気になる本、おススメの本を紹介

B O O K P O O H

『10時間空腹リセットダイエット』決まった時間に起きて食べる! 新・食べやせ減量法

古谷彰子さん著『決まった時間に起きて食べるだけ 10時間空腹リセットダイエット』が主婦の友社より刊行されました。

 

体内時計の針をあるべき位置に戻す=「空腹リセットダイエット」

「平日は早起きな分、休日はだらだらと寝てしまう」
「朝は食欲がないから食べない」

 
食べていないのにやせない、ちょっと食べただけなのにすぐ太るという方。上の2つの状況に当てはまっていませんか?

これらは体中に張り巡らされているさまざまな体内時計が乱れ、時差ボケを起こしているような状態。体内時計の乱れ=脂肪の燃費が悪くなり、その結果、体脂肪が増加し太りやすくなるというわけです。

 
空腹リセットダイエットはまさにこの体内時差ボケを正し、やせやすい体へと導くダイエットです。

 

著者自身が-17kgに成功した

著者の古谷彰子さん自身も、この空腹リセットで減量に成功した一人。
研究室から自宅への帰りに大好きなお菓子を買うことが習慣化していたそうで、出産で研究を休んでいた期間も、ずっと食べていたことから産後20㎏近く体重が増えてしまったそうです。その際に実践したのが自身が研究をしている「時間栄養学」に基づき編み出された、「空腹リセットダイエット」。

 
まず夜型を朝型に切り替え、7時頃に朝食をとり、夜は18~19時頃に夕食を終えて22~23時頃には就寝という生活に生活リズムを修正。その生活を結果続けた結果、わずか1年で ―17㎏ を達成しました。食べる内容には気を付けたものの、量を減らすことはなかったそうです。

 
本書では実際に3名のモニターに「空腹リセットダイエット」を1~3週間ほど試してもらい、3人とも1~2kgスルスルやせるという結果になりました。

 

空腹リセットダイエット step.1「決まった時間に起きて、決まった時間に食事をとる」

空腹リセットダイエットは10時間~12時間食べない時間を作ることで、体内時計と胃の中をリセットし、やせやすい体へと導きます。そして決まった時間に起床し、朝食と夕食の時間を一定にすることでかたまった空腹時間を作ることができます。

 
例えば、朝7時起床と決めて8時までに朝食を摂り、夕食は19時~20時に終えるとすると、無理をせずとも、次の日の起床時間までの間に10~12時間の「食べない」時間ができるというわけです。

夜勤の人も同じ。夕方17:00に起きるとして、18:00までに最初の食事をとり、早朝6時に最後の食事を終えたとすると同様に10~12時間の空腹時間ができます。

 
このペースを乱さないことが大切なので、休日もなるべく決まった時間に起きることを意識します。ここで週末に朝寝坊してしまうと一気に乱れてしまうので要意!

 
まただんだんと慣習化されることで、やせを促進するだけでなく月曜日が憂鬱な気持ちになる「マンデーブルー」も解消されるため、ストレスや集中力の低下も改善のきっかけになります。

 

空腹リセットダイエット step.2「たんぱく質豊富な朝食を食べる」

朝食べられない・・・という人は、まずなんでもいいから食べるという習慣をつけましょう。

 
とあるアメリカの研究では、朝食を500kcal食べる人と700kcal食べる人とでは、後者の方がやせやすいという結果があるほど、朝食を重点的に摂ることが体の代謝や一日の食事全体の満足度を高めてくれ、食べすぎ防止にもつながります。

 
またたんぱく質、特に魚を多く摂るとより効果てきめん。なかでもマグロは体内時計を大きく動かす性質があるため、ツナ缶が朝食にも取り入れやすく、空腹リセットダイエット中には欠かせない食材です。ほかにも納豆や豆腐などでたんぱく質をプラスすると、その効果はさらにアップします。

 
苦しい食事制限もなく、人それぞれの生活リズムに合わせて実践できるのがこのダイエットの魅力。産後なかなかやせられない、年齢とともに代謝が落ちているという方にも無理なくトライでき、かつ効果が感じられるはずなので、ぜひ挑戦してみてください。

 

本書の構成

PART1
寝だめがぽっちゃりのもと!?
体内時差ボケが太る原因だった

PART2
体内時計に合わせた生活に!!
空腹リセットダイエットのルール

PART3
いつ、何を食べるかがカギ
空腹リセットダイエット実践編

PART4
あなたは誰派!?
悩める4人のボロボロ食生活

PART5
実証!1週間で苦しまずにマイナス2kg
ミニター読者が「空腹リセットダイエット」にチャレンジ

 

著者プロフィール

著者の古谷彰子(ふるたに・あきこ)さんは、博士(理学)・管理栄養士。

愛国学園短期大学 准教授、早稲田大学規範科学総合研究所ナノ・ライフ創新研究機構 招聘研究員、あきはばら駅クリニック非常勤管理栄養士として勤務する。

「時間」という観点から、医学・栄養学・調理学の領域にアプローチすることを専門とし、ChronoManage代表として起業。科学的根拠を基にしたライフスタイルへのアドバイスや栄養指導、実体験を基にした食育活動や講演活動、料理教室も開催している。

研究や講師のかたわら、1児の母としても日々奮闘中。自身も産後太りに悩み、時間栄養学に基づいた手法で17kgの減量に成功。経験と研究で得た確かなデータに基づく論文が好評。

近著には『食べる時間を変えるだけ! 知って得する時間栄養学 』(宝島社)、『時間×食事で賢い子が育つ! 簡単・最強子育て』(幻冬舎)がある。

 

決まった時間に起きて食べるだけ 10時間空腹リセットダイエット
古谷彰子 (著)

著者の古谷彰子氏が研究する、最新の「時間栄養学」に基づく理想のダイエット!
古谷氏自身も約1年で17キロの減量に成功。
食べる時間を決めて、毎日一定の空腹時間をつくることによって、どんどん痩せやすい体質へと改善していく「空腹リセットダイエット」のメソッドを書籍化!

休日はしっかり寝ているのに、なぜか疲れがとれない。食事量を減らしているのに痩せない……
そんな悩みを一網打尽にするのが、空腹リセットダイエットです。
やり方は極めてシンプル、「決まった時間に寝て、起きて、食べる」だけ。

決まった時間に夕食を終え、しっかり眠ることで自然と10?12時間の空腹時間ができ、体内がリセット!
空腹で目が覚めるため、朝食もしっかり食べるようになります。
結果一日の血糖値上昇をグッと抑える、より太りづらい、燃費のいい体へと導きます。

過度な食事制限や運動もいらず、健康的にやせられる「空腹リセットダイエット」
本書では、そのルールや食べ方のコツを豊富なイラストで、詳しく紹介しています!

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です