『大丈夫!何とかなります 腸内環境は改善できる』免疫力を高めたいなら、腸内環境を改善しよう!
松生恒夫さん著『大丈夫!何とかなります 腸内環境は改善できる』が、主婦の友社より刊行されました。
免疫力を高めるには、腸の健康がカギ
新型コロナウィルスなどの影響もあり、食欲が落ちた、よく眠れないなど、体調が優れない人も多いのではないでしょうか。
そこで、体調を整えて、免疫力を下げないことがとても重要となってきます。免疫力が下がると、風邪をひいたり、ウイルスに感染したりする危険性が高まるからです。
そのために心がけたいのが、腸の健康です。さまざまな研究により、腸は「免疫力を高めて、病気にかかりにくくする」「腸内環境を整えると、全身の健康に寄与する」など、すばらしい働きをすることが明らかになりました。
本書では、腸に関する著書も多いエキスパート、松生恒夫さんによる、腸によい食べものや運動、生活習慣などを紹介しています。
◆和食+オリーブオイルのすすめ
腸におすすめの食事法は、伝統的な和食にオリーブオイルを加える「地中海式和食(R)」。伝統的な和食とは、旬の食材を選び、肉類は控えめ、穀物、野菜、魚介類、大豆製品や発酵製品をバランスよく食べるというスタイル。
ここに不足しがちな脂質としてエキストラヴァージンオリーブオイルを加えるというのが、地中海式和食(R)です。
◆ファミレスやコンビニ食でも腸力アップはできる
ファミレスやコンビニ食でも、腸にいい食事は可能です。たとえば、ファミレスで食事をするときは、食物繊維を意識して和食をチョイス。丼ものなど一品で食事が完結するものではなく、品数の多い定食にしましょう。
サラダはシンプルなグリーンサラダよりも海藻やきのこ、温野菜が入った具だくさんのものを選んでください。
最近は健康に配慮した食べものも増えているコンビニでは、必ず成分表をチェックすること。できるだけ食品添加物や脂肪分の少ないものを選ぶといいでしょう。
なるべくおかずがたくさん入った幕の内弁当やおでんがおすすめです。
また、飲みものは常温のものや温かいものを選ぶこと。暑いからといって冷たい飲み物をゴクゴク飲む、アイスクリームやかき氷などを食べるとたちまち腸が冷えてしまうので避けましょう。
◆ぬるめのお風呂にゆっくりつかろう
温かいお湯につかる入浴は腸を温め、その動きをよくする手っ取り早い方法です。38~40℃くらいのお湯にゆっくりつかると、副交感神経が優位になって心身ともにリラックス。腸管運動を促すので、腸内にたまったガスもおならとして排出しやすくなるでしょう。
冷えの自覚がある人は、ぬるめのお湯に20~30分ゆっくりとつかる半身浴がおすすめです。
本書では他にも、腸にいい食べものや簡単な運動、マッサージなどを紹介しています。どれもお金がかからず、すぐに実践できるものばかりです。
普段は忙しくてなかなか腸にいい生活ができない人も、ぜひ、気になったものを試してみてください。
著者プロフィール
著者の松生恒夫(まついけ・つねお)さんは、1955年東京都生まれ。松生クリニック院長。医学博士。
1980年東京慈恵会医科大学卒業。同大学第三病院内科助手、松島病院大腸肛門病センター診療部長を経て、2004年松生クリニック開業。
日本内科学会認定医、日本消化器内視鏡学会認定専門医・指導医、日本消化器病学会認定専門医。専門領域は大腸内視鏡検査(現在までに5万件以上を施行)、生活習慣病としての大腸疾患、地中海式食生活など。テレビ、ラジオなどメディア出演、著書多数。
大丈夫! 何とかなります 腸内環境は改善できる 松生恒夫 (著) 腸は、体と心の元気の基本です。食生活の工夫、ストレスの軽減、冷え防止、適度な運動で、腸力アップをめざしましょう! 免疫力を高めて病気にかかりにくくする、腸内環境を整えて全身の健康に寄与するなど、腸は、私たちの体と心にとって、素晴らしい働きをすることが明らかになっています。 |
◆『バナナのすごい健康長寿力』高血圧、高血糖、肥満、胃腸の不調から、免疫力、便秘、不眠、肌の若返りまで! | 本のページ
◆『70歳からは腸ボケ予防で最高の老後をかなえる』加齢で腸も「ボケる」 腸ボケ=腸管の機能低下を防ぐコツを紹介 | 本のページ
◆『死ぬまで若々しく健康に生きる 老けない食事』健康に長生きするカギを握るのは“腸内細菌”だ! | 本のページ
◆『「週末グルテンフリー」ですっきり快便、ぐっすり快眠!』いつも好きなものを食べて、週にたった一度の「グルフリ」で毎日快調! | 本のページ