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『今まであなたのこと友達だと思ってたのに』私は友達?それともお人好し? 精神科医が提案する“私の心”を守りながら気楽に他者と付き合う方法

ソン・ユミさん著『今まであなたのこと友達だと思ってたのに』(訳:吉川南さん)

ソン・ユミさん著『今まであなたのこと友達だと思ってたのに』(訳:吉川南さん)

ソン・ユミさん著『今まであなたのこと友達だと思ってたのに』(訳:吉川南さん)が、かんき出版より刊行されました。

 

「これは私の話?」と共感の声、多数! 「心が軽くなった!」と韓国で大反響

本書は、韓国でベストセラーとなった、精神科医による「人間関係」に疲れたすべての人に贈る、「気楽に生きる」ためのメッセージとアドバイスが詰まった一冊です。

 
あなたの人生を台なしにするのは、よい人との出会いがないことではなく、避けるべき人をうまく避けられないことだ。

――これは本書にある一文。ドキッとした人もいるのではないでしょうか。

 
本書では、著者が実際のケースをもとに具体的なエピソードを掲載しながら、職場、学校、SNSなどでこじれた関係、病んだ関係、困った関係に別れを告げる方法、もっといい人と一緒に過ごす方法を提案します。

他人を利用しようとするイド(本能的欲動が強い人)、利用されながらもそこから抜け出せないスーパーエゴ(超自我)、その二つのあいだでバランスをとろうとする自我といった、さまざまな人間関係のパターンを考察しながら、その根本を紐解いていきます。

 
身近な誰かにいつも振り回されている人、モヤモヤした気持ちを抱いている人は、「これは私の話?」と感じること間違いなし。読み進めていくうちに、一緒にカウンセリングを受けている気分になるはずです。

翻訳は、日本でも大ベストセラーとなった『私は私のままで生きることにした』を手掛けた吉川南さんです。

 
<人間関係における問題を診断する7つの質問>

◎19歳のチヒョンさん。ある日、友達のインスタグラムを見て、自分が彼女の一番の友達ではないことを知り、大ショックを受けた。

◎会社員のウヨンさん。十年来の親友たちを結婚式に招待したのに、みんなあれこれ理由をつけて欠席したので、がっかりしてしまった。当然、来てくれると信じていたのに……。

◎40代のヨンヒョンさん。数十年にわたって彼女のことを感情のはけ口にしてきた家族への怒りから心を病み、カウンセリングを受けるようになった。

◎彼女たちは年齢もバラバラだし、悩みの対象や抱えている事情も多様だが、結局は同じ問題で悩んでいる。「私とあなた」「私とそれ」についてだ。きっと本書を手にした読者も、人間関係のことで傷ついた覚えがあるだろう。

(本書「エピローグ」より)

本書の巻末には、「人間関係におけるいくつかのQ&A」と自分の人間関係における問題を診断し、それを解決するのに役立つ「自分を守り相手も守るための七つの質問」を掲載。

私たちがめざす最も現実的で最良な答えを模索していきます。
本書が、あなた自身を見つめ直し、あなたにとっての“最も心地よい関係”を手に入れるきっかけとなれば幸いです。

 

本書の構成

プロローグ 「利用された」って、どういうこと?

第1部 利用されるのはもう嫌
第1章 もとからあなたとの関係には興味のなかった人たち
第2章 だまされることと、裏切られることは違う
第3章 身近な人を利用する人たち

第2部 相手の怒りから自分を守る方法
第1章 嫌なものは嫌、ダメなものはダメ
第2章 再び出会うつもりで手を放そう

エピローグ 私たちはお互いに「あなた」にもなれば「それ」にもなる

 

著者プロフィール

 
■著者:ソン・ユミさん

精神科医。梨花女子大学医学部を卒業後、同付属病院で研修医、及び精神健康医学科専攻医修了。

現在、光化門延世FEEL精神健康医学科院長。梨花女子大学医学部精神科学教室外来助教授。韓国精神分析学会正会員、国際精神分析学会(IPA)所属国際精神分析家。

 
■吉川南(よしかわ・みなみ)さん

朝鮮語・英語翻訳家。早稲田大学政治経済学部卒業。

書籍やテレビの番組の字幕など、幅広いジャンルの翻訳を手がける。翻訳書に日本でも大ベストセラーとなった『私は私のままで生きることにした』(ワニブックス)などがある。

 

今まであなたのこと友達だと思ってたのに
ソン・ユミ (著), 吉川 南 (翻訳)

★「心が軽くなった! 」と韓国でベストセラー
★すべてのページに共感の嵐!
私は友達? それともお人好し?
職場、学校、SNS…
こじれた関係、病んだ関係、困った関係に、別れを告げる方法、もっといい人と一緒に過ごす方法。

もしかしたら私たちは、利用し、利用されながら生きているのかもしれない。
「もう付き合いにくい人と会いたくありません」
「ストレスはないのですが、どういうわけかつらいんです」
私たちは人間関係の病の真ん中に立っている。
精神科医が考えるもっとも理想的な関係とは。

 


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