な状況です。

このような状況では、減給や失職というリスクも増えてきます。
そんなときに貯金がないと、あわてたり、妥協したり、やりたいことをあきらめたり、さらには、騙されやすくなることもあります。
結局、収入がなくなったときに乗り越えられるかどうかは、貯金があるかどうかによるところが大きいのです。リスク対策として貯金は重要です。

 
(2) お金を増やすため

ここのところ投資を始める人のなかには、みんながやっているから、すすめられたからという理由で、何も考えずに投資を始めてしまう人もいます。

家計が赤字なのに貯金を切り崩して投資をしたり、カードで生活費を回しながら投資をしたり、キャッシングなどで借金するような人が投資関連の本を読みあさり、実際に挑戦してのめり込んだり…
「投資」としては本末転倒なことをしている人も少なくないのです。
十分なお金がないのにチャレンジすると、必要以上の時間と労力を注ぎ込んで、かえって赤字が増えてしまいます。

つまり、お金の基本の力である「貯める力」がないままに投資をやってしまうと、増やすどころか減らすことにもなりかねないのです。

 

庶民派ファイナンシャルプランナーが教える、お金の基礎力

本書は、2009年に発売されシリーズ累計100万部超えのベストセラーとなった『年収200万円からの貯金生活宣言』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)という本をリニューアルした内容です。

 
本書の著者は、FPのなかでもとりわけ、「貯金ゼロ」「赤字家計」「なぜか毎月お金が残らない」人たち、さらには「足りない分をキャッシングに頼ってたら、いつの間にかたくさんの借金が……」というような「お金の問題児」といってもよい人々を相手に家計相談をしてきた実績がある「庶民派ファイナンシャルプランナー」です。
そんな著者だからこそ、「年収が低い」「貯め方が分からない」「家族が多い」など、どのような局面でも、貯めるコツを教えることができます。

 
本書で紹介されているメソッドは、支出をすべて書き出し、消費、浪費、投資に分けるだけというシンプルなもの。

 
[消費]
生活するのに必要なものの購入や、使用料としての支払全般。生産性はさほど伴わないもの。

[浪費]
生活に必要でないもの、今をひたすら楽しむためなどの、無意味な使い方のこと。いわゆるムダづかい。もちろん生産性もない使い方。

[投資]
必ずしも生活に不可欠なものではないが、将来の自分にとって有効につながる生産性の高い使い方。投資信託や資産運用のことだけを指すのではなく、何かを学ぶ、本を読むなども、これに当たる。生産性が伴う点で消費とは対極にある。

 
シンプルだからこそ、誰でも「貯める力」を身につけることができます。

そして、リニューアルにあたり、第5章はまるまる新規原稿を追加しています。
話題のつみたてNISAやiDeCoについてわかりやすく解説していきます。

この一冊で「貯める力」をつけて、「貯蓄から投資へ」の流れに乗りましょう。

 

本書の構成

はじめに

1章 あなたの人生を豊かにする「貯める力」のすごさ

2章 あなたが貯金できない理由

3章 明日から買われる!貯金体質トレーニング

4章 90日プログラムで貯める力を10倍アップ

5章 90日たって、投資を始めたいあなたに

6章 それでも貯められないあなたへ

 

著者プロフィール

著者の横山光昭(よこやま・みつあき)さんは、家計再生コンサルタント/株式会社マイエフピー代表取締役。

赤字家計の盲点を探りながら抜本的解決、確実な再生をめざす。個別の相談・指導では独自の貯金プログラムを活かし、リバウンドのない再生と飛躍を実現し、これまでに2万4000件以上の赤字家計を再生した。 独自の貯金法などを紹介した『年収200万円 からの貯金生活宣言』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)はシリーズ累計100万部、コツコツ投資で手堅く増やせると評判の『はじめての人のための3000円投資生活』(アスコム)はシリーズ累計90万部のベストセラーに。 NHK、TBS、フジテレビなどテレビ出演多数のほか、雑誌、新聞、ラジオでも活躍している。全国の読者や依頼者から共感や応援の声が集まる、庶民派ファイナンシャルプランナー。

 

90日で貯める力をつける本
横山 光昭 (著)

一生お金に困らない力の基本は「貯める力」

33万部突破ベストセラーの最強貯金メソッドを時代に合わせてリニューアル ! !
24,000件の「赤字家計」「貯金ゼロ」「低年収」の相談者が貯められるように !
インフレ・円安・景気不安の今こそ、貯め時 !
「貯める力」は、一生お金に困らない”基本の力”。「貯める力」が最初の一歩 !

投資したいけど、そもそも貯金すらない人へ
将来が心配だから、そろそろ貯金したい人へ

なぜ、今、「貯める力」なのでしょうか ?

1つ目は、「リスク対策」
インフレなのに手取りは増えず、家計が苦しい人が増えています。そのうえ、今後の景気も不透明。
結局、収入がなくなったときに、乗り越えられるかどうかは、メンタルの強さもありますが、「貯金があるかないか」も大きいのです。
2つ目は、 「お金を増やすため」
最近 「貯蓄から投資へ」 と言われます。
しかし、「貯める力」がないままに投資を始めても、多くの人は失敗します。必要以上の時間と労力を注ぎ込んで、かえって赤字が増えてしまうのです。
「貯める力」とは「お金を管理する力」。
お金の流れを把握する、ムダな支出は抑える、使うべきところには使うなど、お金と向き合い、マネジメントする力です。
この「貯める力」こそがお金のすべての力の基本であり、土台です。
「お金を増やしたい」「一生お金に困らないようになりたい」「経済的自由がほしい」と思ったら、まずは「貯める力」が最初の一歩なのです。

 


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