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「本の紹介」に関する記事

一木けいさんが複数恋愛を描く『彼女がそれも愛と呼ぶなら』が刊行

一木けいさんの長編恋愛小説『彼女がそれも愛と呼ぶなら』が幻冬舎より刊行されました。   その愛を世間は「過ち」と呼ぶのかもしれない――。   「一木さんの物語は感情をえぐる。 どの世代にも時代にもこんなに寄り添える一木さんの才能が恐ろしい。」 ――最上もがさん ★最上もがさんの推薦コメント全文はこちらから:https://www.gentosha.co.jp/topic/det […]


五木寛之さん初のテーマ別作品集〈五木寛之セレクション〉第4弾『サスペンス小説集』が刊行

東京書籍は、五木寛之さんの初となるテーマ別作品集の第4弾『五木寛之セレクションIV【サスペンス小説集】』を刊行しました。   ヘッセの本にはさまれた一枚の葉っぱ、人間を襲う黒い鳩の群れ、子守唄に隠された悲劇など、この世はミステリアス! 時代を超えて読み継がれゆく、五木寛之さんの永遠の名作集第4弾は、近代化のひずみが生んだ怖れと悲哀を伝える物語を5編収録。 巻末には、「桐野夏生との対談解説 […]


『デレク・ジャーマンの庭』が約30年ぶりに新訳復刊

創元社は、デレク・ジャーマン著『デレク・ジャーマンの庭』を山内朋樹さんの新訳により約30年ぶりに復刊しました。   不朽の名作、約30年ぶりに新訳復刊 近年再評価の機運が高まる映像作家のデレク・ジャーマン。 彼はHIV感染が判明した1986年から、イギリス南東部の最果ての岬、原子力発電所にほど近いダンジネスに移り住みました。そして死の直前まで「プロスペクト・コテージ」と呼ばれる小屋と庭を […]


「文學界」6月号は尾崎世界観さん4年ぶりの新作中編「転の声」を一挙掲載 加納愛子さん×町屋良平さん対談も

文藝春秋が発行する文芸誌「文學界」2024年6月号(5月7日発売)にて、尾崎世界観さんの新作小説「転の声」が掲載されます。   「文學界」編集長・浅井茉莉子さんの言葉 芥川賞候補作「母影」から4年。尾崎世界観さん待望の最新作「転の声」(230枚)が一挙掲載となります。声に不調を抱えるロックバンドのフロントマンは、自分達のライブのチケットの高騰を心の拠り所にしーーその先に、今までのライブ観 […]


第5回大藪春彦新人賞受賞作家・浅沢英さん長篇デビュー作『贋品(がんぴん)』が刊行

2021年に第5回大藪春彦新人賞を受賞した浅沢英さんのデビュー長篇小説『贋品(がんぴん)』が徳間書店より刊行されました。   「10億円ほど稼いでみぃひんか」 売れれば48億!バレたら破滅!   【あらすじ】 ピカソの贋作づくりに命を懸けた者たちを描く、戦慄のアートサスペンス 第5回大藪春彦新人賞作家、渾身の長篇デビュー作 亡き父の友人だという山井からの提案が、地獄の日々の始ま […]


LGBTQ考察エッセイ『彼氏が女装をはじめました…』が配信

4コマ漫画&イラストとともに綴ったLGBTQ考察エッセイ、石野リサさん作・グローリア尾藤さん画『彼氏が女装をはじめました…』がimpress QuickBooksより電子書籍として発売されました。   日常にある多様性の理解を深めながら、くすっと笑えるエピソードを4コマ漫画&イラストとともに綴る、LGBTQ考察エッセイ 本書は、LGBTQについて、当事者の”パートナー“の目線から綴った貴 […]


「創作大賞2023」別冊文藝春秋賞!秋谷りんこさん〈お仕事ミステリー〉『ナースの卯月に視えるもの』が書籍化

応募総数33,981件の日本最大級の創作コンテスト「創作大賞2023」(主催:note)にて「別冊文藝春秋賞」を満場一致で受賞した、秋谷りんこさんの『ナースの卯月に視えるもの』が書籍化され、文春文庫より刊行されました。   病棟で起こる小さな奇跡――元看護師が贈る、命の物語 本書は、元看護師のキャリアを存分に活かした秋谷りんこさんのデビュー作です。 特別審査員として別冊文藝春秋賞の選考に […]


「異物」があったら切除するべき? 川瀬はるさんコミック『おはよう、しっぽ』が刊行

文藝春秋のコミックサイト「BUNCOMI」で連載された、川瀬はるさんの「おはよう、しっぽ」が書籍化されました。   佐々木ムギ33歳、尻尾つき――。 川瀬はるさんは2021年『私をとり戻すまでのふしぎな3日間』で漫画家デビュー。主体性なく曖昧に生きてきた主人公が、同棲相手の家出をきっかけに自分と向き合い再生していく様を描いた同作品が、性別を問わず共感と話題を呼び、『おはよう、しっぽ』が初 […]


空木春宵さん第2作品集『感傷ファンタスマゴリィ』が刊行

『感応グラン=ギニョル』の著者・空木春宵さんの第2作品集『感傷ファンタスマゴリィ』が東京創元社より刊行されました。   この呪いも、縛めも、わたしたちが解く――。 19世紀末のフランス・パリを舞台に、故人の姿を見ることができる特別な幻燈機の製作を得意とする職人ノアが、鏡だらけの奇妙な屋敷で暮らすマルグリットの依頼で5年前に亡くなった彼女の妹シャルレーヌの過去を読み解くうち、姉妹の秘密に呑 […]


ヒトは働かずにはいられない?新しい労働の人類史『仕事と人間 70万年のグローバル労働史』が刊行

ヨーロッパ中心の労働史観に風穴を開ける、人類始まって以来の労働の世界史、ヤン・ルカセンさん著『仕事と人間 70万年のグローバル労働史』(上・下)がNHK出版より刊行されました。   仕事に見出す人生の意味、協力する喜び、そして公平性への希求は、狩猟採集時代から私たちのDNAに組み込まれている 本書『仕事と人間 70万年のグローバル労働史』の著者は、労働史を専門とする歴史学者でアムステルダ […]