気になる本、おススメの本を紹介

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『自分の〈ことば〉をつくる あなたにしか語れないことを表現する技術』「なんだかうまく伝わらないな」は、これで卒業しよう!

細川英雄さん著『自分の〈ことば〉をつくる あなたにしか語れないことを表現する技術』

細川英雄さん著『自分の〈ことば〉をつくる あなたにしか語れないことを表現する技術』

細川英雄さん著『自分の〈ことば〉をつくる あなたにしか語れないことを表現する技術』が、ディスカヴァー・トゥエンティワンより発売中です。

 

「言いたいことが伝わらない」と、もどかしい思いをしたことはありませんか?

学生もビジネスパーソンも、レポートやプレゼン、SNSなど様々な機会で「自分の意見」を表現する機会は多いでしょう。
そんな時、「どうも伝わらない」と思うことはありませんか?

その理由は「自分の〈ことば〉」で話せていないからかもしれません。

 
本書は、自分の中にある思い・意見を人に伝えられるようになるための考え方の指南書です。

◎言いたいことがまとまらない
◎わかりやすい文章を書きたいが、できていない
◎自己アピールが誰かの借り物のようになってしまう
◎文章術のテクニックは学んだが、満足はできていない

そんな悩みに対して、「自分の〈ことば〉をつくる」ことで解消できると説いています。

 

「あなたにしか語れないこと」を伝えるために必要なこととは?

では「自分の〈ことば〉をつくる」ために必要なことは何でしょうか?

 
本書では、「自分のテーマ」を見つけること、そしてそれを表現して他者と対話すること、としています。

「自分のテーマ」とは、言い換えれば「あなたにしか語れないこと」。
それを表現し、思考する循環プロセスを続けることで、「自分の〈ことば〉」の獲得につながります。

 
本書では、

第1章 自分のテーマを発見する
第2章 自分のテーマを表現する
第3章 自分のテーマで対話する

と順を追って、「自分の〈ことば〉をつくる」ためのレッスンが繰り広げられます。

 
加えて「自分のことばで語るときまで─千葉くんの挑戦」というエピソードで、著者が実際に指導した高校生の体験を紹介。
「自分の〈ことば〉をつくる」プロセスを追体験することができます。

 
本書と一緒に、誰のものでもない、あなたにしか語れない「自分の〈ことば〉」で伝えるための思考と表現活動を始めてみませんか。

 
<哲学者・教育学者の苫野一徳さんも推薦!>

「最高に痛快!
“ことば”を磨きたいすべての人の必読書」

 

本書の構成

第1章 自分のテーマを発見する

第2章 自分のテーマを表現する

第3章 自分のテーマで対話する

エピソード 自分のことばで語るときまで?千葉くんの挑戦

 

著者プロフィール

著者の細川英雄(ほそかわ・ひでお)さんは、1949年生まれ。東京都出身。早稲田大学名誉教授(大学院日本語教育研究科)。博士(教育学)。専門は言語文化教育学。言語文化教育研究所八ヶ岳アカデメイア主宰。ことばと文化の教育をめぐる市民性形成とwell-being (よく生きる)をめざした言語教育の理論と実践について研究。

著書に『日本語教育は何をめざすか』(明石書店、2002年)、『「ことばの市民」になる』(ココ出版、2012年)、『対話をデザインする』(ちくま新書、2019年)など、多数。

 

自分の〈ことば〉をつくる あなたにしか語れないことを表現する技術 (ディスカヴァー携書)
細川 英雄 (著)

企画書/会議/プレゼン/SNS…
どんな場面でも大切なこと

本書は、
「自分の考えをうまく言えない…」
「自分の文章や資料に自信が持てない…」
「なんだかうまく言いたいことが伝わらない…」
など、「自分の意見を伝えること」が苦手な人が、自信をもって発言、発信できるようになるための指南書です。

本書を読めば、企画書やレポート、会議やプレゼンなど、意見をもとめられるあらゆる場所が怖くなくなるだけでなく、SNSやブログなどでも、オリジナリティのある文章を、自信をもって発信できるようになります。

 
(以下、「はじめに」より一部抜粋)
今、あなたは、何かを表現するために、その方法を求めようとしています。
では、あなたが何かを表現しようとするとき、もっとも重要なことは何でしょうか。
それは、「自分の〈ことば〉をつくる」ということです。
言い換えれば、あなたでなければできないことを表現するということでもあります。
少し大げさに言えば、あなたという存在の生きる意味を追求することともつながっています。

自分の〈ことば〉をつくるためには、自分の中にあることば(考えていること)をどのようにして自覚するかということと、そのことばをどのようにして他者に伝えることば(表現)にするかの二つがポイントとなります。
つまり、「考えていること」を「ことば」にする表現のあり方が問われるからです。
あなた自身が考えていることを相手に伝えるためには、あなた自身の〈ことば〉の中身が不可欠です。
その中身とは、あなたにしか語れないことであり、あなたの全存在を賭けて相手に問いかけるものであるとも言えるでしょう。

この、あなたにしか語れないことを、この本では「自分のテーマ」と呼びます。
あなたは、自分にしか語れないことをあなたのことばで発信することが必要なのです。
あなた自身の考えていることをあなたのことばによって自分のテーマとして相手に伝えるための表現という活動をはじめてみませんか。
これが、この本のめざすところです。
この本は、自分のテーマを自分のことばで語る力を身につけたいと考えるすべての人のためにあります。

 


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