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伊集院静さん紀行文集『旅行鞄のガラクタ』が刊行 本書登場の品々を展示する「伊集院静 旅行鞄のガラクタ」展も開催

伊集院静さん著『旅行鞄のガラクタ』

伊集院静さん著『旅行鞄のガラクタ』

作家・伊集院静さんが世界中を旅しながら、旅先で出逢い、持ち帰ってきた土産品の数々について綴った紀行文集『旅行鞄のガラクタ』が小学館より刊行されました。

また、発刊を記念して2023年1月31日まで、本書登場の伊集院さんが集めた品々を展示する「旅行鞄のガラクタ展」を小学館ビル1階にて開催中です。

 

旅から持ち帰った品々にまつわるエッセイ集『旅行鞄のガラクタ』

作家・伊集院静さんが世界中を旅しながら、旅先で出逢い、持ち帰ってきた土産品の数々について綴った紀行文「旅行鞄のガラクタ」(全日空グループ機内誌『翼の王国』にて2017年6月~2020年3月まで連載)が書籍になりました。

イタリア、スペイン、フランス、ポルトガル、アメリカ、ベルギー、スコットランド、アイルランド、ケニア、エジプト、中国、日本の12カ国34話を収録。旅の思い出ともに綴られた旅情豊かな珠玉のエッセイ集です。

 
【本文より(一部抜粋)】

「色とりどりのグッズは、私と妻の、それぞれの想いが詰まった旅行鞄の中で旅をしたものである。読者の方々の好みはあるだろうが、どれひとつ、ガラクタと言い捨てられるものはない。」(まえがきより)

 

〈読んで、見て、旅する。作家と旅したちいさな宝物を展示する「伊集院静 旅行鞄のガラクタ」展〉を開催!

『旅行鞄のガラクタ』の発売を記念して、12月2日から記念イベント〈読んで、見て、旅する。作家と旅したちいさな宝物を展示する「伊集院静 旅行鞄のガラクタ」展〉が開催されます。

 
■日時:2022年12月2日(金)~2023年1月31日(火) 9時30分~17時30分
※土日祝日、12/29~1/4は閉館

■場所:小学館ビル1階(東京都千代田区一ツ橋2-3-1/地下鉄「神保町」駅A8出口直結)
[MAP] https://www.shogakukan.co.jp/company/map

■観覧料:無料

■事前予約:不要

 

著者プロフィール

著者の伊集院静(いじゅういん・しずか)さんは、1950年生まれ、山口県防府市出身。立教大学文学部卒業。「皐月」で作家デビュー。

その後『乳房』で吉川英治文学新人賞、『受け月』で直木賞、『機関車先生』で柴田錬三郎賞、『ごろごろ』で吉川英治文学賞、『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で司馬遼太郎賞を受賞。2016年紫綬褒章を受章。2021年野間出版文化賞を受賞。

『美の旅人』『夢のゴルフコースへ』『旅だから出逢えた言葉』シリーズ、『なぎさホテル』、『大人の流儀』シリーズ、『タダキ君、勉強してる?』『大人への手順』など著作多数。

 

旅行鞄のガラクタ
伊集院 静 (著)

旅から持ち帰った品々にまつわるエッセイ集

伊集院静氏が旅先から持ち帰ってきた品々への思い出を綴ったエッセイ集。全日空グループの機内誌『翼の王国』誌上で連載されたスペイン、フランス、ポルトガル、スコットランド、アイルランド、ベルギー、イタリア、エジプト、ケニア、アメリカ、中国、日本など12カ国の34話を収録。さらに本書書き下ろしのまえがきでは、フィレンツェのヴェッキオ宮殿のミニチュアについての思い出を綴っています。「私は子供の時からガラクタを拾ってポケットの中に持ち帰り、並べて置く癖がありました。時折、石ころや木の実が旅行鞄の隅から出て来て、家人に驚かれていました。」(本文より)
○ジョアン・ミロのアトリエの庭のエンドウ豆(スペイン・モンロッチ)
○ヤンキースタジアムのレインコート(アメリカ・ニューヨーク)
○三峡下りの川原の三峡石(中国・重慶)
○歓喜の丘のマツカサ(スペイン・サンティアゴ・コンポステーラ)
○ナイロビの木工職人の椅子(アフリカ・ナイロビ)
○クロード・モネが見つめた崖の漁師の人形(フランス・エトルタ)etc

【編集担当からのおすすめ情報】
コロナ禍で思うように旅に出られない人にとっても、世界中を読んで、旅することのできる写真エッセイ集です。

 


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