『キャンプ×防災のプロが教える 新時代の防災術』東日本大震災から10年の今、もし災害が起きて自宅に残れない、避難所にも入れないとしたら?
寒川一さん監修『キャンプ×防災のプロが教える 新時代の防災術』が、学研プラスより刊行されました。
コロナ禍の今、大災害が起きたら、あなたは自分と家族を守れますか?
2011年に起きた東日本大震災から間もなく10年が経ちます。その間、震度5弱クラスの地震は当たり前のように起き、台風や局地的な豪雨による被害も頻発するようになり、災害はもはや「いつ自分の近くで起きてもおかしくないこと」になりました。
現在、世界中で蔓延している新型コロナウイルス感染も、人類が新たに直面している災害のひとつといえるかもしれません。
そんな今、大きな自然災害が起きて、自宅には残れず、感染症の影響で避難所にも入れないとしたら……。
本書は、現実にそのような状況になった場合でも、自分と家族と周囲の仲間を守ることができる「新時代の防災術」を伝える実用書です。
新時代の防災は「防災グッズを揃える」だけではなく「それを使いこなすスキルを備える」ことが重要
本書は、災害が起きた際、在宅でも、避難所でも、避難所以外の場所(テント泊、車中泊など)でも避難生活できるよう「キャンプ・アウトドアの道具とスキルで防災する」ことを主題に構成されています。
非常用持ち出し品のアップデート、ライフラインが途絶えたときの水の確保や火のおこし方、避難生活で役立つキャンプ道具の選び方と使い方、テント生活や車中泊生活で気を付けるべきポイント、応急手当や救急救命の基礎知識、水や燃料の限られた環境での食事アイデアといったコンテンツを、実際に「キャンプ×防災」の体験活動などを行っているアウトドアのプロ・寒川一さんの監修のもと制作。
防災グッズや非常食など「モノを備えるだけの防災」の時代は終わりました。これからは、アウトドアの知識とスキルも備え、備えたモノを使いこなして生き延びなければなりません。ぜひ本書で「新時代の防災術」を身につけてください。
本書の構成
序章 災害時の心構えと備え
1章 水と火の確保
2章 道具とスキル
3章 避難シミュレート
4章 食事のアイデア
巻末 非常時持ち出し品リスト
監修者プロフィール
監修者の寒川一(さんがわ・はじめ)さんは、1963年生まれ。香川県出身。アウトドアライフアドバイザーとして、アウトドアの魅力や楽しみ方を伝えるのはもちろん、災害時に役立つアウトドアの知識とスキルを書籍・キャンプ体験・防災訓練などを通じて伝えている。
北欧のアウトドアプロダクツを多数扱うUPI OUTDOOR PRODUCTSのアドバイザー、フェールラーベンやレンメルコーヒーのアンバサダーなども務め、北欧のアウトドアカルチャーに詳しい。メディア出演経験も多数あり、NHK『趣味どきっ! 楽しく防災! はじめてのキャンプ』では講師役を務めた。
キャンプ×防災のプロが教える 新時代の防災術-アウトドアのスキルと道具で家族と仲間を守る! 寒川 一 (監修) 自宅にも避難所にもいられない……そんなときこそキャンプのスキルと道具で生きのびる! 災害時、自宅からは出なければならず、だけど密な避難所に入ることもできない……そんな状況が現実に起こり得る時代になりました。そんなときに役立つのがキャンプ・アウトドアで使うギア(道具)とテクニックです。防災に対する心構えや備えから、水と火の確保、必要なキャンプ用品と最低限覚えたいスキル、避難時に想定される局面に対するライフハック、食事アイデアまで、自分と家族と周囲の仲間の命を守るための“術”がズラリ! 東日本大震災以来、アウトドアライフアドバイザーとして防災の体験プログラムなどで防災術を伝授してきたキャンプ×防災のプロが監修した、新時代の防災マニュアルです。 |
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