『ありふれた言葉が武器になる 伝え方の法則』コミュニケーションの鉄則は「相手に〇〇させない」こと!
本橋亜土さん著『ありふれた言葉が武器になる 伝え方の法則』が、かんき出版より刊行されました。
「要するに何が言いたいの?」と思わせたら負け
番組放送後、紹介されたお店に行列ができたり、商品が品切れになったり、テレビの影響力が大きいことは誰もが知っているとおりですが、これは、テレビのカット一つひとつに狙いがあり、その効果を最大化するために確立されたパターンを駆使して緻密に構成、編集されているからです。
そんなテレビ業界で、『王様のブランチ』(TBS)、『行列のできる法律相談所』『嵐にしやがれ』『しゃべくり007』『人生が変わる深イイ話』(すべて日本テレビ)、『課外授業ようこそ先輩』(NHK)などの人気番組を担当してきたベテランディレクターが、長年の経験の中で培ってきた「伝え方の勝ちパターン」を公開したのが本書です。
相手に情報をしっかりと伝え、さらにしっかりと心に残すためには、「鉄則」があります。それは、
「相手を疲れさせないこと」
「相手に頭を使わせないこと」
けっして「要するに何が言いたいの?」という疑問感情を相手に感じさせてはいけません。 余計なことを考えさせることで集中力が途切れ、さらに話を聞く気がなくなってしまうのです。
本書では
◎決められた位置に「あるひと言」を入れるだけで、言葉が格段に強まり、注目を集めることができる!
◎ある言葉をつけるだけで、相手の頭の中が一気にクリアになり、「記憶に残る」「心に刻まれる」ようになる!
◎言葉の組み立てを変えるだけで、交渉の成功率が格段に上がる!
…など、誰でも簡単に、そして今日から使えるテクニックを紹介しています。
◆本書のおすすめポイント
◎なぜ、ユーチューブの動画は短いのか?
◎「おーぴにんぐアヴァン」ってなんだ!?
◎テレビが街頭インタビューを流す理由、わかりますか?
◎相手に頭を使わせずにメリットをイメージさせる
◎SNSや資料作成で活躍! 相手に負担をかけない文字使い
◎嘘をつかずに、 短所を長所に言い換えろ!
◎ストーリーを構築し、 別アングルから印象づける
◎「ギャップ」を使い、 一発で印象に残す
◎途端に言葉がイキイキしはじめる究極の一文字
◎パキッとイメージ! 「数値データ」の力を借りる!
◎うっかり使ってしまいがちな、 超もったいない表現
本書の構成
第0章 「テレビの伝え方」こそ最強の伝達スキルである
第1章 話がうまい人は相手に頭を使わせない
第2章 「つかみ」を制する者が伝え方を制する
第3章 相手の脳をハッキング! 言いたいことを記憶に残す方法
第4章 ピンチをチャンスに変える「言い換え」と「ギャップ」の魔術
第5章 嘘をつかずに魅力を2割増しする! 秘伝の「ちょい足し」テク
著者プロフィール
著者の本橋亜土(もとはし・あど)さんは、1978年生まれ。番組制作会社スピンホイスト代表取締役。
大学卒業後、バラエティ番組専門の制作会社を経て、ドキュメンタリーを制作するフォーティーズに入社。同社代表で、日本ドキュメンタリー界の巨匠である東正紀さんに師事する。その後、複数の制作会社でディレクターとして『王様のブランチ』(TBS)、『行列のできる法律相談所』『嵐にしやがれ』『しゃべくり007』(すべて日本テレビ)など、複数の人気情報・バラエティ番組を制作する。
その後、プロデューサーを経て2017年に独立し、株式会社スピンホイストを設立。『ニンゲン観察バラエティモニタリング』『バース・デイ』(ともにTBS)、『それって!? 実際どうなの課』(中京テレビ)などのレギュラー番組を制作。
一方、本書の元となった、テレビ業界の「伝え方の勝ちパターン」を体系化し、そのノウハウを使った企業PR動画の制作業務をスタート。「テレビの手法を生かした訴求力の高い動画が作れる」と評判を呼び、住友林業、マルコメ、新日本製薬、日本郵便など、数多くの企業から依頼が舞い込んでいる。
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