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『公式より大切な「数学」の話をしよう』若き天才が語る「数学」が人生の武器になる理由

ステファン・ボイスマンさん著『公式より大切な「数学」の話をしよう』(訳:塩﨑香織さん)

ステファン・ボイスマンさん著『公式より大切な「数学」の話をしよう』(訳:塩﨑香織さん)

ステファン・ボイスマンさん著『公式より大切な「数学」の話をしよう』(訳:塩﨑香織さん)が、NHK出版より刊行されました。

 

「数学」は人生の武器になる! 数学による人生の指南書が発売!

数学は自分と無関係と思っていませんか?
実際にはルート検索やSNS、世論調査、医療現場にいたるまで、数学がなければ社会も生活も成り立ちません。

 
本書『公式より大切な「数学」の話をしよう』では、20歳でストックホルム大学最年少博士号を取得した若き天才数学者が、身近な事例をもとに数学を通して社会や世の中のしくみへの理解を深める方法を解説。

難しい公式や数式を使わなくても簡単にわかり、人生を豊かにする数学の力について語りつくします。

 
「どこで数学が使われているのか、どのように使われているのか、少しでも理解すると社会との付き合い方が上手になります。この本はその手助けになります。」
―― 数学者 柳谷 晃さん(本書解説より)

 
「数学は役に立つ」。この本を通して著者が伝えたいのはまさにこのこと。
たとえば、Netflixなどを見ていて、自分の好みでない「おすすめ作品」が表示されることはないでしょうか? そんな身近なところにも「数学」は活用されています。

映画1本、ドラマ1作品をそれぞれ1個の円で示すとして、3作の映画ではこの図のようになります。ここから、ユーザーの好みと各作品のマッチ度がどうなるかがわかるのです。

はたして、あるユーザーがNetflixで〈アイアンマン〉だけを見ていたとして、このユーザーは〈アイアンマン2〉と〈ブループラネット〉のどちらをより気に入るでしょうか?

 
また、「明日は晴れ」の天気予報はどれくらい信じるべきでしょうか。天気予報は当たらないと以前はよく言われていましたが、数学のおかげで天気予報の精度は飛躍的に向上しました。はたして翌日、そして翌週の天気予報の正解率とは?

 
あるいは、「昔よりいまのほうが生活は楽」というのは真実でしょうか。現代の可処分所得が増えたかどうかを確認するにも、関連する数値の選び方によっては間違った事実へと導かれてしまいます。

本書では、統計や世論調査など「数字にだまされない」ためのコツも紹介しています。

 
世界がますます複雑化しているいま、数学こそがこの状況をあつかいやすくするためのツールであると著者は言います。本書を通して、「人生の武器」を手に入れてみませんか?

 
※WEBマガジン「本がひらく」では、本書の抜粋を2回にわたって公開しています(https://nhkbook-hiraku.com/n/n80bcb8712c70)。

 

本書の構成

はじめに――数学は何の役に立つのか

1 数学はどこにでもある――最短ルートはどう決まる?

2 「数」に真実はないのか――1+1=3?

3 数学を使わない生活――1と2のちがいを認識するには?

4 はるか昔の数学――シュメール国家の簿記、古代エジプトの租税計算

5 変化は続く――「明日は晴れ」の予報を信じるべきか?

6 不確実なものを把握する――数字にだまされるな!

7 想像上の散策――最短ルートを考える

8 数学は役に立つ――身のまわりの世界を理解するために

 

著者プロフィール

著者 (c) Merlijn Doomernik

著者 (c) Merlijn Doomernik

著者のステファン・ボイスマン(Stefan Buijsman)さんは、1995年、オランダ、ライデン生まれ。15歳でライデン大学に入学し、天文学、コンピュータサイエンス、哲学を学ぶ。18歳で修士号を取得。その後、スウェーデン、ストックホルム大学で通常4年の課程を18か月で修了、20歳でストックホルム大学最年少博士号を取得。現在はストックホルムの研究機関で数学の哲学の特別研究員(PD)。

2018年、数学がテーマの児童書(共著)を刊行。同年に刊行された本書『公式より大切な「数学」の話をしよう』は18か国で出版が決定したほか、オランダ文学基金による「2018年注目のノンフィクション10冊」にも選出された。2020年、AIをテーマにした新作を上梓。オランダ、デン・ハーグ在住。

 

公式より大切な「数学」の話をしよう
ステファン・ボイスマン (著), 塩﨑 香織 (翻訳)

「数学は役に立つ」。僕が伝えたいのはこのことだ。ルート検索やSNS、世論調査、医療現場にいたるまで、数学がなければ社会も生活も成り立たない。
難しい公式や数式を使わなくても簡単にわかり、人生を豊かにする数学の力を紹介しよう――

なぜ好みでない「おすすめ作品」が選択されるのか。「明日は晴れ」の天気予報は信じるべきか。
賃金格差の数字から見える真実とは。
20歳でストックホルム大学最年少博士号を取得した若き数学者が、身近な事例をもとに数学を通して社会や日常をより理解する方法を解説。
数学嫌いの中高生や文系の大人も必読の、数学による人生の指南書。

「どこで数学が使われているのか、どのように使われているのか、少しでも理解すると社会との付き合い方が上手になります。この本はその手助けになります。
数学だけが大切なわけではありません。数学は多くの大切なことの1つの例です。
しかし、数学は生きている人から一番離れていると思われる分野でもあり、どうしても必要な分野でもあるのです。本当に数学は必要なのか、と思われるかもしれませんが、この本はその誤解を解いてくれるでしょう」 数学者 柳谷 晃(本書解説より抜粋)

 
【関連】
「数学」は人生の武器になる! 数学嫌いの中高生や文系の大人も必読。『公式より大切な「数学」の話をしよう』より〔前編〕|本がひらく

 


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