『齋藤孝の 知の整理力』 何気ない会話で「知性のある人だな」と思われる!齋藤孝さんが教える、知識の整理とアウトプット術
かんき出版は、齋藤孝さん著『齋藤孝の 知の整理力』を2017年8月1日より発売します。
膨大な知識を集めても、それだけではただの“雑学王”
「この人は知性のある人だな」と感じる人は、どんな人ですか?
たとえ知識をたくさん持っていても、「知性的」であるとは限りません。膨大な知識を、つながりなく、バラバラに持っていたとしても、それは「知性ある人」とは言えず、ただの「雑学王」になってしまうだけです。
“知的な人”とは、知識の量の問題だけでなく、その知識を自分のものとして取り入れ、適切な場面で上手にアウトプットできる人のことではないでしょうか。
それができれば、知識をひけらかすのではなく、普段の会話の中で「この人は知性のある人だな」と思ってもらえるでしょう。“知的な人”との印象は、信頼感にもつながるため、ビジネスシーンでもとても有効です。
そんな“知的な人”になれる方法を伝授するのが本書です。
つきつめていえば、知性とは「言葉」であり、「相手に伝える力」。そういう意味で、知識は、「最高のコミュニケーションスキル」でもあるのです。たくさんの情報に接しているのにイマイチ「身になっていない」人、なぜか相手に「伝わらない」と感じている人は必読です。
齋藤孝さんに学ぶ、知識の整理術!
著者は、教育学者であり現役の大学教授でありながら、多くの著書を持つ作家でもある齋藤孝さん。さまざまな分野に造詣が深く、各メディアからも引っ張りだこです。
齋藤さんの考える知的な人とは、「問題解決能力」が高く、さらに「知識が豊富」な人。本書では、そんな知的な人に近づける“頭の整理法”を解説します。
齋藤さんが日ごろから実践している、知識や情報を頭の中で整理する方法や、自分の経験に引きつけ「生きた知識」にする方法、知識の強化法、そしてそれらを適切な場面でアウトプットする方法などを紹介。
また、最終章では、ビジネスパーソンに向けて、プレゼンテーションと会議の場面で使える「知」の生かし方も解説しています。知性を磨きたい、深みのある大人になりたい人にお勧めの一冊です。
『齋藤孝の 知の整理力』 目次
第1章 【アウトプット】「知」は、伝わるからこそ生きるもの
第2章 【整理1】経験に引きつけられた「知」は強い
第3章 【整理2】「知」が整理されていると、賢く見える
第4章 【強化】「知」を磨くための読書術
第5章 【インプット】知的な人は、「知」を味方にしている
齋藤孝さん プロフィール
著者の齋藤孝(さいとう・たかし)さんは、1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。
『語彙力こそが教養である』(KADOKAWA)や『強くしなやかなこころを育てる! こども孫子の兵法』(日本図書センター)をはじめ、教養や読書術、教育論などをテーマにした多数の著書がある。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で「新潮学芸賞」を受賞。日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で「毎日出版文化賞特別賞」を受賞している。
数万冊分の情報をストックして、知的アウトプットにつなげる“頭の整理法”
「知的な人」とは、どんな人でしょうか。あなたはどんなイメージをもっていますか?
頭が切れる? 知識をたくさん持っている? ちょっとした言葉にも、教養が感じられる人?
私は、知的な人とは、「問題解決能力」が高く、さらに「知識が豊富」な人と考えます。
これは車の両輪のようなもので、どちらが欠けても「知性的」とは言えません。
お互いがお互いを補完し合っているからです。
知的な人は、普通の人たちとどこが違うのでしょう?
それは、「頭の整理の仕方」です。
知性のある人は、どれだけ膨大な情報やデータが入ってきても、きちんと頭の中で適切にまとめ、処理をして、最後には「知的アウトプット」につなげます。
本書では、知識のインプットから、頭の中の整理、知的で生産的なアウトプットまで、知的生産の技術をすべて公開。
知性を磨きたい、深みのある大人になりたい人にお勧めの1冊です。
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