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『「ベストセラー健康書」100冊を読んでわかった健康法の真実』よく効く健康書100冊のポイントがこの一冊に!

『「ベストセラー健康書」100冊を読んでわかった健康法の真実』

『「ベストセラー健康書」100冊を読んでわかった健康法の真実』

1500冊を超える「健康書」を作ってきた編集者チームが、必読の健康書「100冊」を厳選。健康書ジャンルのベストセラー本、話題となった本、良書などから、エビデンス(科学的根拠)やその健康法の実践のしやすさ等も考慮しつつ、その内容を検証・分析し、エッセンスを抽出した『「ベストセラー健康書」100冊を読んでわかった健康法の真実』が、主婦と生活社より刊行されました。

 

1500冊を超える「健康書」を作ってきた編集者チームが、読者の皆さんにお伝えしたいこと -本書「はじめに」より-

「いつまでも健康でいたい」――多くの人たちは、そう願っていると思います。私たち「健康書」を作る編集者は、そんな皆さんに役立つ情報をお届けするために、健康に関するさまざまな専門家の人たちの知見を本にまとめ、世に送り出しています。専門家にありがちな難しい話をしっかり理解してかみくだき、多くの人たちに魅力的に伝わるように工夫するのが、腕の見せどころともいえます。
健康書には、たとえば「脊柱管狭窄症の痛みを解消する本」とか「胃がんと診断されたら読む本」などの〝病気対策の本〟もありますが、それらの本とは異なる〝健康長寿の実現を目指す本〟もあります。前者は(病気ごとに)読者が限定される本となることもあり、「健康書のベストセラー」といった場合には、多くは後者の本となります。

じつは、後者の〝健康長寿の実現を目指す健康書〟を何冊か読んだことのある人が、共通して思うことがあります。それは、「書かれている内容(健康法)が本によってまちまちで、時には対立しているようなことも……。いったい何が正解なのか? 何をすれば本当に健康になれるのか?」というものです。

確かに、そうなのです。ある健康書では「ふくらはぎをもめばよい」と書いているかと思ったら、別の健康書では「肩甲骨をほぐしなさい」と書いていたりします。また、ある本では「糖質制限に賛成」していたかと思うと、別の本では「糖質制限に反対」していたりします。皆さんが疑問に感じるのも無理はありません。

私たちは医療の専門家ではないので、その疑問に正しく答える能力はありませんが、職業柄、数多くの健康書に接していて気づくことがあります。それは、主張が異なる本でも〝共通して注意喚起していること〟があったり、アプローチ(実践ハウツー)が違う本でも〝狙っている健康上の効果・目的は同じ〟であったりすることです。

専門家の間で見解が割れている問題もあるので、健康書を比べて読んだときに「正解が本当にわからなくなる」場合もあります。また、すべての医学的な見解は「現時点では(ある状況下では)確からしい」ということしかいえず、「時とともに正解は変わってくる」「人(対象者)によって正解は異なる」ことも多々あります。また残念ながら、危うい健康情報の本もあります。そのため、一冊の健康書の内容を盲信することは危険です。

 
そこで、本書の出番です(もちろん、この本も盲信してはいけませんが)。

1500冊を超える「健康書」を作ってきた私たちが、健康書ジャンルのベストセラー本、話題となった本、同業者の間で注目を集めた良書などを厳選し、その内容を比較・検証。健康書の作り手・編集者の視点で、現時点でおすすめできる情報を抽出しました。

取り上げている本で気になる本が見つかったら、ぜひ実際に入手して、その本がおすすめする健康法への理解を深めてみてください。大事なことは、多くの選択肢のなかから〝自分に合った方法〟を自分で選び取ることです。

本書が、皆さんの「いつまでも健康でいたい」という思いを実現するための一助になれば幸いです。

 

健康書100冊を検証・分析してわかった健康上手になるための「9つの基本ルール」と「42の真実」とは?

