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『女性の覚悟』坂東眞理子さんが50歳からの人生に迷うあなたへ贈る「後半生を強く、楽観的に生きぬくバイブル」

坂東眞理子さん著『女性の覚悟』

坂東眞理子さん著『女性の覚悟』

坂東眞理子さん著『女性の覚悟』が主婦の友社より刊行されました。

「人生こんなはずではなかった」「自分ばかりが損をしている」「家事は私ばかり、疲れた」「100年時代といわれても、まだ数十年ある。このさき老後が不安」といった悩みを抱えるに40-60代に、坂東眞理子さんが新しいメッセージを書き下ろし。

330万部を超えた『女性の品格』、高齢期の生き方『70歳のたしなみ』の次は、老後が長くなった世情不安な時代をどうやって生き抜くか、その術と生きる覚悟を提案し、不安を抱える人に寄り添います。

 

「品格」「たしなみ」、今必要なのは「生きる覚悟」

75歳のいまなお現役で働き続ける坂東眞理子さん。
坂東さんが1978年に処女作『女性の挑戦』(主婦の友社)で女性の権利や立場について執筆してから40年以上経ちましたが、いまだに介護や家事、育児に、女性が多くの自分の時間を提供しています。また、男女同権、多様性が尊ばれる現代でも、実際は非正規雇用やキャリアを積めないのは女性に多く、公的年金額の低さから老後資金に不安を覚えるのも女性が多いのです。

 
第一部では、この40年間の日本女性の考え方やキャリア形成の変遷を、育児、介護な坂東さんの実体験もふまえながら考察します。過去を振り返り日本の女性がどう変化して来たのかを知ることは、新しい生き方を探す上で大きな力になります。投資でもトレンド予測でも、未来の予測や指針は、過去を知ることから始まります。

第二部で紹介する「一日一日を大事に過ごす『覚悟』10訓」

第二部で紹介する「一日一日を大事に過ごす『覚悟』10訓」

第二部では、コロナ禍に加え、世界情勢が緊迫するなかで、自分自身や家庭内、世の中にどんなことが起こっても最終的に自分でなんとかする、という強い覚悟がまさに求められる「新しい時代」を生き抜く具体的なヒントを提案します。自分や家族の定年がみえてくる年齢になり、将来に不安を感じるなら、「自分の強みをみつける」「足るを知るな」「気を使うより頭を使う」「人は断捨離しない」「やせがまんの美学」「50代からの資産」「情報リテラシー」「貯めるより生涯働く覚悟」「自分から損できる人」「転職の心得」など、坂東さんの言葉が発想の転換を促し、残りの人生を強く生き抜くお守りとなるはずです。

 
坂東さんは「50代、60代はまだまだ若い。可能性はいくらでもある。社会や他人から与えられる、守ってもらうことはあてにしないで、自分で自分の人生に責任をもって生きていこう」とエールを送っています。読後、一歩前に踏み出す勇気をもらえることでしょう。

 

本書の構成

序章 令和の女性は変わったか

第一部 女性の人生 昭和から令和へ
 1章 開かれた可能性は実現したか
 2章 思春期から青春時代の娘たちに

第二部 後半期を生きる「覚悟」
 1章 「覚悟」が必要な後半期
 2章 50代からの無形資産
 3章 働きつづける覚悟

あとがき

 

著者プロフィール

著者の坂東眞理子(ばんどう・まりこ)さんは、1946年生まれ。富山県出身。昭和女子大学総長・理事長。

東京大学卒業後、総理府入省。1995年埼玉県副知事。1998年オーストラリア・ブリスベン総領事。2001年内閣府初代男女共同参画局長を務め2003年に退官。2004年昭和女子大学教授、同大学女性文化研究所長。2007年に同大学学長、2014年理事長、2016年から現職。

著書に300万部を超えるベストセラーの『女性の品格』の他、『70歳のたしなみ』『幸せな人生のつくり方』など多数。20代から仕事と執筆を精力的につづけながら、同時に出産、子育て、転職、親の介護、孫の育児手伝いなども経験。趣味は読書、短歌。

 

女性の覚悟
坂東眞理子 (著)

「品格・たしなみ」の次のキーワード「生きる覚悟」を書下し。50代以降は「おひとよし、生涯労働、無形資産」で人生が充実。

 


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