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安壇美緒さん×斉藤壮馬さん×TRIO VENTUS「“ラブカ”スペシャルナイト」開催

安壇美緒さん著『ラブカは静かに弓を持つ』(集英社)

安壇美緒さん著『ラブカは静かに弓を持つ』(集英社)

集英社は、2022年5月の発売以来、第6回未来屋小説大賞第1位第25回大藪春彦賞受賞2023年本屋大賞第2位と高い評価を受け続けている、安壇美緒さんの長編小説『ラブカは静かに弓を持つ』の累計発行部数が10万部を突破したことを記念するイベントを、6月19日(月)に開催することを決定、200名の方を無料で招待します。

『ラブカは静かに弓を持つ』の帯に推薦文を寄せた声優の斉藤壮馬さんによる朗読や安壇さんとの対談の他、ヴァイオリン・チェロ・ピアノで構成されたピアノ三重奏団TRIO VENTUSによる演奏などをお楽しみください。なお、当日はライブ配信も予定しています。

 

「安壇美緒『ラブカは静かに弓を持つ』本屋大賞2位&10万部突破記念イベント 小説×音楽×朗読 “ラブカ”スペシャルナイト」開催概要

■日時:2023年6月19日(月)17時30分開場/18時30分開演/20時頃終演予定

■会場:東京・渋谷(※当選者にのみ会場を通知)

■招待者数:200名・無料招待 
※応募者多数の場合は抽選のうえ当選者に招待状を発送します。

■内容
◎声優・斉藤壮馬さんによる『ラブカは静かに弓を持つ』朗読
◎TRIO VENTUS[鈴木皓矢さん(チェロ)、廣瀬心香さん(ヴァイオリン)、石川武蔵さん(ピアノ)]による演奏
◎斉藤壮馬さんと安壇美緒さんの対談

■応募方法:応募フォーム(https://eq.shueisha.co.jp/enq/bks_pr/rabuka_event/)よりご応募ください。 
◎厳正なる抽選の結果、当選者には5月下旬に招待状を郵送します。
◎当選者の発表は招待状の発送をもってかえさせていただきます。

■応募締切:2023年5月10日(水)23:59受信分

■注意事項◆
◎全席指定
◎招待状の転売厳禁(転売が発覚した場合は入場をお断りします。入場時には運転免許証・健康保険証など本人確認のための証明書をご提示ください)
◎車椅子を使用の方は事前にお知らせください。
◎応募は1名1回限りで、最大2席分申込み可能です。

 
【ライブ配信について】
当日、ライブ配信も実施する予定です。

★ライブ配信はこちらから:https://www.youtube.com/watch?v=UfTl-IpUNsY

安壇美緒さん 撮影:HAL KUZUYA

安壇美緒さん 撮影:HAL KUZUYA

斉藤壮馬さん

斉藤壮馬さん

TRIO VENTUS [向かって左から廣瀬心香さん(ヴァイオリン)、石川武蔵さん(ピアノ)、鈴木皓矢さん(チェロ)]

TRIO VENTUS [向かって左から廣瀬心香さん(ヴァイオリン)、石川武蔵さん(ピアノ)、鈴木皓矢さん(チェロ)]

 

『ラブカは静かに弓を持つ』について

『ラブカは静かに弓を持つ』は、ある事件をきっかけに心を閉ざしてしまった青年が、勤務先である著作権管理団体の上司の命令で音楽教室に「チェロを習う」という名目で潜入調査に入ったものの、教師や仲間とのふれあいの中で次第に変化を見せる、しかし、裁判の日が近づき…という、かつてない切なさに心震える「スパイ×音楽」小説です。

 
2022年5月の刊行にされた安壇美緒さんの小説第3作となる本書は、2022年12月に第6回未来屋小説大賞を、2023年1月には第25回大藪春彦賞を受賞しています。

 
なお、『ラブカは静かに弓を持つ』の特設サイトでは、著者・安壇美緒さんと声優・斉藤壮馬さんのスペシャル対談や、本編に登場するチェロ講師・浅葉をメインキャラクターにしたスピンオフ短編などを掲載しています。

★特設サイト:https://www.bungei.shueisha.co.jp/shinkan/rabuka/

 

著者プロフィール

著者の安壇美緒(あだん・みお)さんは、1986年生まれ、北海道出身。早稲田大学第二文学部卒業。2017年『天龍院亜希子の日記』で第30回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。

2020年に刊行した、北海道の中高一貫の女子校を舞台にした青春長編『金木犀とメテオラ』が書店員からの熱い支持を受けロングセラーに。『ラブカは静かに弓を持つ』は著作3作目となる。

 

ラブカは静かに弓を持つ
安壇 美緒 (著)

深く潜れば潜るほど、主人公と自分を重ね、浅葉先生に救われ、突き刺される。
暗い深海で一筋の光にすがるように、どうか壊れてしまわないでと願いながら、一気に読み終えました。
限られた文字数では、語りきることなどできません。
この物語はこう紡がれ、奏でられるしかなかったのだと、心から感じました。
まだずっと、余韻が残響のように、自分の中で鳴り続けています。
――斉藤壮馬さん(声優)

その人は尊敬すべき師であると同時に、得がたい友人になった。
内向的な青年の冷めた視線に映し出された世界が、次第にみずみずしく光に満ちた世界に変わっていく。
たとえその前提が裏切り行為であったにしても。
――篠田節子さん(作家)

優れた演奏を聴き終えたかのような感動が胸に満ちてくる。
嘘を重ねる主人公にこうまで味方したくなるのは、
書き手の筆に嘘がないからだろう。
〈音楽の力〉によって結びつき回復してゆく人々を、
〈言葉の力〉で描ききった希有な小説。
――村山由佳さん(作家)

武器はチェロ。
潜入先は音楽教室。
傷を抱えた美しき潜入調査員の孤独な闘いが今、始まる。
『金木犀とメテオラ』で注目の新鋭が、想像を超えた感動へ読者を誘う、心震える“スパイ×音楽”小説!

少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、以来、深海の悪夢に苛まれながら生きてきた橘。
ある日、上司の塩坪から呼び出され、音楽教室への潜入調査を命じられる。
目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠をつかむこと。
橘は身分を偽り、チェロ講師・浅葉のもとに通い始める。
師と仲間との出会いが、奏でる歓びが、橘の凍っていた心を溶かしだすが、法廷に立つ時間が迫り……

 
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