気になる本、おススメの本を紹介

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『リスクゼロでかしこく得する 地味なお金の増やし方』社労士・FP・元保険販売員が教える!投資でも節約でもない「もっとも堅実なお金の増やし方」

佐藤敦規さん著『リスクゼロでかしこく得する 地味なお金の増やし方』

佐藤敦規さん著『リスクゼロでかしこく得する 地味なお金の増やし方』

佐藤敦規さん著『リスクゼロでかしこく得する 地味なお金の増やし方』がクロスメディア・パブリッシングより刊行されました。本書は社労士・FPであり、元保険販売員でもある著者が、便利だけど誰も教えてくれない制度や仕組みを活用して、堅実にお金を増やす方法を伝える本です。

 

投資や節約だけじゃない! 堅実に「お金の増やす方法」をお教えします!

「老後資金2,000万円問題」が騒がれるなど、いま、将来のお金に悩んでいる人が増えています。

 
その不安から「お金の増やし方」の本が人気ですが、そのほとんどは「投資」を勧める本です。たしかに投資でうまくいけば、大金を手にできるかもしれません。しかし、現在のような、不安定な社会情勢においては、投資は確実な方法とは言えません。リスクが怖くて投資には踏み出せない人も、少なくはありません。

 
ですが、お金を増やす方法は「投資」だけではありません。

給付金や年金といった便利な仕組みをフル活用し、保険料や税金などを抑えることで、堅実にお金を増やせます。不安定な世の中だからこそ、確実に得する知識を持っておく必要があるのです。

 

本書の5つのポイント

 
(1)「副業」でお金を増やす

副業は、働いた分だけお金がもらえる堅実な方法です。手堅く稼げる副業の形態や、契約面での注意点、出世や転職にも生きるおすすめの副業などを解説しています。

 
(2)②「届出」・「申請」でお金を増やす

国や自治体には、じつは手厚い保障制度があります。ですが、積極的に教えてはくれません。「出産や子育て」「病気や怪我」「親の介護」などのときに、届出や申請によってお金がもらえる助成制度や補助制度を紹介します。

 
(3) かしこく払って「年金」を増やす

年金制度の存続が危ぶまれる声もありますが、制度がなくなることはありません。かしこく払い、もらえる年金額を増やすことが、老後資産を増やすために最も堅実な方法です。どのようにすれば年金が増え、減るのかなどを解説しています。

 
(4)「固定費」を下げてお金を増やす

会社員であっても節税する方法があります。また、積み立てではなく掛け捨ての保険に加入するなど、保険料を削減するコツも紹介します。メリットの大きい年末調整や確定申告の注意点についても伝えます。

 
(5)「堅実な投資」でお金を増やす

数ある投資の中でも、これだけはおすすめしたい堅実な方法がiDeCoとNISAです。始め方やそれぞれのメリットとデメリット、とくにおすすめしたい人、実践するうえでの注意点などについて説明しています。

 

「お金を増やす」ために、必要なものとは?

お金に困る人というと、ギャンブルにはまる、異性にだらしない、金遣いが荒い、そんな人を思い浮かべるでしょう。ですが今の時代、多くの人が、人並みの収入があり、真面目に生活しているにもかかわらず、「なぜかお金がない」と困っています。

 
そこには、「国の制度や仕組みをよく理解していない」「使える支援やサービスを活用できていない」という要因が隠れています。

 
著者は以前、生命保険会社の営業として個人のライフプランの相談に乗っていたことがありました。すると、お金に困っている人は、国の助成金や補助制度、年金や保険料の仕組みなどを理解せず、充分に活用できていなかったのです。

 
例えば、病気や事故、倒産、失業、親の介護といった想定外の事態が起こった時、利用できる国の社会保障制度や助成制度を利用していなかった人は多くいました。また、老後の生活に困窮する人の多くは、年金の保険料を充分に払っていなかったことがひとつの要因となっていました。

