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ようこそ、狂気と謎が交錯する孤島ミステリーの世界へ!青戸しのさん×大矢博子さん×佳多山大地さん×千街晶之さん×政宗九さん×三宅香帆さん書評『ミステリーアイランド』が刊行

青戸しのさん・大矢博子さん・佳多山大地さん・千街晶之さん・政宗九さん・三宅香帆さんら6人の”孤島探求家”による、孤島ミステリー書評『ミステリーアイランド』が講談社より刊行されました。

 

絶望的で猟奇的で悪魔的! だから孤島巡りはやめられない!

本書は、会員制読書倶楽部「Mephisto Readers Club(メフィストリーダーズクラブ)」(MRC)で配信(公開)された、全66島、不朽の孤島ミステリーの書評66編を書籍化したものです。執筆陣が担当作を奪い合う「ドラフト会議」も収録。

 
【本書で紹介する孤島ミステリー66作品】

十戒/〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件/クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い/超能力者とは言えないので、アリバイを証明できません/黒祠の島/M博士の比類なき実験/あなたは嘘を見抜けない/猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数/ちぎれた鎖と光の切れ端/首切り島の一夜/予言の島/獄門島/好きです、死んでください/白昼の悪魔/信長島の惨劇/狗賓童子の島/不吉なる僧院/はじまりの島/はなれわざ/ゲストリスト/迷宮百年の睡魔 LABYRINTH IN ARM OF MORPHEUS/皮膚の下の頭蓋骨/十角館の殺人/君のために鐘は鳴る/瓶詰地獄/迷蝶の島/シャッター・アイランド/ハイビスカス殺人事件/#拡散希望/そして誰も死ななかった/孤島の来訪者/バトル・ロワイアル/ダークゾーン/そして誰もいなくなった/パノラマ島綺譚/恐るべき太陽/髑髏島の惨劇/T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのか? /生存者、一名/オルゴーリェンヌ/楽園とは探偵の不在なり/三十棺桶島/聖女の島/密室狂乱時代の殺人 絶海の孤島と七つのトリック/夏と冬の奏鳴曲/孤島パズル/凍える島/七人の証人/ホロボの神/オーデュボンの祈り/帝王死す/幻奇島/アルカトラズ幻想/仕掛島/波上館の犯罪/消える総生島 名探偵夢水清志郎事件ノート/すべてがFになる THE PERFECT INSIDER黒と茶の幻想/殺しへのライン/作家の秘められた人生/puzzle/館島/アンフィニッシュト/奇譚蒐集録 弔い少女の鎮魂歌/島はぼくらと/光を灯す男たち

 

著者プロフィール

 
■青戸しの(あおと・しの)さん
2001年生まれ、神奈川県出身。2018年夏から被写体としての活動を始め、自身やカメラマンのSNSに写真がアップされると、そのつかめない表情や雰囲気、かわいさからすぐに話題となり人気が急騰。現在は「小説現代」(講談社)にてミステリー小説の書評連載を務めるほか、映画の感想コメントを提供するなど、ライターとしても活躍の幅を広げている。

 
■大矢博子(おおや・ひろこ)さん
1964年生まれ、大分県出身。書評家。著書に『クリスティを読む!ミステリの女王の名作入門講座』(東京創元社)、『読み出したら止まらない! 女子ミステリーマストリード100』(日経文芸文庫)、『歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド』(文春文庫)など。新聞・雑誌への寄稿のほか、カルチャーセンターでのアガサ・クリスティ講座講師やラジオ出演、トークイベントなど、名古屋を拠点に活動。

 
■佳多山大地(かたやま・だいち)さん
1972年生まれ、大阪府出身。学習院大学文学部在学中の1994年、東京創元社主催の第1回創元推理評論賞に投じた「明智小五郎の黄昏」が佳作入選。以後、各紙誌で本格ミステリーの批評・書評をメインに執筆活動を続けるほか、ミステリー系の賞の選考にも多く携わる。著書に『謎解き名作ミステリ講座』(講談社)、『トラベル・ミステリー聖地巡礼』(双葉文庫)、『新本格ミステリを識るための100冊』(星海社新書)など。

 
■千街晶之(せんがい・アキユキ)さん
1970年生まれ、北海道出身。1995年「終わらない伝言ゲーム――ゴシック・ミステリの系譜」で第2回創元推理評論賞を受賞してデビュー。『水面の星座 水底の宝石』(光文社)で第4回本格ミステリ大賞評論・研究部門および第57回日本推理作家協会賞評論その他の部門をダブル受賞。著書に『ミステリ映像の最前線 原作と映像の交叉光線』(書肆侃侃房)、『ミステリから見た「二〇二〇年」』(光文社)など。

 
■政宗九(まさむね・きゅう)さん
本業は地方都市で働く書店員。1990年代半ばよりネット上にて政宗九名義でミステリ系ブログの運営やコラムなどを執筆するミステリレビュアーとして活動。本名の三島政幸名義でも貫井徳郎さん『ドミノ倒し』、太田忠司さん『遺品博物館』(以上、創元推理文庫)、我孫子武丸さん『さよならのためだけに』(徳間文庫)などの文庫解説を執筆。最新の文庫解説は天祢涼さん『罪びとの手』(角川文庫)。

 
■三宅香帆(みやけ・かほ)さん
1994年生まれ、高知県出身。文芸評論家。京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了。京都市立芸術大学非常勤講師。小説や古典文学やエンタメなどの幅広い分野で、批評や解説を手がける。2024年10月『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で書店員が選ぶノンフィクション大賞2024を受賞。著書に『人生を狂わす名著50』(ライツ社)、『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』(サンクチュアリ出版)など多数。

 

ミステリーアイランド
講談社 (編集), 青戸 しの (著), 大矢 博子 (著), 佳多山 大地 (著), 千街 晶之 (著), 政宗 九 (著), 三宅 香帆 (著)

ようこそ、狂気と謎が交錯する孤島ミステリーの世界へ。読者の脳細胞が試され、心を揺さぶられる究極の孤島は、どれだ? Mephisto Readers Club にて配信された書評66編がついに書籍化。執筆陣が担当作を奪い合う「ドラフト会議」も収録!

全66島 不朽の孤島ミステリー書評!

 
【関連】
試し読み|『ミステリーアイランド』試し読み|講談社BOOK倶楽部

 


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