【2020年度啓文堂大賞】一般文庫部門は まさきとしかさん『あの日、君は何をした』が受賞
啓文堂書店は12月1日、2020年度啓文堂大賞の一般文庫部門(文庫大賞)の受賞作品を発表しました。
まさきとしかさん『あの日、君は何をした』が売上トップ!啓文堂書店全店において受賞記念フェアを開催
一般文庫部門(文庫大賞)は、10月から開催された候補作品フェアの結果、期間中にもっとも売上が多かったまさきとしかさん著『あの日、君は何をした』(小学館文庫)に決定しました。
啓文堂書店では、大賞を受賞した『あの日、君は何をした』について、12月から全店において受賞記念フェアを開催します。
なお、候補作品フェアの上位3作品は次の通りです。
【上位3作品】
■大賞:『あの日、君は何をした』(まさきとしかさん/小学館)
■2位:『夫の骨』(矢樹純さん/祥伝社)
■3位:『BUTTER』(柚木麻子さん/新潮社)
詳細は、http://www.keibundo.co.jp/award/prize/detail/2020_3.html をご覧ください。
また、候補作品の一覧は、http://www.keibundo.co.jp/award/selection/detail/2020_2.html をご覧ください。
啓文堂大賞とは
「啓文堂大賞」は、京王線・井の頭線沿線地域を中心に約30店舗を展開する啓文堂書店が主催。
各出版社と啓文堂書店のジャンル担当の推薦により選定された10~15作品の候補作を、啓文堂書店全店で「候補作フェア」として1ヶ月間販売した中で、最も売上の多い作品が大賞受賞作となります。
文庫大賞(文庫部門)、文芸書大賞(文芸書部門)、時代小説文庫大賞(時代小説文庫部門)、新書大賞(新書部門)、ビジネス書大賞(ビジネス書部門)、雑学文庫大賞(雑学文庫部門)で構成。
受賞作『あの日、君は何をした』について
本書は、7月に発売されて以来増刷を重ね、現在5万7000部を突破しています。
「この小説は価値観を一変させる力がある。軽い気持ちで読み進めれば火傷するかもしれない」(内田剛さん/フリー書店員)「まさきとしかは、この1作で間違いなく飛躍する。イヤミスの先頭集団に、躍りでるはずだ」(浅野智哉さん/ライター)など読み巧者の方たちから続々熱い反響が届き、ブックファースト アトレ吉祥寺店、コーチャンフォー ミュンヘン大橋店など、全国主要書店の文庫部門で1位を獲得しています。
『完璧な母親』で話題をさらった著者が、家族の愛と闇を描いた渾身の文庫書き下ろし作品です。
あの日、君は何をした (小学館文庫) まさき としか (著) 北関東の前林市で平凡な主婦として幸せに暮らしていた水野いづみの生活は、息子の大樹が連続殺人事件の容疑者に間違われて事故死したことによって、一変する。深夜に家を抜け出し、自転車に乗っていた大樹は、何をしようとしていたのか――。 |
【関連】
▼2020年 啓文堂書店文庫大賞決定! | 啓文堂書店
◆【2021年度啓文堂大賞】時代小説文庫部門は根津潤太郎さん『看取り医 独庵』が受賞 | 本のページ
◆【2021年度啓文堂大賞】雑学文庫部門は河合敦さん『殿様は「明治」をどう生きたのか』が受賞 | 本のページ
◆【2020年度啓文堂大賞】一般小説部門は町田そのこさん『52ヘルツのクジラたち』が受賞 | 本のページ
◆【2020年度啓文堂大賞】雑学文庫部門は山﨑武也さん『気くばりがうまい人のものの言い方』が受賞 | 本のページ