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木爾チレンさん『みんな蛍を殺したかった』『私はだんだん氷になった』宛名入りサイン本キャンペーンを開催

芳林堂書店高田馬場店では、木爾チレンさんの既刊単行本『みんな蛍を殺したかった』と『私はだんだん氷になった』(ともに二見書房)を予約・購入された方に宛名入りサイン本を作成・販売するキャンペーンを5月31日(金)まで開催中です。

 

『みんな蛍を殺したかった』『私はだんだん氷になった』宛名入りサイン本キャンペーン 開催概要

芳林堂書店高田馬場店では、受付期間中に『みんな蛍を殺したかった』『私はだんだん氷になった』のどちらか、または両方の書籍を予約された方に、宛名入りサイン本を販売します。サイン本の用意が整い次第、お渡しまたは代引発送します

 
■受付期間:2024年5月31日(金)まで

■申込み方法:芳林堂書店高田馬場店の店頭または電話、メールにて受付け。

★詳細:http://www.horindo.co.jp/t20240425/

 

著者プロフィール

木爾チレン(きな・ちれん)さんは、1987年生まれ、京都府出身。大学在学中に応募した短編小説「溶けたらしぼんだ。」で、新潮社「第9回女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞。2012年、美しい少女の失恋と成長を描いた『静電気と、未夜子の無意識。』(幻冬舎)でデビュー。その後、少女の心の機微を大切に、多岐にわたるジャンルで執筆し、作品表現の幅を広げる。

他の著書に、引きこもりの少女の部屋と京都が舞台の恋愛ミステリ『これは花子による花子の為の花物語』、切なく温かい青春ミステリー『そして花子は過去になる』(ともに宝島社)、黒歴史と少女の淀みを描いたミステリ『みんな蛍を殺したかった』、辛い現実を生きられなかった少女たちが誰にも言えない恋に縋ったゆえの禁断の黒歴史ミステリ『私はだんだん氷になった』(ともに二見書房)などがある。

 

※以下はAmazonへのリンクです。サイン本を希望される方は芳林堂書店高田馬場店にてご購入ください。

みんな蛍を殺したかった
木爾 チレン (著), 紺野 真弓 (イラスト)

――みんな誰かを殺したいほど羨ましい。

美しい少女・蛍が線路に身を投じる。
儚く散った彼女の死は後悔と悲劇を生み出していく――

「女による女のためのR-18文学賞」優秀賞受賞者である著者が、原点に立ち返り、少女たちのこころの中に巣くう澱みを鮮烈な感性で抉り出す。

京都の底辺高校と呼ばれる女子校に通うオタク女子三人、校内でもスクールカースト底辺の扱いを受けてきた。
そんなある日、東京から息を呑むほど美しい少女・蛍が転校してきた。
生物部とは名ばかりのオタク部に三人は集まり、それぞれの趣味に没頭していると、蛍が入部希望と現れ「私もね、オタクなの」と告白する。
次第に友人として絆を深める四人だったが、ある日、蛍が線路に飛び込んで死んでしまう。
真相がわからぬまま、やがて年月が経ち、蛍がのこした悲劇の歪みに絡めとられていく――

少女の心を繊細に描く名手による初のミステリ作品

私はだんだん氷になった
木爾 チレン (著), 紺野 真弓 (イラスト)

この小説は私の黒歴史であり、これからの黒歴史になるだろう。(著者)

辛い現実を生きられなかった少女たちが、誰にも言えない恋に縋ったゆえの、禁断の黒歴史ミステリ。

最愛の父は、エベレスト登頂間際で猛吹雪に巻き込まれ凍死した。学校では陰湿ないじめを受け、家に帰れば義父に性的暴力を振るわれる。
氷織の唯一の生き甲斐はアイドル・四宮炭也の推し活だけだった。だが感染病流行によって推しのライブが中止になったことをきっかけに、氷織は推しの「なりきり」とのやりとりにのめり込むようになる。顔を見たこともない相手への恋――。それがすべての悲劇の始まりだった。

前作『みんな蛍を殺したかった』に引き続き、「女による女のためのR-18文学賞」優秀賞受賞者である著者が、少女たちのこころの中に巣くう澱みを鮮烈な感性で抉り出す。

 
【関連】
木爾チレン先生『みんな蛍を殺したかった』『私はだんだん氷になった』 (二見書房/既刊単行本)お宛名入りサイン本キャンペーン | 芳林堂書店

 


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