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第5回大藪春彦新人賞受賞作家・浅沢英さん長篇デビュー作『贋品(がんぴん)』が刊行

2021年に第5回大藪春彦新人賞を受賞した浅沢英さんのデビュー長篇小説『贋品(がんぴん)』が徳間書店より刊行されました。

 

「10億円ほど稼いでみぃひんか」 売れれば48億!バレたら破滅!

 
【あらすじ】

ピカソの贋作づくりに命を懸けた者たちを描く、戦慄のアートサスペンス
第5回大藪春彦新人賞作家、渾身の長篇デビュー作

亡き父の友人だという山井からの提案が、地獄の日々の始まりだった――。
東大阪の施設に本物の「ピカソ」がある。
それを一時的に持ち出しすべてデータ化して、本物そっくりの贋作をつくり、売る!
にわかには信じがたい話だ。
しかし、元学芸員の下調べで真作認定済み、絵を持ち出す段取りも終えているという。
狙うは中国人メガコレクター。
騙し通せれば40億円以上での売却も夢ではない。
チーム4人で割れば、一人頭10億円。だが、バレたら死が待っている。
多額の借金を抱えていた佐村は、この危険な賭けに乗ると決意する!

本物より「本物」な贋作をつくれ!

 
<推薦コメント>

「恐ろしい新人を世に送り出してしまった。あなたは作家の飛翔の瞬間に立ち会うことになる。心して読んでほしい」
――今野敏さん

「静謐と狂熱を同居させる離れ業に驚愕した。この才能に刮目せよ!」
――馳星周さん

 

著者からのコメント

「贋作をつくるのは悪い奴らで、騙されるのは可哀想な被害者」という概念を覆す物語をかきました。最新テクノロジーを知れば知るほど贋作は難しいと思いましたが、この物語を書き終えて、贋作をつくれてしまう世界が近いことを感じています。

――浅沢英

 

著者プロフィール

浅沢英(あさざわ・えい)さんは、1964年生まれ、大阪市出身。「萬(まん)」(受賞時のタイトルは「夜会」)で第5回大藪春彦新人賞を受賞。

 

贋品
浅沢英 (著)

\ 第5回大藪春彦新人賞作家/
 \  渾身のデビュー作 /

売れれば48億! バレたら破滅!
ピカソの贋作づくりに命を懸けた者たちを描く、戦慄のアートサスペンス

 


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