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『夢を読み解く心理学』心理学の側面から“夢”にまつわる不思議な現象の正体をわかりやすく解き明かす!

松田英子さん著『夢を読み解く心理学』

松田英子さん著『夢を読み解く心理学』

松田英子さん著『夢を読み解く心理学』が、ディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。

 

コロナ禍で悪夢を見る人が増加

◎変な夢を見て夢占いをしてみた
◎怖い夢を見て飛び起きた
◎夢をよく見るので夢日記をつけている

このような“夢”にまつわる経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

 
また、
◎夢日記をつけると心が不安定になる
◎消防士は出動前に火事の予知夢をみる
◎空を飛ぶ夢や歯の抜ける夢はなにかを象徴している
など、夢にまつわる噂は多く、その真偽はつかみどころのないものばかりです。

 
正体がよくわからない“夢”ですが、悪夢をよく見て十分な睡眠がとれないなど、時には睡眠障害を引き起こすものにもなりえます。

特にコロナ禍の今、奇妙な夢や悪夢を見る人が増えているという報告もあります。
安眠のためにも、“夢”についての理解を深めることは有益でしょう。

★参考:https://www.vogue.co.jp/lifestyle/article/usvogue-crazy-dreams-analysed

 

心理学から読み解く“夢”

本書では、臨床心理、人格心理、健康心理など心理学の面から、夢や眠りにまつわる不思議な現象を読み解いていきます。

 
心理学の先生と、3人の教え子との会話形式で話は進み、

「悪夢をみないようになれますか?」
「夢のアイデアって仕事にいかせますか?」
「予知夢ってあるんですか?」

…といった誰もが1度は考える疑問に対して心理学の専門家がわかりやすく答えます。

会話形式のため、難解な内容でもわかりやすく解説されています。
夢や眠りについて悩みがある方や、夢に興味がある方など、老若男女誰でも楽しめる内容です。

 

本書の構成

プロローグ 夢の理解は生き方への理解

第1章 睡眠と記憶

第2章 健康と睡眠障害

第3章 予知夢と夢遊病

第4章 目がみえない人の夢、耳がきこえない人の夢

第5章 夢とパーソナリティ

第6章 怖い夢と空を飛ぶ夢

第7章 悪夢と病理

第8章 悪夢の治療と現実へのリハーサル

第9章 明晰夢とクリエイティビティ

エピローグ 夢とのよりよいつきあい方

 

著者プロフィール

著者の松田英子(まつだ・えいこ)さんは、東洋大学社会学部社会心理学科教授。お茶の水女子大学文教育学部卒、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程単位取得満期退学。博士(人文科学)。専門は臨床心理学、パーソナリティ心理学、健康心理学。産業カウンセリングとスクールカウンセリングを臨床のフィールドとしている公認心理師、臨床心理士である。

著書に『夢想起メカニズムと臨床的応用』『夢と睡眠の心理学―認知行動療法からのアプローチ』(以上、風間書房)、『眠る』(二瓶社)、『図解 心理学が見る見るわかる』(サンマーク出版)など。睡眠の改善から心の健康を高めることに関心がある。

 

夢を読み解く心理学 (ディスカヴァー携書)
松田 英子 (著)

夢っていったい何?
臨床心理、人格心理、健康心理からこの不思議な現象をとらえてゆきます!

「夢をみる」という現象は、いったいなんだろう?
荒唐無稽であったり、意味不明であったり、ときには日常生活に支障をきたす悪夢にもなれば、素晴らしいアイデアの源泉にもなりうる。
また、夢日記をつけると心が不安定になる、消防士は出動前に火事の予知夢をみる、空を飛ぶ夢や歯の抜ける夢はなにかを象徴している…
など、夢にまつわる噂は多く、その真偽はつかみどころのないものばかりだ。
夢は自分だけのものであり、他人と共有したり比較したりすることができない。
すなわち、夢とは自分自身だといえるのだ。
「夢は心の天気予報」「夢は心の羅針盤」ととらえる著者が、心理学からこの不思議な体験を解明する。

今晩、夢をみるのが楽しみになる!

 


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