李屏瑤さん『向日性植物』刊行記念!著者×倉本さおりさんオンライントークイベントを開催
台湾でベストセラーとなった李屏瑤さんの小説を芥川賞作家の李琴峰さんが翻訳した『向日性植物』が光文社より刊行されました。
これを記念して、台湾文化センターと紀伊國屋書店は、著者・李屏瑤さんと書評家・倉本さおりさんによるオンライントークイベントを9月2日(金)に開催します。
「『向日性植物』(光文社)刊行記念オンライントークイベント 著者・李屏瑤氏×対談者・倉本さおり氏」開催概要
台北の女子高に入学した「私」は、先輩の小游に心を奪われる。戸惑いながらも、淡い関係に踏み込んだ「私」だが、先輩の元恋人の存在を知り……。
『向日性植物』は、惹かれ合う少女たちの、苦悩と成長の日々を瑞々しく描いた青春物語。台湾で異例のベストセラーとなった、芥川賞作家・李琴峰さんの薫り高い翻訳で贈る、新時代のレズビアン小説です。
今回のイベントでは、本作の背景、試み、台湾での反響、及び台湾LGBT/レズビアン文学の現状について話を伺います。
■日時:2022年9月2日(金)19:00~20:30
※李屏瑤さんは台湾からのオンライン登壇です。
■会場:Zoom(オンライン)
※案内メールを当日までにメールで連絡します(メール配信日:8月29日・9月2日の2回)
■料金:無料
★詳細&申込み:https://store.kinokuniya.co.jp/event/1657514635/
登壇者プロフィール
■李屏瑤(り・ヘいよう/リー・ピンヤオ)さん
1984年生まれ、台湾出身。台湾大学中国文学科卒業。台北藝術大學戯曲藝術創作研究科修了。小説家、劇作家、ライター。
2016年に『向日性植物』で作家デビュー。本作は台湾で9刷となるべストセラーに。その他の代表作に劇作《無眠》(仮訳:眠れない夜)、エッセイ集《台北家族、違章女生》(仮訳:台北家族・アウトロー女子)などがある。
■倉本さおり(くらもと・さおり)さん
1979年生まれ。書評家。共同通信文芸時評「デザインする文学」、週刊新潮「ベストセラー街道をゆく!」連載中。小説トリッパー、ダ・ヴィンチにてブックレビューを担当中のほか、文芸誌、週刊誌、新聞各紙で書評やコラムを中心に執筆。『文學界』新人小説月評(2018)、毎日新聞文芸時評「私のおすすめ」(2019)、文藝「はばたけ! くらもと偏愛編集室」(2019~21)。
TBS「文化系トークラジオLife」サブパーソナリティ。共著に『世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今』(立東舎)。
紀伊國屋書店での購入特典は書き下ろしミニ小説『百年百合』
紀伊國屋書店では、『向日性植物』の店舗購入者限定特典として、書き下ろしミニ小説『百年百合』を、2022年9月30日までの期間限定で読むことができます。
※購入レシートにダウンロード用のQRコードが表示されます。
■対象期間:2022年7月20日(水)~9月30日(金)
★詳細:https://store.kinokuniya.co.jp/event/1657592677/
向日性植物 李 屏瑤 (著), 李 琴峰 (翻訳) |
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