『会社に行きたくない。さて、どうする?』サラリーマンが引きこもりたくなる深層心理とその対処法
クロスメディア・パブリッシングは、和田秀樹さん著『会社に行きたくない。さて、どうする?』をインプレスより刊行しました。
出社再開の6月――「会社に行きたくない…」は、実は心身の不調のサイン
新型コロナウイルスの感染拡大によりテレワークへの移行が進みましたが、今でも日本では「仕事=会社に行く」という側面が強く、会社に行かなければ話にならないという強迫観念が多くの人の心を支配しています。
「会社に行きたくない」と思うことは誰でもあるでしょう。上司がイヤで行きたくない、仕事のノルマがきつい、在宅勤務に慣れて、満員電車に乗るのがイヤ……など、その原因は様々。ただ、共通して言えるのは、「会社に行きたくない」という気持ちがあり、それは心身の不調を示すサインであること。あなたはすでに自分が想像する以上にストレスや不安、不満などを溜め込んでいる可能性があります。
この心身からのサインを軽視してはいけません。たいしたことない、と思ってやり過ごしていると、ある時、ポキンと心が折れて、本当に会社に行けなくなってしまうかもしれません。
サラリーマンが「引きこもり」や「うつ」になる深層心理と解決策を精神科医が解説
今、中高年の引きこもりの増加が社会問題化しています。実際に「引きこもり」や「うつ」になってしまう前に、適切な対処をしていれば防ぐこともできると、本書の著者で精神科医の和田秀樹さんは語ります。
大事なのは、「なぜ自分は会社に行きたくないと思うか」を知ること。それによって対応の仕方が変わるからです。
本書では、「会社に行きたくない…」の裏にある深層心理と、その対処法を様々な角度から検証し、「さて、どうする?」の答えを導き出していきます。
本書の構成
1章 なぜ、会社に行きたくないのか?
2章 人づき合いがどんどん億劫になるワケ
3章 ガマンしない生き方―「安楽生」のすすめ
4章 怒り、不安、焦り…悩みのもとを取り除く一問一答
5章 100%前向きになれる10の習慣
著者プロフィール
著者の和田秀樹(わだ・ひでき)さんは、1960年大阪府生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在は精神科医。和田秀樹こころと体のクリニック院長。和田秀樹カウンセリングルーム所長。国際医療福祉大学教授(医療福祉学研究科臨床心理学専攻)。一橋大学経済学部非常勤講師(医療経済学)。川崎幸病院精神科顧問。
著書に『感情的にならない本』『自分が高齢になるということ』『50歳からの勉強法』など多数。
会社に行きたくない。さて、どうする? 和田 秀樹 (著) 「会社に行きたくない」と思うことは誰でもあるでしょう。月曜の朝や疲れている日の朝は、とくにそうでしょう。とはいえ、簡単に休むわけにはいかず、気持ちを切り替えて出勤している人も多いはずです。 |
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