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【訃報】作家・岡本好古さんが死去 戦争・歴史小説など

作家の岡本好古(おかもと・よしふる)さんが、1月7日、虚血性心不全のため京都市の自宅で死去しました。86歳。京都市出身。葬儀はすでに済んでいます。喪主は長男の篤人さん。

 
岡本好古さんは、1931年生まれ。1971年に『空母プロメテウス』で小説現代新人賞を受賞。戦争小説、歴史小説などを多数執筆。日本ペンクラブ、日本文芸家協会、日本推理作家協会に所属。

おもな著書に、『登竜門』『日本海海戦』『悲将ロンメル』『黄金郷』『夢幻のはざま』『炎の提督』『背水の陣』『元の皇帝フビライ』『漢の武帝』『遠い虹』『韓信』『巨船』『悪魔の小太陽』など。

 

背水の陣―悲将韓信の生涯
劉邦に従い趙・魏・燕・斉を滅ぼし、項羽を攻め、漢帝国の樹立に天賦の軍才を発揮した韓信はなぜ殺されたのか。国士無双といわれた男の人生。古代中国を舞台に、戦争と人間を描いた長篇歴史小説。

 
悪魔の小太陽 ~原爆投下にたずさわったアメリカ人技師の物語
キノコ雲の下を〈見なかった〉〈見えなかった〉〈見ようとしなかった〉アメリカの国家意思の頂点に位置する人々と、末端に位置する市民の逡巡と葛藤の姿を見事に描いた、迫真のノンフィクション・ノベル!

 


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