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京王電鉄×岩井圭也さん〈街歩き短編小説〉「いつも駅からだった」実証実験を開始

休日ハックは、京王電鉄とReGACY Innovation Group2022年7月より開始した、鉄道・駅×地域コンテンツとの連携による移動ニーズの創出を目指す「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」の一環として、小説×街歩き体験をかけあわせた、これまでにない体験型コンテンツ「いつも駅からだった」を企画制作しました。本実証実験は、3月3日(金)から開始されます。

 

第1話は「下北沢」が舞台 3月3日(金)から冊子&声優の朗読音声付アイテムを無料配布! 同日より小説の一部を電子書籍として無料公開

「いつも駅からだった」は、京王沿線を舞台にした短編小説シリーズで、小説家の岩井圭也さんが物語を書き下ろした完全オリジナルストーリーです。

 
京王沿線の駅や街、実在する商店街・店舗などの地域コンテンツを取り上げながら、「友情」や「家族の絆」などをテーマにした物語を描きます。

また、小説の主人公を追体験できる内容や、現地に行かないとわからない推理要素が盛り込まれており、小説を読みながら街歩き体験が楽しめます。

第1話は下北沢を舞台に、メジャーデビューを果たしたタイミングで、とあるSNSの投稿をきっかけにボーカルが失踪してしまうバンドマンにまつわる物語です。

開設中の専用サイトにて、小説の一部が電子書籍として無料公開されます。物語の全貌が描かれた短編小説の冊子と、ボーカルが失踪した理由とその真相を明らかにするためのキーアイテムは、ミカン下北など複数箇所で無料配布されます。小説を読み進め、推理しながら真相を導く体験をお楽しみください。

さらに、物語に没入できるよう、アニメ「チェンソーマン」の早川アキ役などで活躍している人気声優・坂田将吾さんを起用し、小説を朗読にて楽しむこともできます。

 
★専用サイトURL:https://keionovel.com/
※施策の概要や配布スケジュール、著者・声優紹介などがご覧になれます。
※サイトでは、小説の一部のみ電子書籍としてご覧になれます。続きはぜひ現地でご体験ください。

 

「いつも駅からだった」について

「いつも駅からだった」は、小説家・岩井圭也さんによる、京王沿線の駅や街、実在する商店街・店舗などの地域コンテンツが盛り込まれた完全オリジナルストーリーの書き下ろし短編小説を用いた「小説×街歩き」体験コンテンツです。

 
<第1話「下北沢編」(テーマ:「友情」)あらすじ>

ギタリストの俊介は、ボーカルの琢磨を探していた。
琢磨の作ったメジャーデビュー曲の詞が盗作ではないかという疑惑がSNS上で話題になり、炎上しているのだ。
それなのに琢磨とは連絡が取れず、たった一言だけ《俺の気持ちになって下北沢を歩けばわかる》とだけ返ってきた。俊介は事実がわからないまま下北沢を奔走することになり…

 
【冊子情報】

■開始日:3月3日(金)初電から

■判型規格:A6判サイズ、本文32ページ(WEB公開は23ページまで)

■配布部数:全5,000部配布予定。所定の冊数がなくなり次第終了となります。

■配布場所
◎ミカン下北:TSUTAYA BOOKSTORE下北沢の入り口付近(2箇所) 配布時間:9:00~22:00
◎下北沢駅構内:メディアラック 配布時間:初電~終電
◎啓文堂書店 渋谷店:配布時間:(平日)9:30~23:00 (土・日祝)10:00~22:00

 
〔楽しみ方〕

1.小説を入手する:上記の配布場所のいずれかに行き、短編小説の冊子と物語の真相を明らかにするためのキーアイテムを手に入れましょう。

2.小説を読み進め、物語の真実を明らかにする:カフェや自宅で小説を開き、途中投げかけられる問いを推理しながら、物語の真相を明らかにしましょう。※推理をせず、読み物として最後までお楽しみいただくことも可能です。

3.朗読と街歩きを楽しむ:すべて読み終えたら、投げかけられる最後の問いに挑むため、下北沢の街を散策しましょう。小説を耳で楽しみ、街並みを目で楽しむ「新たな小説の楽しみ方」をご体験ください。

 

1日限定の配布イベント開催!

3月5日(日)には岩井圭也さんをお招きした配布イベントも実施されます。

 
開催時間中に会場に来られた方限定で、岩井さんのサイン会に参加することができます。
また、物語の全貌を明らかにした方限定で、物語に登場するバンドステッカーをプレゼントします。会場スタッフに最後の問いのクリア画面をお見せください。

 
■開催場所:ミカン下北A街区駅側正面特設スペース

■サイン会開催日時:3月5日(日)12:00-14:00

■ステッカー配布日時:3月5日(日)12:00-16:00

 

著者・岩井圭也(いわい・けいや)さん プロフィール&コメント

(撮影:橋本龍二)

(撮影:橋本龍二)

作家。1987年生まれ、大阪府出身。2018年「永遠についての証明」で第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。著書に『夏の陰』『文身』『最後の鑑定人』『付き添うひと』などがある。

 
<岩井さんのコメント>

この取り組みは単なるコラボレーションではなく、小説という表現の可能性を切り拓く試みです。沿線各地との深いつながりを持つ京王電鉄さん、豊かなコンテンツ開発力を有する休日ハックさん、そして小説家である私が出会うことでどんな色の火花が散らされるのか。ぜひ、その「現場」を目撃してください。

 

声優・坂田将吾(さかた・しょうご)さん プロフィール&コメント

熊本県出身。幅広い役を演じることができる注目の若手声優。代表作に、アニメ「チェンソーマン」(早川アキ 役)、「Fairy蘭丸~あなたの心お助けします~」(阿以蘭丸 役)、「転生王女と天才令嬢の魔法革命」(アルガルド・ボナ・パレッティア 役)などがある。コンテンツ「リモート☆ホスト」(輝石 役)、「HeavenlyHelly」(ダンセル 役)としても活動中。

 
<坂田さんのコメント>

小説の朗読のお仕事というものが初めてで緊張しましたが、岩井先生の描かれた小説の没入感が素晴らしく、集中して演じることができました。下北沢駅のスポットで聴いていただけると、より臨場感溢れる世界に没入できると思います。是非下北沢で、たくさん歩いて楽しんで、美味しいもの食べてください。

 

「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」について

コロナ禍において鉄道事業は事業そのもののあり方を見直す時期に来ており、自社だけでなくスタートアップ企業をはじめとした外部企業との共創によるオープンイノベーションにより新たな人流を生み出す事業への変革に挑戦します。

10月に実施した最終審査会にて7件の提案を採択し、実証実験を順次開始しており、事業化を目指しています。

★公式サイト:https://keio.regacy-innovation.com
★Facebook:https://www.facebook.com/KEIO-OPEN-INNOVATION-PROGRAM-100163496088563/

 
【関連】
いつも駅からだった|小説×街歩き体験

 


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