 
お金を増やすために必要なのは、テクニックではなく「知識」です。

本書で紹介する支援制度やサービスなどをよく知り、しっかりと活用することで、無駄な出費を減らして確実にお金を増やしていけます。

 

編集担当者からのコメント

「年末調整をする理由がわからない」「確定申告のメリットがわからない」「自分がどんな保険に入っているかわからない」「将来必要になるお金のイメージがつかめていない」……。

 
これはすべて、かつての私が思っていたことです。
こんな基本的なことでさえわかっていない私に昨年、娘が生まれました。

 
「これを機に、お金のことを真剣に考えなくては」と思いつつも「でも、投資は失敗が怖くてできない……」と悩んでいた私の前に現れたのが、「お金を増やす方法は投資だけじゃない」と語る著者の佐藤さんです。
本書が、自分のような「慎重な人」の助けになってくれることを願っています。

 

本書の構成

1章 必要なお金を把握しよう
・生涯給料2億7000万円は幻になった
・誰もが管理職になれる時代は終わった
・生涯でいくら稼げるか計算してみよう
・「給与明細」を正しく理解しよう など

2章 副業で稼いでお金を増やす
・副業を始めたほうがよい人とは
・「フリーランス」は本当に稼げるの?
・副業の「雇用形態」を考えよう
・副業を始める前に知っておきたいこと など

3章 届出と申請でお金を増やす
・国の支援をフル活用しよう
・スキルアップのためにもらえるお金
・出産や子育てのためにもらえるお金
・教育のためにもらえるお金 など

4章 かしこく払って年金を増やす
・年金制度は崩壊しない
・必ず知っておきたい年金の種類
・年金の支払い状況をチェックしよう
・もらえる年金額の増やし方 など

5章 固定費を下げてお金を増やす
・節約するなら「生活費」より「固定費」
・家を買ったほうがいい人とは?
・自分にあった住宅ローンを選ぼう
・保険は要らないって本当? など

6章 手堅い投資でお金を増やす
・失敗しないための「3つの常識」
・地味に稼ぐおすすめの投資方法
・まずはiDeCoで節税する
・「NISA」で堅実にお金を増やす など

 

著者プロフィール

著者の佐藤敦規(さとう・あつのり)さんは、社会保険労務士。中央大学仏文科卒後、印刷会社に勤務。40代まではお金に対する知識はゼロ。株式投資を始めるがリーマンショックで約100万円損してしまう。

お金についての知識を持つ必要性を痛感し、社会保険労務士試験の勉強を始める。合格後は、生命保険や年金についての正しい知識を持ってもらおうと三井住友海上あいおい生命保険のセールスパーソンに転職。現在は社会保険労務士法人に勤務。法人企業の助成金の申請代行や賃金制度の作成に携わっている。お金の知識を活かして、セミナー活動や、『週刊現代』「マネー現代」『THE21』などの週刊誌やウェブメディアの記事も執筆している。

著書に『おじさんは、地味な資格で稼いでく。』(クロスメディア・パブリッシング)、『「働き方改革」対応・助成金 実務のポイント』(同友館)などがある。

 

リスクゼロでかしこく得する 地味なお金の増やし方
佐藤敦規 (著)

お金を増やす方法は、投資だけじゃない!
副業・給付金・年金・保険料削減……
地味だけど確実に得する方法で、3年間で200万の貯金を目指す!

いま、将来への不安から「お金の増やし方」の本が人気です。
しかし、そのほとんどは「投資」を勧める本です。
たしかに投資でうまくいけば、大金を手にできるかもしれません。
ですが稼げる人は一握りであり、リスクも大きく、踏み出せない人も多いでしょう。

じつは、リスクを取る前にできることがあります。
・スキルアップにもつながる副業を始めてみる
・国の給付金や補助制度をフル活用する
・年金が増える方法を実践する
・無駄な保険料の見直しをする

そんな、地味だけど確実に効果がある方法を、社労士でありFPの資格も持つ著者が解説します。

 


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