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『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』大草直子さんが若年層~ミドルエイジの女性に新時代の生き方を提案

大草直子さん著『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』

大草直子さん著『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』

大草直子さん著『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』が、講談社より刊行されました。

 

人気スタイリングディレクターが、初めての「生き方本」を発表

著者の大草直子さんは、1972年東京生まれ。ミドルエイジ女性から圧倒的な支持を集めるスタイリストで、これまでに刊行したスタイリング提案本は15冊にのぼります。

最近ではファッション以外の商品開発やブランドコンサルティングの依頼も増え、今月から肩書をスタイリストから「人と人、物と人をつなぐ、組み合わせる」意味でスタイリングディレクターと変更しました。

かねてより「おしゃれで女性をラクにしたい」と語っていた大草さんが、今回初めての「生き方本」を発表した理由は、コロナ禍で働き方、生き方に迷っている人がさらに増えている現状を踏まえて、「新しい時代の軽やかな生き方を提案し、女性たちがラクに生きられるよう、その可能性の扉を開きたい」という強い思いがあったからです。

 

ターゲットは若年層からミドルエイジまで、幅広い年代の女性たち

飽きる。変わる。好きなことだけやる。自分を愛する。これ全部、わがままじゃない――。

「続ける」「積み重ねる」「所有する」ことが美徳とされた時代から、明らかに変化しようとしている今、自分を縛っている「枠」「しがらみ」を手放して、軽やかに生きるためのヒントが、この本にはたくさん書かれています。

 
これから先のキャリア、結婚、夫婦・パートナー像、子育て、第二の人生など、大草さんが語る言葉は、婚活中やキャリアを模索中の20代の若年層から、子育て中のお母さんたち、人生の第二ステージを模索する40~50代のミドルエイジまで、幅広い年代の女性たちの心に響くことでしょう。

 

本書の構成

<第1章> 飽きたっていい、逃げたっていい
不登校の経験が教えてくれた「逃げたっていい」
仕事が私に自信をくれるはず。だから、就職浪人してでも編集者になりたかった
「ヴァンテーヌ」が教えてくれたこと。サルサとの出会い
飽きることはマイナスじゃない。飽きたことを続けるのが一番怖い

<第2章> 仕事は「3つのステージ」で考える
目の前にあることに「虫」の視点で取り組んだ第1ステージ
第2ステージは「鳥」の視点で視野を広げ経験や知識をシェア
キャリアを手放す勇気が時に必要に。空いたスペースに運が転がり込む
70代からは「本質的なこと」心血を注ぐと決めている

<第三章>枠やしがらみから自分を解放する練習
おしゃれは自分を好きでいるためのツールになる
離婚と再婚が教えてくれたこと。フレームに押し込めて苦しめていたのは私自身だった
人と比べなくていい。枠にとらわれなければ、ラクに生きられる
自分を好きになること、自分軸で考えることを「練習」すればいい
「変わったね」という評価は絶対気にしない

<第4章>新しい家族のかたち
家族の一員である前にまずは自分。家族はあくまで「個」の集まりだから
「子供のために」とは考えない。いつか「子供のせい」になってしまうから
子供は社会からのお預かりもの。一対一でオーダーメイドな子育てを
子供自身が「楽しい」か。子育てで大事なのは「選択」を経験させること

<第5章>新時代のタイムマネジメントとビジネスマインド
8割はやらない。好きな2割にフォーカスする
心の可動域を広げ「詰まり」は自分で開通させる
ビジョンを持ち、逆算して行動する未来への段取り力
コロナが教えてくれた、おしゃれの尊さと時間は貯金できること

<第6章>シェアと軽やかさを鍵に、次の時代へ
時代は「所有」から「シェア」へ。私ができること
軽やかに生きるとは、より本質的なものに移っていくこと
情熱の種はみんなにある。それを芽吹かせる術がわかれば誰もが情熱的な人生に

 

著者プロフィール

著者の大草直子(おおくさ・なおこ)さんは、1972年東京生まれ。大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社し「ヴァンテーヌ」編集部を経て、中南米に遊学。帰国後はフリーの編集者・ライター・スタイリストとして活躍し、2015年1月よりウェブマガジン「ミモレ」の創刊編集長、2018年7月には「ミモレ」のコンセプトディレクターに就任、2019年よりセルフメディア「アマーク」をスタート。

著書は15冊を数え、最近では商品開発やブランドコンサルタント業などでも活躍中。インスタグラム(@naokookusa)は、フォロワー28.6万人。

 

飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方
大草 直子 (著)

飽きること、変わること、そして自分を愛すること。これ全部、わがままじゃないー。

超人気スタイリングディレクター、ブランドコンサルタントとして活躍する著者がその半生を振り返り、しがらみ、こだわり、未練、キャリア、人脈など「積み重ねてきた」ものをあえて手放して「自分が今本当に楽しい、大切だと思うことに集中して生きる」ことの大切さについて語ります。時代の転換点の今だからこそ読みたい、新しい生き方本です。

 


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