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『週刊朝日』12月17日号 田原総一朗さん新連載「宰相の『通信簿』」がスタート

『週刊朝日』12月17日号 田原総一朗さん新連載「宰相の『通信簿』」がスタート

『週刊朝日』12月17日号 田原総一朗さん新連載「宰相の『通信簿』」がスタート

『週刊朝日』2021年12月17日号が、朝日新聞出版より12月7日に発売されました。表紙には、岡田将生さんが登場。

 

週刊朝日100周年記念!田原総一朗さん新連載「宰相の『通信簿』」がスタート! 第1回は安倍晋三さん

「あなたは岸信介さんの孫だし、戦前の日本に戻す“歴史修正主義者”だと、米国は疑っている。とんでもないことだと」。

安倍晋三首相(当時)が靖国神社を参拝した2013年12月26日、田原総一朗さんは官邸で安倍さんに会って、そう伝えたと振り返ります。

 
第1次政権ができる前から「戦後レジームからの脱却」を掲げてきた安倍さん。その主張は、米国からは「歴史修正主義」と見られると、田原さんは警告したのです。

「よくわかりました。田原さんのおっしゃるとおりです」と返した安倍さんはその後、靖国参拝、戦後レジームからの脱却、東京裁判批判の三つを封印。結果的に歴代最長政権を記録しました。

 
しかし、長期政権は一方で、森友問題や加計問題、「桜を見る会」をめぐる問題などの弊害にもつながりました。毀誉褒貶が激しい安倍さんについて、田原さんはどう評価するのか。読み応えのある「通信簿」となっています。

 

このままでは“断絶”の危機…令和の「シン・皇室」への四つの提言

コロナ禍で皇室全体が見えにくい状況が続く中で起きた秋篠宮家の長女・眞子さんの結婚をめぐる騒動は、国民の皇室への不信感や、皇室内の「女性差別」といった問題を浮き彫りにしました。

 
令和の時代に適応した皇室へと変わらなければ、今後は存続さえ危ぶまれるとの指摘もあります。政治学者の原武史さん、憲法学者の石川健治さんと八木秀次さん、歴史学者の河西秀哉さんの4人が、今後の皇室制度のあり方について率直に提言。皇族方の肉声が聞こえない「菊のカーテン」問題についても考えます。

 

追悼・中村吉右衛門さん 芸に厳しく、人に優しく生きて磨いた「男の色気」

歌舞伎界の星がまた一人、旅立ってしまいました。弁慶や熊谷直実など多くの当たり役を持ち、ドラマ「鬼平犯科帳」などでもお茶の間に愛された人間国宝・中村吉右衛門さんが77歳で亡くなりました。

 
「鬼の播磨屋」と言われるほどの芸に対する厳しさと、舞台裏での優しさと。二つの面を持った素顔を振り返ります。NHKの時代劇「武蔵坊弁慶」で共演した俳優の川野太郎さんも、撮影当時の思い出を語っています。

 

水際対策の“穴”とブースター接種の遅れ…隙だらけ日本を襲う「オミクロン危機」

束の間の落ち着きを見せていたコロナ禍に急展開です。感染力の強い新たな変異「オミクロン株」が、あっという間に世界を席巻。危機に対して相変わらず隙だらけな対応が続く日本は、この脅威を乗り越えられるのか──。

 
水際対策の“穴”やブースター接種の遅れなど、深刻な問題点が見えてきました。年末にかけて行われるスポーツイベントや、来年2月の北京冬季五輪への影響についても調べています。

 

週刊朝日 2021年 12/17 号【表紙:岡田将生】

歴代の首相にズバッと切り込んできたジャーナリストの田原総一朗さん。2022年2月に「週刊朝日」が100周年を迎えるのにあたっての記念企画として、田中角栄以降、田原さんが取材してきた歴代の首相について秘話交えて振り返り、「独断」と「偏見」で採点してもらう連載がスタートします。第1回は、歴代最長政権を築いた安倍晋三氏について。さて、田原さんの評価は──? そのほか、令和時代に適応した「シン・皇室」に向けての各界識者による四つの提言、「鬼平犯科帳」などで愛された中村吉右衛門さんの人物像を振り返る追悼記事、隙だらけの日本を襲う「オミクロン株」の脅威など、充実のラインナップでお届けいたします。表紙は岡田将生さん。初冬の光きらめくグラビア3ページもお見逃しなく!

 


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