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『心の知能指数を高める習慣』メンタルヘルス・リーダーシップ・アンガーマネジメント…すべてがうまく回りだす!

三浦将さん著『心の知能指数を高める習慣』

三浦将さん著『心の知能指数を高める習慣』

累計30万部を超える「習慣力」シリーズ『自分を変える習慣力』『相手を変える習慣力』などのベストセラー著者の三浦将さんが、「心の知能指数」と呼ばれる「EQ」を高める方法について解説する『心の知能指数を高める習慣』が、クロスメディア・パブリッシングより発売中です。

 

AI時代に、重要性が高まる「EQ(Emotional Intelligence Quotient)」

AI技術やテクノロジーの発展に伴い、世の中は急速に変化しています。
今後、これらの技術発展により、「答えのある問い」に対しては、AIが私たち人間の何倍ものスピードと正確さで処理をしてくれる世の中になっていきます。

 
その一方で、「答えのない問いに対して、その答えを探究する能力」の重要性が高まっています。この「答えのない問いに対して、答えを探究する能力」のことを「知性」と呼びます。

 
AI時代を生き抜く上で、特に重要なことは、「いかに答えのない問いと向き合うために、知性を発達させるか?」という課題です。

 
そこで登場する大切な要素がEQ(Emotional Intelligence Quotient)です。

 
EQとは、自分自身と他者を理解しながら、自分の感情をコントロールすることで、最適な行動を取ることができる力のことです。このEQがIQ(知能)に加わることで、私たちの知能は、「知性」へと昇華していきます。

EQは、感情と思考のベストミックスの解を生むことのできる力であり、人との関係性を高めていくことができる力です。そして、個人の知だけでなく、集団の知である「集合知」を創り出すことができる、リーダーシップとチームワーキングに関連した力でもあります。

 
この力が、答えのない時代に、答えを探究する能力を高めるキーとなります。

 

EQは、誰でも後天的に高めることができる!

ここで良いニュースがあります。それは、「EQは後天的に高めることができる」という点です。本書では、その高め方を4つのステップに分けて具体的に伝えていきます。

 
【本書のポイント】

<EQを高める4ステップ>

STEP1「自己を理解する」・・・自分の感情や感情の出し方がわかる
STEP2「感情を管理する」・・・自分の感情をコントロールする
STEP3「共感力を高める」・・・人の気持ちをわかろうとする
STEP4「関係性を高める」・・・相手との相互共感を生むアクションを取る

 
◆STEP1「自己を理解する」
EQを高めるという観点においては、「己の感情の出方を知る」という自己理解が特に重要になってきます。人の感情の出方は千差万別ですが、人は「自分の感情がどこから、どのようにして出てくるのか?」ということを意外なほどわかっていないのです。

 
◆STEP2「感情を管理する」
「己を知る」が進んでいくと「己を制御する」ということができるようになっていきます。これがSTEP2の感情管理です。己と己の感情を理解していなければ、制御の仕方もわからないので、自己理解を高めながら、感情を管理する方法を見つけていくことが肝心です。

 
◆STEP3「共感力を高める」
EQについて次の大切な要素であるSTEP3は、共感力です。EQの高い人は、まず相手のことをわかろうとする態度があり、わかる力があり、そしてわかったうえで、建前や忖度ではなく、気持ちのこもった発言や行動をしてくれる人です。

 
◆STEP4「関係性を高める」
最後は、STEP4の人間関係管理です。他者の感情を読み取る力があり、読み取ったことをもとに「どんなコミュニケーションを取れば、相手との関係性が良くなり、お互いがハッピーになるか?」を考えて動けるかどうかで、対人関係は大きく違ってきます。

 

心の知能指数が高まれば、人生が変わる!

本書で解説されている方法は、何も難しいことを頑張って勉強してようやく得られるようなものではありません。日々の行動と習慣を少しずつ変えていくことによって、十分に成し遂げられるものです。

 
◎仕事やプロジェクトで成果を出したい
◎人間関係や感情のコントロールで悩みを持っている
◎「一緒に仕事がしたい」と言われる人になりたい
◎リーダーシップやコーチング力を高めたい

このように感じている方は、ぜひ本書で、EQを高める習慣を身につけてみませんか。

 

本書の構成(一部抜粋)

第1章 EQ:心の知能指数

第2章 自分の感情を利用できるようになる

第3章 自己を理解する(STEP1)

第4章 感情を管理する(STEP2)

第5章 共感力を高める(STEP3)

第6章 関係性を高める(STEP4)

第7章 あなたの中に変化を起こすには

 

著者プロフィール

著者の三浦将(みうら・しょうま)さんは、人材育成・組織開発コンサルタント/エグゼクティブコーチ。株式会社チームダイナミクス 代表取締役。

英国立シェフィールド大学大学院修了(MSc : Master of Science 理学修士)。認知心理学、アドラー心理学、コーチングコミュニケーション等を基にした、効果的かつ独創的な手法で、リーダーシップ研修、チームビルディング研修、習慣力研修などを始め、国内外の企業の人材育成をサポートしている。エグゼクティブコーチとして、CEOを始めとする企業経営層や、新進気鋭の起業家、アーチスト、オリンピック日本代表アスリートなどからのセッション依頼が殺到しており、クライアントのさらなるステージアップを次々に実現している。

累計30万部を超える習慣力シリーズ『自分を変える習慣力』『相手を変える習慣力』(クロスメディア・パブリッシング)他、著書多数。

 

心の知能指数を高める習慣
三浦 将 (著)

これ1冊で仕事や人間関係の問題がまるっと解決!

エグゼクティブコーチとして、企業経営層や、オリンピック日本代表などのコーチングに携わる著者が気づいたことは、「コーチングとは、クライアントのEQ(心の知能指数)を高める活動である」ということ。テクノロジーが急速に発展する現代では、「素早く適切な答えを出す能力(IQ)」以上に、「自分と他者を理解して最適な行動ができる能力(EQ)」が成功のカギとなります。本書は、コーチングのプロセスに沿って、対人関係や課題解決のキーとなるEQを高める方法をまとめた1冊です。

(本書まえがきより)
コーチングを通じて、クライアントのみなさんが大きな成功を収めていく主要因のひとつが、EQの向上にあるとの確信に至りました。コーチングでクライアントが話す課題のほとんどは、対人関係の課題に収斂します。コーチングのプロセスにおいて、対人関係においての認知が変わり、気づきから得た新たな行動をとっていくことによって、様々な課題が解決していきます。EQは、自分の本当にありたい姿のために必要な行動をとることができる力。人に怒りをぶちまけるなど、感情の渦に巻き込まれた行動をとるのではなく、本当に求めていることを叶えるために、適切な行動をとることができる力です。対人関係の課題が解決していくと、クライアントの中にとても清々しい感覚が生まれます。それと共に、対人関係能力を始めとする、EQの様々な要素が向上していくのを感じ取ることができます。

 


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