本のページ

SINCE 1991

直木賞作家・小川哲さんがパーソナリティのラジオ番組「Street Fiction by SATOSHI OGAWA」がスタート

TOKYO FMでは、2023年月4月2日(日)午前5時30分から、新番組「Street Fiction by SATOSHI OGAWA」をスタートします。

 

直木賞作家・小川哲さんがパーソナリティの新番組がスタート!

パーソナリティをつとめるのは、『地図と拳』で直木賞を受賞、今注目を集める気鋭の小説家・小川哲さん。リベラルアーツをコンセプトに、毎週日曜の朝に、ゲストを迎えた対談、本の音声レビュー、シンポジウムやイベント等のレポートなど、番組を通じ様々な気づきを届けていきます。

 
<「Street Fiction by SATOSHI OGAWA」番組概要>

■放送日時:毎週日曜日5:30~5:55

■放送局:TOKYO FM

■パーソナリティ:小川哲さん

 

小川哲さんからのコメント

小説を書くとき、よく百年後のことを考えます。小説は百年先も残るものなのでまだ生まれてもいない誰かに自分の言葉が届くかどうか、想像してみるのです。ラジオは「今」のメディアではありますが、百年後の人々が聴いても何か残るものがあればいいな、と思っております。

 

小川哲さん プロフィール

小川哲(おがわ・さとし)さんは、1986年生まれ、千葉県出身。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。

2018年に『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞第31回山本周五郎賞を受賞。2022年に『地図と拳』で第13回山田風太郎賞、2023年1月には同作で第168回直木賞を受賞。

 

地図と拳
小川 哲 (著)

「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」
日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野……。奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。

ひとつの都市が現われ、そして消えた。
日露戦争前夜から第2次大戦までの半世紀、満洲の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。日本SF界の新星が放つ、歴史×空想小説。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です