「基本ルール」は9つだけ! この9つの基本ルールを知っておくだけで、あなたも明日から「健康上手」に。基本ルール1の「ガマンして、”糖質制限” を実行する必要はなし!」から、基本ルール9の「重視すべきはエビデンス(科学的根拠) だが、”医者任せ” は避ける!」まで、意外に知られていない “健康情報のキモ” が、この一冊でマスタできます。

1「糖質制限」の真実▶「糖質を含む食べ物」には、おすすめの食材もある/ほか
2「アブラの摂り方」の真実▶ 4つの脂肪酸の「種類」を意識すべし/ほか
3「腸活」の真実▶「善玉vs.悪玉」菌論はもう古い? 腸内環境は “多様性” が大事/ほか
4「体のほぐし方」の真実▶ 痛いところ、不快な部位が、「ほぐすべき部位」とは限らない/ほか
5「筋トレ」の真実▶ のどの筋肉や骨盤底筋など、“見えない筋肉” も重要/ほか
6「ウォーキング」の真実▶ 期待する健康効果は、「ただ歩く」だけでは得られない/ほか
7「ダイエット」の真実▶ ダイエットに成功するカギは、特別なダイエットをしないこと/ほか
8「アンチエイジング」の真実▶「加齢」と「老化」は別物。老化は、予防も治療もできる/ほか
9「医者、病院」の真実▶…… “最新の治療法” を探し回るより、セカンドオピニオンが大事/ほか

 
<コラムも充実! 最近「話題の健康法」についても理解が深まる!>

たとえば、朝食はしっかり食べたほうがいいのか、それとも朝食抜きのほうが健康にいいのか――どっちがいいか知っていますか?
心身の健康に役立つ呼吸法ってどんなものかは知っていますか?
自分と家族の認知症対策―― 何をすればいいか知っていますか?

 

本書の特徴と使い方

■1つの「基本ルール」を紹介するにあたって、まずはそのテーマ(上の画像では「ダイエット」)について語っている健康書ジャンルの最近の動向を、プロ編集者の視点で分析・解説。

■注目健康書を比較・検証してわかった「真実」をリストアップしつつ、健康上手になるためのヒントを読者に提供します。

■取り上げている健康書ジャンルについての俯瞰解説をしたあとの本論では、注目健康書それぞれのエッセンスを紹介・解説。

■各健康書の特徴をわかりやすく示す「注目軸」アイコンを独自に設定し、それぞれの健康書の特徴も可視化します。

 
健康であれば、たいがいのことは解決できます。自分に合った健康法を知っているか、知らないままでいるかで、人生の幸福度は大きく変わってきます。この本を読んで、いつでも、どこでも、どんな時にも役立つ「健康力」をあなたも身につけてみませんか?

 

著者プロフィール

著者の「健康書」プロ編集者の会は、1981年に創業した業界有数の編集プロダクション「オフィス201」で健康書作りに長く携わってきた編集者と、十数年にわたり健康科学雑誌の編集長を務めてきた編集者を中心に、「健康書」を日々読み、書き、作ってきたベテラン編集者&ライターたちが集まって結成された「健康書」のプロ編集者チーム。メンバーの中には、日本医学ジャーナリスト協会に所属する医学ジャーナリストや、医学ライター、介護ライターも在籍。

関わってきた健康書(健康雑誌)の総数は1500冊を超え、ベストセラー書籍も数多く担当。取材してきた健康・医療関係者(医師、大学教授、管理栄養士、理学療法士、スポーツトレーナー等)は数えきれない。また、日々の取材・編集業務だけでなく、自身の家族の看病や介護を実践するメンバーも多く、その看病・介護現場で得られた数多くの経験も踏まえ、研鑽を重ねている。

チームリーダー2人に共通するモットーは、「人生で大切なことの9割は、『健康書』が教えてくれる」。健康・医療の専門家の想いと、一般の方々の願いを“上手につなげられる存在”でありたいと願っている。

 

 


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