『北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方』心の病を抜け出した夫婦からのアドバイス27
文響社より、マッツ・ビルマークさんとスーサン・ビルマークさんの『北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方 ―心の病を抜け出した夫婦からのアドバイス27―』(訳:齋藤慎子さん)が刊行されました。
人口約980万人のスウェーデンで20万部の国民的ベストセラーとなり、世界22か国以上で翻訳されてきた本の待望の日本語版になります。
世界中で話題! スウェーデンの国民的ベストセラーの邦訳!
スウェーデンの2015年度の実用書ランキングで1位となり、世界22か国以上で翻訳がされた話題の書が、ついに邦訳となりました。
本国スウェーデンでは、日本でも話題となった『おやすみロジャー』(飛鳥新社)の2倍の売れ行きというほど人気を集めた本です。
スウェーデンの国民病は、実は「心の病」?
スウェーデンというと、「世界幸福度ランキング」のベストテンの常連と言われるほどの幸福な国のイメージですが、意外なことに「4人のうち3人か自分か家族に心の病を経験したことある」「病気休暇の理由で1番多いものが心の病」というほど心の病が国民病となっている国です。ストレスによる心の病は、日本だけではなくどこの先進国においても同じように大きな問題となっているのでしょう。
この本の著者は、不安症になった夫、うつ病になった妻、自らの病を夫婦で克服してきた二人です。自らの体験があるからこそ言える言葉にはとても説得力があり、多くの人の共感を呼びました。
【こんな人は要注意!!】
・人から心配されても「大丈夫」と反射的に言ってしまう
・外でいい顔をしても帰ってから家族にイライラをぶつける
・仕事が休みになったとたん体調を崩す
・お酒や甘い物でストレス解消
精神科医・和田秀樹さん、「頑張りすぎる日本人のすべての人におすすめ!」
「日本人が昔と比べていい加減になったとか、勤勉でなくなったという人がいますが、私の経験では、まだまだ中高年以上には、まじめな人が多いように感じます。そういう人は頑張りすぎてうつになってしまうというのが典型的なパターンです。うつは心が弱い人がなるのでなく、強いと思い込んでいるまじめ人間がなるのです。」(「はじめに」より)
自分を大切にする暮らしはこんなことから始められます!
・甘い物、カフェイン、お酒の代わりになる息抜きを探す
・高級車よりも高級寝具を買う
・アートや文化的な活動で元気になる
・ネガティブ思考で「得をしていること」に気づく
・パートナーから言われたダイエットなど、人から言われた目標は捨てる
・SNSでの「幸せ比べ」はやめる
著者プロフィール
■マッツ・ビルマークさん
スウェーデン、カルマル市生まれ。起業家として働くなか、自身の不安症という心の病と向き合ったことをきっかけに、心の病の研究に力を入れ始める。2011年、「インナー・ヘルス」と題した初講演をカルマル市内のホテルでおこなったところ、計6回の講演が全て満員となり大反響。その後もさまざまな都市での出張講演をおこなう。2013年にはこの一連の「インナー・ヘルス」講演をDVD化して販売。
■スーサン・ビルマーク
スウェーデン、ルドビーカ生まれ。1995年、インテリアデコレーターとして働くなかでマッツさんと出会う。1996年に娘のジュリアさんを出産。疲はい性うつ病となるが認知行動療法などによって病を克服した。
現在2人は、スウェーデンのカルマル市の近くでインナー・ヘルス・エデュケーションという会社を運営し、個人やカップル対象のコーチングをおこなっている。夫婦初の著書となった本書は、人口980万人のスウェーデンで20万部のベストセラーとなり、世界22か国以上で翻訳されている。夫婦での著書に、『Ela enemman, stressaa vahemman』などがある。
■訳:齋藤慎子(さいとう・のりこ)さん
新潟県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。広告企画制作会社勤務を経て翻訳者に。おもな訳書に『究極のセールスレター』(東洋経済新報社)、『ザ・コピーライティング』(ダイヤモンド社)、『アランの幸福論』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。スペイン在住。
『北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方』 内容
推薦者まえがき――つい頑張りすぎてしまうあなたへ(和田秀樹さん)
Part1 幸せの国・スウェーデンの国民病は実はストレス
Part2 『生活』追い立てられる日々から、ゆとりある暮らしへ
Part3 『心』「であるべき」から、「ありのまま」へ
Part4 『人間関係』苛立ちや怒りから、共感と尊敬へ
Part5 『人生』過去や未来ではなく「今、ここ」へ
人口980万人のスウェーデンで20万部の国民的ベストセラー! ついに邦訳!
「幸福度の高い国」として有名な北欧スウェーデンの人々が共感した、自分らしい人生を生きるための方法。
・仕事が休みになったとたん、体調を崩す
・スケジュールは予定でぎっしり! リラックスする時間がない
・ストレス解消にはお酒や甘い物がいちばんだと思う
・人から心配されても、いつも「大丈夫です」と言ってしまう
・外ではいい顔をしても、帰ってからイライラを家族にぶつけてしまう
・子どもの前で愚痴を言ってしまう
・テレビ、PC、スマホの画面を見る時間を減らしたらどれくらいの時間ができるだろう……と思う
・予定はたくさんあったのに、あっという間に時間が経って何もしていないと感じる
どれかひとつでも当てはまった方は要注意!
頑張りすぎるのはやめて、自分の心とからだを大切にする生き方を始めませんか。
本書は夫婦で心の病を克服した著者が、ストレス社会で頑張る人々に伝えたいアドバイスを書いたものになります。
自身も心の病になったことがある著者だからこその説得力とやさしさを感じる一冊です。
毎日忙しくて、そんな余裕はありませんか?忙しい人こそ、今すぐ始めてください!
【出版社からのコメント】
自分を休ませることは悪いことではなく、人生を幸せに生きるために大切なことです。この本を編集しながら、いかに普段の生活でちょっとの無理をしているか、ストレスをそのままにしているか、自分自身も痛感しました。日々忙しく頑張っている方の、生活を見直すきっかけになることを願っています。
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