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凪良ゆうさん「2023年本屋大賞」受賞作『汝、星のごとく』の紀伊國屋書店特装版を発売

紀伊國屋書店は、2023年本屋大賞、第10回高校生直木賞を受賞し、紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2023」においても1位に選出された凪良ゆうさん著『汝、星のごとく』(講談社)の紀伊國屋書店特装版を、同作が刊行1周年を迎える2023年8月6日に、紀伊國屋書店 国内店舗(洋書専門店を除く)・ウェブストア(店舗受取サービス対象外)にて一斉発売します。

 

『汝、星のごとく』紀伊國屋書店特装版が8/6発売

紀伊國屋書店特装版は、『汝、星のごとく』(講談社)の書籍に、紀伊國屋書店オリジナルカバーと帯を巻いた特別仕様で、付属品にもこだわり、物語のラストで登場する同名の作中作『汝、星のごとく』を、可能な限り忠実に再現しています。

デビュー15周年となる凪良ゆうさんへのお祝いを込めた、コレクターズアイテムとも言える一冊です。

 
<『汝、星のごとく』紀伊國屋書店特装版 仕様>

■価格:本体2,100円(税込2,310円)

■セット内容
◎凪良ゆうさん著『汝、星のごとく』(講談社)
◎紀伊國屋書店オリジナルカバー、オリジナル帯(青埜櫂バージョン)
◎二階堂絵理が暁海に宛てて書いた一筆箋
◎薫風館 二階堂絵理の名刺
◎凪良ゆうさんデビュー15周年コメント入りオリジナル栞

★詳細:https://store.kinokuniya.co.jp/event/1690510694/

 
【『汝、星のごとく』あらすじ】

風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。

 

著者の凪良ゆうさんより『汝、星のごとく』紀伊國屋書店特装版へのコメント

長い間、小説はひとりで書くものだと思っていました。
ある意味それは正しく、けれど書いた先にはたくさんの仲間がいました。
担当編集者さんをはじめ出版社のみなさん、作品を書いて、練って、作ったその先にはさらに、読者さんに物語を届けてくれる書店員さんたちがいました。
特装版『汝、星のごとく』を企画してくれた書店員さんは、「ぼくはこの物語と心中する覚悟です」と言ってくれたのです。
それほどの気持ちで、この物語を多くの読者さんへ届けたいと――。
作家としてこれほど嬉しくて頼もしい言葉はありません。
デビューして今年で15年目。節目の年に作られた特別な一冊が、この物語を愛してくれる読者さんにも同じく特別な一冊になりますように。

 

著者プロフィール

凪良ゆう(なぎら・ゆう)さんは、京都市在住。2007年に初著書が刊行され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に連続TVドラマ化や映画化された「美しい彼」シリーズなど多数。2017年に『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。

2019年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。2020年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は2022年5月に実写映画化。2020年刊行の『滅びの前のシャングリラ』は2年連続本屋大賞ノミネート、「キノベス!2021」で第1位約2年ぶり長編小説『汝、星のごとく』で、2022年12月に「キノベス!2023」で第1位を獲得、2023年に2度目の本屋大賞を受賞

 

※以下はAmazonへのリンクです。

汝、星のごとく
凪良 ゆう (著)

その愛は、あまりにも切ない。

正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。
本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。

ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。

風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。

ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。

 
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