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横溝賞作家・新名智さん〈完全な密室〉をめぐる衝撃ミステリ『雷龍楼の殺人』が刊行

新名智さんの書き下ろし長編小説『雷龍楼の殺人(らいりゅうろうのさつじん)』がKADOKAWAより刊行されました。

 

密室の謎を解く覚悟はあるか?

本書は、2021年の「第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞」受賞時に選考委員の綾辻行人さん・有栖川有栖さんから激賞された、抜群のミステリセンスを持つ新名智さんが、満を持して放つ混じりっけなしの本格ミステリです。

「孤島×館×密室殺人」というド王道の舞台と事件なのに、全く予想できない展開が訪れます。

 
「完全なる密室殺人」の謎を解くのは誘拐された中学生。時間制限と命の危機に晒されながら、大好きないとこを助けるために、遠く離れた雷龍楼の事件を推理します。誘拐犯vs.探偵役の勝負の行方にご注目ください。

 
【あらすじ】
「完全なる密室」の謎を解け。横溝賞作家による衝撃不可避の本格ミステリ!

富山県の沖合に浮かぶ油夜島。この島にある外狩家の屋敷「雷龍楼」では2年前、密室で4人が命を落とす変死事件が起こった。事件で両親を失った中学生の外狩霞は、東京にいるいとこ・穂継の家へ身を寄せていたが、下校途中、何者かに誘拐される。

霞に誘拐犯は、彼女を解放する条件となる「あるもの」を手に入れるため穂継が雷龍楼へ向かったと告げる。しかし穂継が到着した夜、殺人事件が発生。その状況は2年前と同じ密室状態で、穂継は殺人の疑いをかけられる。穂継が逮捕されると目的のものが手に入らないばかりか、警察に計画を知られてしまう。穂継の疑いを晴らしたければ協力しろ、と誘拐犯に迫られた霞は、「完全なる密室」の謎解きに挑む。

 
★「完全なる密室」の謎に挑む衝撃ミステリ 新名智『雷龍楼の殺人』前代未聞の冒頭を試し読み!
https://note.com/kadobun_note/n/n877a0cb75a6a

 
<ミステリ作家も驚愕!>

何重にも仕掛けられた伏線と挑戦的な構成、そして仰天の結末。その完成度の高さに、ミステリ作家からの絶賛コメントが寄せられています。

「心してかかれ。『完全なる密室』への瞠目の挑戦!」
――今村昌弘さん

「またひとつ、本格ミステリの常識が覆される。」
――法月綸太郎さん

 

著者プロフィール

新名智(にいな・さとし)さんは、1992年生まれ、長野県上伊那郡辰野町出身。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。在学中はワセダミステリクラブに所属。2021年「虚魚」で第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉を受賞。同年、受賞作を書籍化した『虚魚(そらざかな)』でデビュー。

その他の著作に『あさとほ』『きみはサイコロを振らない』がある。

 

雷龍楼の殺人
新名 智 (著)

装丁:坂詰佳苗
装画:キギノビル

 
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