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【2018年度啓文堂大賞】時代小説文庫部門は簑輪諒さん『最低の軍師』が受賞

啓文堂書店は、2018年度啓文堂大賞の時代小説文庫部門(時代小説文庫大賞)の受賞作品を発表しました。

 

『最低の軍師』が売上トップ!啓文堂書店全店において受賞記念フェアを開催

2018年度啓文堂大賞の時代小説文庫部門(時代小説文庫大賞)は、7月から開催された候補作品フェアの結果、期間中にもっとも売上が多かった簑輪諒さんの『最低の軍師』(祥伝社)に決定しました。

啓文堂書店では、大賞を受賞した『最低の軍師』について、9月から啓文堂書店全店において受賞記念フェアを開催します。

なお、候補作品フェアの上位3作品は以下のとおりです。

 
【上位3作品】

■大賞:『最低の軍師』(簑輪諒さん/祥伝社)

■2位:『天命 おいらん若君徳川竜之進』(鳴神響一さん/双葉社)

■3位:『地獄耳 1』(和久田正明さん/二見書房)

受賞作品の詳細等は、http://www.keibundo.co.jp/award/prize/detail/2018_7.html をご覧ください。

また、候補作品の一覧は、http://www.keibundo.co.jp/award/selection/detail/2018_5.html をご覧ください。

 

啓文堂大賞とは

「啓文堂大賞」は、京王線・井の頭線沿線地域を中心に31店舗(2017年12月現在)を展開する啓文堂書店が主催。

各出版社と啓文堂書店のジャンル担当の推薦により選定された10~15作品の候補作を、啓文堂書店全店で「候補作フェア」として1ヶ月間販売した中で、最も売上の多い作品が大賞受賞作となります。

文庫大賞(文庫部門)、文芸書大賞(文芸書部門)、時代小説文庫大賞(時代小説文庫部門)、新書大賞(新書部門)、ビジネス書大賞(ビジネス書部門)、雑学文庫大賞(雑学文庫部門)で構成。

 

最低の軍師 (祥伝社文庫)
永禄八年、上杉輝虎(謙信)が義を掲げ、下総国臼井城に侵攻を開始した。総勢一万五千といわれる上杉軍に対し、臼井の兵は二千ほど。後ろ盾となる北条家からの援軍は、わずか二百五十余であった。抗戦か降伏か、紛糾する城内をまとめるため、北条の武将松田孫太郎は道端の易者を軍師に仕立てた。白井浄三である。ところが、浄三は想像を絶する奇策を次々と画策し…。

 
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