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京王電鉄×岩井圭也さん〈街歩き短編小説〉「いつも駅からだった」第2話〈高尾山口編〉がスタート 第1話〈下北沢編〉は電子書籍として無料公開

休日ハックは、京王電鉄とReGACY Innovation Group2022年7月より開始した、鉄道・駅×地域コンテンツとの連携による移動ニーズの創出を目指す「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」の一環として、小説×街歩き体験をかけあわせた、これまでにない体験型コンテンツ「いつも駅からだった」を企画制作しています。

第1話の下北沢編に続き、第2話の高尾山口編が5月16日から開始しました。第2話は高尾山周辺を舞台とした「親子の物語」。同日より、冊子&声優の朗読音声付小説を無料配布、第2話高尾山口編の一部と第1話下北沢編の全編が電子書籍として無料公開されます。

 

この夏は小説と共に山登り! 京王沿線を舞台にしたオリジナル街歩き短編小説「いつも駅からだった」の第2話、高尾山口編がスタート

「いつも駅からだった」は、京王沿線を舞台にした短編小説シリーズで、小説家の岩井圭也さんが物語を書き下ろした完全オリジナルストーリーです。

京王沿線の駅や街、実在する商店街・店舗などの地域コンテンツを取り上げながら、「友情」や「家族の絆」などをテーマにした物語を描きます。また、小説の主人公を追体験できる内容や、現地に行かないとわからない推理要素が盛り込まれており、小説を読みながら街歩き体験が楽しめます。

第2話は高尾山周辺を舞台とした、突然不登校になった高校生の息子とその父親が共に高尾山を目指すところから始まる親子の物語です。

5月15日より、専用サイトにて小説の一部を電子書籍として無料公開。物語の全貌が描かれた短編小説の冊子は、高尾599ミュージアムやタカオネ、啓文堂書店など複数箇所で無料配布されます。途中息子から投げかけられる謎もありますので、ぜひ父親目線で推理しながら導く体験をお楽しみください。

 
また小説で登場するとあるイベントは実際に高尾山で開催されています。ぜひ小説と現実世界のリンクをご体験ください。

 
さらに、物語に没入できるよう、人気アニメの主要キャストを数多く担う声優・赤羽根健治さんを起用し、小説を朗読にて楽しむこともできます。

 
なお、専用サイトでは、施策の概要や配布スケジュール、著者・声優紹介などがご覧になれます。

★URL:https://keionovel.com/
※第1話「下北沢編」の全編を期間限定で公開します。
※第2話「高尾山口編」公開は2023年5月15日(月)14:00~

 

「いつも駅からだった」について

「いつも駅からだった」は、小説家・岩井圭也さんによる、京王沿線の駅や街、実在する商店街・店舗などの地域コンテンツが盛り込まれた完全オリジナルストーリーの書き下ろし短編小説を用いた「小説×街歩き」体験コンテンツです。

 
<第2話「高尾山口編」(テーマ:「親子の絆」)あらすじ>

中学教師・倉田和夫は高尾山を目指し、高校生の息子・龍也と新宿発のMt.TAKAO号に乗っていた。突然不登校になった息子に高尾山に行かないかと提案したところ、了承してくれたためだった。

龍也の登校拒否の理由はわからない。ただ、和夫は少し前に日記を覗き見てしまった。そこにはいじめを連想させる文言が連ねられていたのであった。登山中に事実を突き止めようとする和夫。果たしてこの親子は打ち解け、本音で話し合うことができるのか。

 
【冊子情報】

■開始日:5月16日(火)

■判型規格:A6判サイズ、本文36ページ(Web公開は28ページまで)

■配布部数:全10,000部配布予定。所定の冊数がなくなり次第終了となります。

■配布場所:
◎京王線 高尾山口駅 改札内・改札外:メディアラック 配布時間:初電~終電
◎啓文堂書店:配布店舗=仙川店・高幡店・府中本店・高尾店・渋谷店 配布時間:各店の営業時間に準ずる(詳しくは https://www.keibundo.co.jp/ をご覧ください)
※啓文堂書店では、第1話「下北沢編」の全編が楽しめる小説も無料配布します。
◎高尾599ミュージアム:配布時間 8:00~17:00(最終入館 16:30) ※休館日(6月8日(木)、7月6日(木)、8月10日(木)、9月7日(木))を除く ※高尾599ミュージアム公式HP:https://www.takao599museum.jp/about/
◎タカオネ:配布時間 8:00~19:00 ※タカオネ公式HP:https://takaone.jp/

 
〔楽しみ方〕

1.小説を入手し、読み進めるする:上記の配布場所のいずれかに行き、短編小説の冊を手に入れる。

2.街歩きを楽しむ:物語を読み終えたら、主人公が移動した道のりをたどりながら高尾山エリアを散策する。
※物語の途中にとある謎が含まれています。主人公の気持ちで推理をお楽しみください。
※推理をせず、読み物として最後まで楽しむことも可能です。

3.朗読で小説を体験する:高尾山口駅を目指す電車の中で、高尾山の山頂で――街歩きで小説を身体で味わうだけでなく、耳で小説を堪能する「新たな小説の楽しみ方」を体験する。

 

著者・岩井圭也(いわい・けいや)さん プロフィール&コメント

(撮影:橋本龍二)

(撮影:橋本龍二)

作家。1987年生まれ、大阪府出身。2018年「永遠についての証明」で第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。著書に『夏の陰』『文身』『最後の鑑定人』『付き添うひと』などがある。

 
<岩井圭也さんのコメント>

高尾山の魅力は、豊かな自然やグルメだけでなく、どんな登山客でも受け入れてくれる懐の深さにあると思います。この小説を通じて、そんな高尾山の懐深さが表現できていれば嬉しく思います。

 

声優・赤羽根健治(あかばね・けんじ)さん プロフィール&コメント

声優。千葉県出身。「THE IDOLM@STER」のプロデューサー役、「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」ルーグ・トウアハーデ役、「宇崎ちゃんは遊びたい!」桜井真一役ほか、人気アニメの主要キャストを数多く担う。

 
<赤羽根健治さんのコメント>

高尾山口駅にスポットを当てた小説の朗読をこの度読ませていただきました。これを聞いてぜひ高尾山登山や散策を楽しんで頂けたらと思います。読んでて、久々に高尾山に登りたくなりました。

 

「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」について

コロナ禍において鉄道事業は事業そのもののあり方を見直す時期に来ており、自社だけでなくスタートアップ企業をはじめとした外部企業との共創によるオープンイノベーションにより新たな人流を生み出す事業への変革に挑戦します。

10月に実施した最終審査会にて7件の提案を採択し、実証実験を順次開始しており、事業化を目指しています。

★公式サイト:https://keio.regacy-innovation.com
★Facebook:https://www.facebook.com/KEIO-OPEN-INNOVATION-PROGRAM-100163496088563/

 
【関連】
いつも駅からだった|小説×街歩き体験

 


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