『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』成果を出す人が実践するシンプルな行動と思考のルールとは?
越川慎司さん著『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』が、ディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。
効率よく成果を出す人には、シンプルな「共通点」があった!
リモートワークを定着させるために、職務内容を明確にして成果で評価する「ジョブ型」雇用を導入する企業が増えてきました。労働時間数ではなく、労働によって生み出した成果や価値の質が評価される時代にシフトしてきているのです。
効率よく成果を出している人には、どのような共通点があるのでしょうか。
著者の越川慎司さんは、自身が経営する株式会社クロスリバーで、605社に対して働き方改革の支援を行ってきました。
その過程で、16万人の社員から、人事評価トップ「5%社員」とそうではない残りの一般95%社員の働き方をリサーチし、各社の「5%社員」が「どのような行動・働き方をしているか」について徹底的にAI分析しました。
その結果、顕著な成果を出している「5%社員」には共通ルールが存在し、一般化できる要素があることが分かりました。
この調査で導き出した共通ルールは、その後、29社で実証実験を行い、「5%社員」以外でも効果が出ました。
越川さんが本書を通して伝えたいことは、「シンプルな行動と思考のルールをつかんでしまえば、それは再現できる可能性が十分にある」という事実です。
上位「5%社員」のシンプルな考えと行動を参考にするだけで、短時間で成果を出し続けることができるようになります。
働き方改革が叫ばれて4年以上経ち、約8割の企業がなんらかの働き方改革を行なっていると言われていますが、「成功しています」と答えるのはたった12%です。残業の削減や、有給休暇の取得を義務付けたりと労働時間を削ることを目指す企業が大半です。
しかしながら、働き方改革で目指すべきは、残業を削減することでも、有給を消化することでもありません。限られた時間の中でより大きな成果を残し、より多くの報酬や幸せを得ることです。
今、目指すべきは、働き方改革ではなく、「会社の儲け方改革」と「個人の稼ぎ方改革」と越川さんは言います。
本書には、これからの時代に成果を出していくために必要な「態度」「気構え」「行動・能力」が書かれており、誰もが適用できる行動パターンが詰まっています。
本書の構成
はじめに
序章 AI分析でわかった、ずば抜けた結果を出す人の5つの原則
第1章 良かれと思ってやってしまう「95%社員」の行動
第2章 トップ「5%社員」のシンプルな思考と行動
第3章 トップ「5%社員」の強いチームを作る発言
第4章 トップ「5%社員」のすぐやる習慣
第5章 今日からマネできるトップ「5%社員」のルーティン
おわりに
著者プロフィール
著者の越川慎司(こしかわ・しんじ)さんは、働き方コンサルタント。株式会社クロスリバー 代表取締役社長。株式会社キャスター Caster Anywhere事業責任者。
通信会社、ITベンチャーを経て、2005年にマイクロソフトに入社し業務執行役員などを歴任、2017年にクロスリバーを設立し、メンバー全員が「週休3日・リモートワーク・複業」の新しい働き方を実践中。会社の成長と社員の働きがいを両立させていく「稼ぎ方改革」の実行支援を605社に対して提供。
著書に『働く時間は短くして、最高の成果を出し続ける方法』(日本実業出版社)、『新時代を生き抜くリーダーの教科書』(総合法令出版)など。定額制オンライントレーニングサービス「Smart Boarding」にて特別講座を提供中。メディア出演や講演多数。
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣 越川 慎司 (著) ビジネスパーソン1万8000人を定点カメラ・ICレコーダー・GPSで調査、AI分析した働き方の結論。 効率よく成果を出す人には、シンプルな「共通点」があった! 「働き方改革」がはじまり、 本書は、そんなビジネスパーソンに、「効率よく成果を出す方法」を紹介する1冊です。 著者の越川氏は、IT企業、米マイクロソフトの執行役員などを経て、現在、働き方改革の支援をする会社の代表を務めています。 その仕事の中で、クライアントの困りごとである トップ5%社員は、特別な能力や才能に長けているというよりは、「仕事が早く終わるツボ」を心得ている人です。そのため、本書で紹介する仕事術は、誰でもできるもの。 ・常に時間に追われているのに仕事が終わらず、努力だけでは限界を感じている人 トップ5%社員の五原則 |
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